第60回年会プログラム 一般発表・分科会発表・ポスターセッション

〔第1会場〕C102教室(定員138席)

  • 09:30〜09:55 八木沢 滋夫(岩手県)「持続可能な民俗慣行を支える地域的要件 ─事例調査にみる地域凝集性要件と高齢者の役割に関する分析─」
  • 10:00〜10:25 今野大輔(東京都)「近現代ハンセン病の文化史的研究への一試論」
  • 10:30〜10:55 川村邦光(奈良県)「家族写真の現在をめぐって」
  • 11:00〜11:25 田野登(大阪府)「近世末妖怪話をめぐるマスコット狸の語り ─〈観光地再開発のための伝言ゲーム〉論─」
  • 11:30〜11:55 東資子(滋賀県)「他界観の物語 ─テレビ番組を事例として─」
  • 13:00〜13:25 戸田弘子(兵庫県)「『学校』というフィールド 〜調査活動における諸問題〜」
  • 13:30〜13:55 川村清志(北海道)「都市民俗学とフォークロリズム」
  • 14:00〜14:25 渡部鮎美(千葉県)「農業を中心とした生活をする人々の労働観 ─ある家族のライフヒストリーと行動記録を事例に─」
  • 14:30〜14:55 岡山卓矢(宮城県)「村落とその社会的統一性 ─宮城県白石市白川内親を事例に─」
  • 15:00〜15:25 武井基晃(山梨県)「頼れる本家と縁の選択 ─岩手県下旧武士団の制度『家附親類』から民俗慣行『頼み本家』への移行─」
  • 15:30〜15:55 藤原洋(岐阜県)「島を越える親方子方関係 ─岡山県笠岡市白石島の事例から─」

〔第2会場〕E107教室(定員252席)

  • 09:30〜09:55 佐藤亜衣(山形県)「住民と共に地域を見つめる 〜地域研究における実践の可能性を探る〜」
  • 10:00〜10:25 山下裕作(茨城県)「限界集落論の構造と民俗学の役割 ─民俗誌の利用に関する一つの提案─」
  • 10:30〜10:55 野口憲一(茨城県)「農村のNPOの民俗学的研究 ─流動的な当事者性について─」
  • 11:00〜11:25 真野俊和(新潟県)「地域自治の再編成と民俗 ─地域社会・行政・NPO―」
  • 11:30〜11:55 鳥越皓之(東京都)「沖縄の湧水利用」
  • 13:00〜13:25 佐々木かなこ(京都府)「『旅に生きる菅江真澄』─その観察眼と記述について」
  • 13:30〜13:55 渡部圭一(埼玉県)「書付・記帳と村落の権威 ─宮座文書の民俗史料学アプローチの試み─」
  • 14:00〜14:25 由谷裕哉(石川県)「能登というフィールド:九学会連合能登調査に焦点をおいて」
  • 14:30〜14:55 岸本昌良(東京都)「FOLK-LOREは偽名で1846年になぜ発表されたのか」
  • 15:00〜15:25 谷口陽子(京都府)「戦後日本における米国人人類学者による村落研究」
  • 15:30〜15:55 中生勝美(神奈川県)「アメリカの日本研究と民俗学」

〔第3会場〕B201教室(定員90席)

  • 09:30〜09:55 中里亮平(茨城県)「彼はなぜ殴られたのか─祭礼におけるもめごとの処理とルール ─東京都府中市大国魂神社くらやみ祭の事例から─」
  • 10:00〜10:25 渡部典子(兵庫県)「一式飾りと造り手 ─法勝寺一式飾りを中心として─」
  • 10:30〜10:55 上椙英之(兵庫県)「伊勢神宮渡始式の構造と変遷」
  • 11:00〜11:25 石川俊介(長野県)「祭りと祭りの間 ─生活の中の祭り・祭礼の理解へ向けて─」
  • 11:30〜11:55 鈴木良幸(愛知県)「諏訪大社上社御頭祭と供犠に関する基礎的研究 ─文書記録と現行の次第の比較を通して─」
  • 13:00〜13:25 平野孝國(新潟県)「祭りの構造と神顕彰の民俗論理 ─『新國學談叢書』を中心として─」
  • 13:30〜13:55 白川琢磨(福岡県)「祭りと権力 ─臼杵祇園祭を事例として─」
  • 14:00〜14:25 藤原喜美子(兵庫県)「竹崎観世音寺と鬼祭」
  • 14:30〜14:55 逵志保(愛知県)「『百済の里』の師走祭り ─百済王伝説と野菜の寄進─」
  • 15:00〜15:25 早瀬輝美(熊本県)「八代妙見祭の笠鉾 ─その伝承の系譜について─」
  • 15:30〜15:55 西村和正(熊本県)「からいもフェスティバルの民俗学的意義 ─熊本県大津町の取組み─」

〔第4会場〕B202教室(定員90席)

  • 09:30〜09:55 梶原宏之(熊本県)「日韓比較にみる仮面と笑い」
  • 10:00〜11:25 《分科会:済州島のヨンドンクッ》……代表者:金泰順(神奈川県)
    • 金泰順(神奈川県)「済州島ヨンドンクッの変化 ─聞き書きに見るかつてのヨンドンクッと現在のヨンドンクッの対比─」
    • 古谷野洋子(茨城県)「済州島ヨンドンクッにみる来訪神儀礼の特徴」
    • 大橋克巳(神奈川県)「海女の側から見たヨンドンクッ」
  • 11:30〜11:55 宇田川飛鳥(東京都)「田んぼになった海 ─韓国西海岸界火面の社会と干拓事業─」
  • 13:00〜13:25 ナランビリゲ(神奈川県)「モンゴル族におけるオボー祭祀 ─オトク前旗のボルトロギン・オボー祭祀の事例を中心にして─」
  • 13:30〜13:55 孫瑩珊(東京都)「台湾の冥婚習俗にみる女性の位置づけ」
  • 14:00〜14:25 田村和彦(福岡県)「近年の墓地をめぐる経験について(1) ─中国陜西省村落の事例から─」
  • 14:30〜14:55 程群(愛知県)「中国の凧に関する民俗文化」
  • 15:00〜15:25 金丸良子(千葉県)・田畑久夫(千葉県)「中国の少数民族・イ族の木地製作」
  • 15:30〜15:55 川野和昭(鹿児島県)「物言う雑草と焼畑民の記憶 ─ラオス北部と日本列島との比較から─」

〔第5会場〕E203教室(定員75席)

  • 09:30〜09:55 波平エリ子(沖縄県)「民俗学と地域活性化 ─沖縄県那覇市繁多川の事例から─」
  • 10:00〜10:25 川田桂(愛知県)「沖縄宮古島のウヤガン信仰に関する研究 ─大神島を中心に─」
  • 10:30〜10:55 澤井真代(神奈川県)「石垣島川平における祭司の神観念 ─女性神役「ツカサ」の職能と神観念の現在─」
  • 11:00〜11:25 古家信平(茨城県)「年祝いにみる死の受け入れ ─沖縄のトーカチとカジマヤの検討から─」
  • 11:30〜11:55 福島邦夫(長崎県)「九州西部離島における巫女舞について」
  • 13:00〜14:25 《分科会:地域の博物館における民俗継承へのかかわり》……代表者:清水満幸(山口県)
    • 清水満幸(山口県)「地域の博物館における民俗継承へのかかわり」
    • 吉留徹(山口県)「博物館における民俗資料の資源化について」
    • 中園成生(長崎県)「かくれキリシタン信仰の変容と博物館」
  • 14:30〜14:55 市村真実(茨城県)「怪談を展示すること」
  • 15:00〜15:25 永吉守(福岡県)「近代化産業遺産の保存・活用と地域づくり」

〔第6会場〕E205教室(定員252席)

  • 09:30〜09:55 植野光悟(兵庫県)「山伏の存在考」
  • 10:00〜10:25 渡邉久美子(宮城県)「宗教者の現在と民俗の継承」
  • 10:30〜10:55 根井浄(奈良県)「肥後国人吉・球磨郡の遊行僧(安心)」
  • 11:00〜11:25 大森恵子(京都府)「盲人の弁才天信仰と極楽往生の願い ─琵琶を弾ずる死者供養を中心に─」
  • 11:30〜11:55 福西大輔(熊本県)「清正公信仰の流布とその要因について」
  • 13:00〜13:25 崔杉昌(京都府)「村に返された「宮座」のゆくえ ─新見市高瀬の事例より─」
  • 13:30〜13:55 佐々木哲哉(福岡県)「宮座における穀霊継承儀礼 ─福岡県の事例から─」
  • 14:00〜14:25 朽木量(東京都)「東葛地域における手児奈講の展開 〜手児奈講碑を中心に〜」
  • 14:30〜14:55 小池淳一(東京都)「講の変遷」
  • 15:00〜15:25 坂口聡子(神奈川県)「伊豆神津島のフナダマ信仰」
  • 15:30〜15:55 高木大祐(茨城県)「養鰻組合の鰻供養 ─静岡県内の事例から─」

〔第7会場〕C301教室(定員267席)

  • 09:30〜09:55 久保奈績(東京都)「石像田の神の造形」
  • 10:00〜10:25 舟山直治(北海道)「明治期における鹿子頭の再利用」
  • 10:30〜10:55 松岡薫(茨城県)「村祭りの演芸に関する一考察 ─福岡県筑後地方を事例に─」
  • 11:00〜11:25 石山子(大阪府)「ふたつの『農民芸術』 ─黒川能と真壁仁─」
  • 11:30〜11:55 北河直子(東京都)「地芝居における子供歌舞伎」
  • 13:00〜13:25 中嶋奈津子(岩手県)「早池峰神楽における『弟子神楽』の再考」
  • 13:30〜13:55 白井正子(神奈川県)「道祖神楽の舞いと舞台 ─名取市道祖神社(佐倍乃神社)の長所(ながどこ)を事例に─」
  • 14:00〜14:25 所崎平(鹿児島県)「鹿児島の太鼓踊の分類」
  • 14:30〜14:55 細井雅希(大分県)「九州の棒踊り・杖の分布と特性」
  • 15:00〜15:25 高久舞(東京都)「八王子市における祭囃子の研究」
  • 15:30〜15:55 坂井美香(新潟県)「バナナの叩き売り ─物売り芸の盛衰─」

〔第8会場〕E305教室(定員220席)

  • 09:30〜09:55 渡辺一弘(東京都)「明治期における千人結の成立について」
  • 10:00〜10:25 森謙二(千葉県)「柳川藩・三池(下手渡)藩の戦死者祭祀について─靖国のもう一つの源流」
  • 10:30〜10:55 伏見祐紀(山形県)「山形県村山地方に見られるムカサリ絵馬習俗について」
  • 11:00〜11:25 鈴木岩弓(宮城県)「東北地方における『骨葬』の受容」
  • 11:30〜11:55 岡田真帆(茨城県)「関東地方両墓制の存続と家意識 ─茨城県桜川市長岡地区における墓地再編の事例から─」
  • 13:00〜13:25 富樫智実(山形県)「秋田県六郷の小正月行事竹打ち≠フ変容」
  • 13:30〜13:55 後藤麻衣子(埼玉県)「秋田藩におけるカマクラ行事と雪室 ─火振りのカマクラ行事を事例として─」
  • 14:00〜14:25 俵谷和子(兵庫県)「西宮浦の伝承と史実 ─平安末期から鎌倉初期を中心に─」
  • 14:30〜14:55 橘弘文(大阪府)「若狭地方における仏像伝説」
  • 15:00〜15:25 近藤直也(福岡県)「松浦さよ姫石化譚の系譜」

〔第9会場〕C401教室(定員110席)

  • 09:30〜09:55 浅野弘光(岐阜県)「古代トイレの崩壊と屎尿利用の知恵」
  • 10:00〜10:25 角南聡一郎(奈良県)「人肥利用の民俗文化史」
  • 10:30〜10:55 青木啓将(愛知県)「刀身研師のつくるネットワーク 〜岐阜県関市の日本刀制作の事例から〜」
  • 11:00〜11:25 賓城涼子(東京都)「こけしの歴史」
  • 11:30〜11:55 山口岳(宮城県)「石材加工業と近代 ─宮城県仙台市の事例から─」
  • 13:00〜13:25 福持昌之(滋賀県)「秘伝と公開のはざまで ─伝承工芸愛知川びん細工てまりの保存─」
  • 13:30〜13:55 柳谷晃子(東京都)「外来食の受容と食生活」
  • 14:00〜14:25 古家晴美(茨城県)「現代社会における『自給作物栽培』について」
  • 14:30〜14:55 池田貴夫(北海道)「北の離島における水田稲作の展開 ─奥尻島米岡地区の事例─」
  • 15:00〜15:25 吉井勇也(神奈川県)「生活改良普及事業による生活の変化 ─群馬県館林市域における取水方法の推移を中心に─」
  • 15:30〜15:55 塚原伸治(茨城県)「『暖簾が高い』商家と世間 ─ダンナの店がつぶれるとき─」

〔ポスターセッション会場〕E106教室(定員46席)

  • 13:00〜16:00 ポスター公開時間
  • 13:00〜15:00 質疑応答受付時間
  • 小笠原輝(山梨県)「戦後以降の社会変化と伝統工芸品の対応 ─勝山スズタケ細工を例にして─」
  • 尾崎聡(岡山県)「歴史的・民俗的景観図作成の試み その9 ─“殿”地名、“殿”名字、“殿屋敷村”の景観再考─」
  • 近藤功行(沖縄県)「与論島における洗骨習俗の現況 ─1986年からの継続調査より─」
  • 伊達仁美(大阪府)「民俗資料の防錆処理に使用する椿油について」