『民間伝承』目次-5 13巻1号(1949.1.5)〜14巻12号(1950.12.5)

*13巻1号〜3号まで「民間伝承の会」発行、13巻4巻以降は「日本民俗学会」発行

13巻1号=通巻129号(1949年1月5日)

  • [巻頭] 穂積忠 「農村うた暦」 (1)
  • [論説] 千葉徳爾 「農村経済と民俗学」 (2〜7)
  • [論説] キ丸十九一 「正月と盆の類似行事」 (8〜10)
  • [論説] 柳田國男 「〔月曜通信〕七島正月の問題」 (11〜16)
  • [座談会] 柳田國男・大藤時彦・直江廣治・石田英一郎・大間知篤三・関敬吾・最上孝敬・和歌森太郎・橋浦泰雄・折口信夫・池田弘子・丸山久子・瀬川清子・櫻田勝徳・今野円輔・堀一郎・牧田茂・萩原龍夫 「民俗学の過去と将来(上)」 (26〜38)
  • [社会科] 萩原龍夫 「社会科問答」 (39〜41)
  • [社会科] 牧田茂 「民俗学から見た社会科指導要領批判」 (41〜44)

13巻2号=通巻130号(1949年2月5日)

  • [論説] 川島武宜 「民俗学と法社会学」 (1〜9)
  • [資料] 樫山茂樹 「タイラの結合 ─熊野岩田村岡の字組織─」 (10〜15)
  • [資料] 奈良環之助 「アグリコといふ名に就いて」 (15〜16)
  • [座談会] 柳田國男・大藤時彦・直江廣治・石田英一郎・大間知篤三・関敬吾・最上孝敬・和歌森太郎・橋浦泰雄・折口信夫・池田弘子・丸山久子・瀬川清子・櫻田勝徳・今野円輔・堀一郎・牧田茂・萩原龍夫 「民俗学の過去と将来(下)」 (17〜29)
  • [社会科] 竹内利美 「村と子供」 (30〜37)

13巻3号=通巻131号(1949年3月5日)

  • [巻頭] 釈迢空 「採訪紙端」 (1)
  • [論説] 柳田國男 「〔月曜通信〕田の神の祭り方(上)」 (2〜8)
  • [論説] 棚瀬襄爾 「死なない霊魂」 (9〜12)
  • [採訪記録] 瀬川清子 「山根村聞書」 (13〜19)
  • [採訪記録] 宮本常一 「収穫日記」 (20〜24)
  • [社会科] 奥原国雄 「棉作り、木綿ひき、機織り」 (36〜38)
  • [社会科] 千葉徳爾 「「個人と集団生活」批判」 (38〜42)

13巻4号=通巻132号(1949年4月5日)

  • [巻頭] 釈迢空 「採訪紙端」 (1)
  • [論説] 和歌森太郎 「民俗学の方法について」 (2〜9)
  • [論説] 柳田國男 「〔月曜通信〕田の神の祭り方(中)」 (10〜16)
  • [採訪記録] 竹田旦 「西山村記」 (17〜22)
  • [記事] 「日本民俗学会会則」 (23)
  • [社会科] 和歌森太郎・堀一郎・千葉徳爾 「社寺と社会生活 ─鼎談─」 (36〜44)

13巻5号=通巻133号(1949年5月5日)

  • [巻頭] 釈迢空 「採訪紙端」 (1)
  • [論説] 丸山学 「月の八日」 (2〜7)
  • [論説] 柳田國男 「〔月曜通信〕田の神の祭り方(下)」 (8〜15)
  • [採訪記録] 和歌森太郎 「箟嶽の坊と宮座」 (16〜26)
  • [社会科] キ丸十九一 「記録の中から」 (33〜40)
  • [社会科] 山口彌一郎 「衣服資料取扱いの試み」 (40〜44)

13巻6号=通巻134号(1949年6月5日)

  • [論説] 肥後和男 「生活における年齢の表現」 (1〜6)
  • [論説] 石塚尊俊 「田植組と田植方式 ─中国地方の大田植に於ける─」 (7〜14)
  • [論説] 関敬吾 「民俗学方法の問題(上) ─和歌森氏の所論に関連して─」 (15〜21)
  • [社会科] 柴田勝 「社会科教育と民俗学」 (30〜35)
  • [社会科] 今野円輔 「妖怪・幽霊問答二題」 (36〜43)

13巻7号=通巻135号(1949年7月5日)

  • [論説] 櫻田勝徳 「宝島の親方取り」 (1〜8)
  • [論説] 瀬川清子 「あまの浦」 (8〜16)
  • [論説] 竹内利美 「御前崎の漁祝と労働組織」 (17〜23)
  • [座談会] 柳田國男・大藤時彦・大間知篤三・櫻田勝徳・瀬川清子・関敬吾・橋浦泰雄・堀一郎・牧田茂 「「海村生活の研究」を語る」 (24〜32)
  • [調査項目] 「海村調査項目」 (33〜38)
  • [論説] 関敬吾 「民俗学方法の問題(下) ─和歌森氏の所論に関連して─」 (39〜48)

13巻8号=通巻136号(1949年8月5日)

  • [論説] 竹田旦 「水神信仰と河童」 (1〜6)
  • [論説] 池田弘子 「魔法の馬 ─アメリカ・インデアンと日本の昔話の比較─」 (7〜12)
  • [会告] 「第一回日本民俗学会年会(会告)」 (13)
  • [採訪記録] 荒川潤 「筑波の神のまつりと信仰」 (14〜17)
  • [資料] 柳田國男 「臼の目切り」 (30)
  • [資料] 萩原龍夫 「七夕行事の意味」 (31)
  • [調査項目] 櫻田勝徳 「離島沿海僻村の共同調査項目の作成に当つて」 (32〜35)
  • [社会科] 「社会科問答」 (36〜40)

13巻9号=通巻137号(1949年9月5日)

  • [論説] 柳田國男 「〔月曜通信〕小豆を食べる日」 (1〜6)
  • [論説] 土橋里木 「狐と農耕の昔話」 (7〜14)
  • [論説] 桂井和雄 「シチブシヤ語原考 ─軒下の呪物の一つとして─」 (15〜18)
  • [社会科] 萩原龍夫 「「家庭と社会生活」の取り扱い方」 (37〜40)

13巻10号=通巻138号(1949年10月5日)

  • [論説] 大藤時彦 「犬飼はずなど」 (1〜7)
  • [採訪記録] 直江廣治 「熊野の垣内」 (8〜15)
  • [論説] 山口麻太郎 「民間伝承の地域性について」 (15〜19)
  • [調査項目] 大間知篤三 「隠居制の調査項目」 (31〜34)
  • [調査項目] 堀一郎 「「憑物」(守護霊を持つ家)の調査について」 (35〜38)
  • [社会科] 和歌森太郎 「都会の社会科と民俗学」 (39〜42)

13巻11号=通巻139号(1949年11月5日)

  • [論説] 柳田國男 「日本を知る為に」 (1〜7)
  • [年会研究報告] 今井善一郎 「供養塚としての行人塚」 (8〜11)
  • [年会研究報告] 平山敏治郎 「取越正月 ─文献と伝承について─」 (11〜17)
  • [年会研究報告] 戸川安章 「修験道と民俗学」 (17〜20)
  • [年会研究報告] 井之口章次 「狼弾きの竹」 (20〜24)
  • [年会研究報告] 上野勇 「「まじなひ」について」 (25〜30)
  • [年会研究報告] 牛尾三千夫 「さんばい祭に就て」 (30〜33)
  • [記事] 「第一回日本民俗学会年会記事」 (42〜43)
  • [採訪記録] 千葉徳爾 「美濃春日村見聞記」 (44〜48)

13巻12号=通巻140号(1949年12月5日)

  • [論説] 岩崎敏夫 「葉山の神と人 ─相馬に於ける葉山の夜籠り─」 (2〜12)
  • [年会研究報告] 服部治則 「甲州の同族神 ─特に「苗字かけ」について─」 (13〜17)
  • [年会研究報告] 藤原与一 「民俗の学問とことばの学問」 (17〜22)
  • [年会研究報告] 蔵田周忠 「大和の民家について」 (22〜26)
  • [年会研究報告] 山口彌一郎 「ハンバカマよりサラッパカマへ ─野良袴に対する一考察─」 (26〜30)
  • [年会研究報告] 新井恒易 「東海地方の田楽の分布と形態」 (30〜36)

14巻1号=通巻141号(1950年1月5日)

  • [論説] 柳田國男 「年神考」 (1〜4)
  • [論説] 大間知篤三 「利島のモリとオヤコ」 (5〜13)
  • [論説] 西谷勝也 「村の構成」 (14〜18)
  • [資料] 井之口章次 「銘苅正太郎翁の話─伊是名島の葬制」 (30〜33)
  • [問題解説] 千葉徳爾 「大正月をめぐる諸問題」 (38〜41)
  • [資料] 大川廣海 「セノガミサマ」 (42〜44)

14巻2号=通巻142号(1950年2月5日)

  • [論説] 堀一郎 「初春のほかひ人」 (1〜10)
  • [論説] 竹田聴洲 「株の祭」 (11〜17)
  • [論説] 最上孝敬 「多摩の民俗」 (32〜36)
  • [資料] 近藤喜博 「永仁年間の河童駒引戯画」 (36〜38)
  • [問題解説] 萩原龍夫 「家と同族について」 (39〜42)

14巻3号=通巻143号(1950年3月5日)

  • [論説] 大間知篤三 「寝宿婚の一問題 ─併せて有賀喜左衛門氏に答へる─」 (1〜9)
  • [論説] 三上次男 「対馬紀行 ─対馬の盆行事について─」 (10〜25)
  • [問題解説] 関敬吾 「伝説研究のために」 (41〜44)

14巻4・5号=通巻144号(1950年5月5日)

  • [論説] 肥後和男 「民俗における世界性と民族性の交錯」 (1〜8)
  • [資料] 櫻田勝徳 「大芋村の葬制と株内」 (9〜12)
  • [資料] 竹田聴洲 「口丹波の両墓制」 (12〜15)
  • [資料] 武田明 「西讃岐の両墓制資料その他」 (16〜17)
  • [資料] 最上孝敬 「若狭大島村の両墓制」 (17〜21)
  • [資料] 関敬吾 「熊本内牧のタチワラ ─複墓制・先祖祭・氏祖祭─」 (21〜22)
  • [資料] 堀一郎 「諸国憑物問状答」 (27〜32)
  • [資料] 出雲民俗の会 「出雲の日忌み」 (32〜36)
  • [資料] 沖本常吉 「西石見の狐塚」 (36〜39)
  • [問題解説] 大藤時彦 「田植前後の行事」 (40〜43)

14巻6号=通巻145号(1950年6月5日)

  • [論説] 渡邊澄夫 「九州地方の「ひかり」について」 (1〜13)
  • [論説] 土橋里木 「こと八日と山の神」 (14〜21)
  • [問題解説] 牧田茂 「村落社会について」 (41〜44)

14巻7号=通巻146号(1950年7月5日)

  • [論説] 瀬川清子 「女性と祭り」 (1〜5)
  • [論説] 宮本常一 「周防大島の荒神」 (6〜12)
  • [論説] 村井米子 「伊豆七島の旅から」 (14〜17)
  • [資料] 丸山久子 「烏と田螺」 (35〜37)
  • [資料] 荒川潤 「筑波の里宮」 (38〜40)
  • [問題解説] 萩原龍夫 「盆行事の根本問題」 (41〜44)

14巻8号=通巻147号(1950年8月5日)

  • [論説] 直江廣治 「八月十五夜考」 (1〜8)
  • [論説] 千葉徳爾 「タテザクとヨコザク ─畝立農法の問題─」 (9〜14)
  • [資料] 丸山学 「肥後葦北のヤマワロ」 (15〜24)
  • [資料] 井之口章次 「八海山の麓から ─新潟県南魚沼郡城内村─」 (25〜27)
  • [問題解説] 櫻田勝徳 「漁村民俗研究のために」 (39〜42)

14巻9号=通巻148号(1950年9月5日)

  • [論説] 最上孝敬 「家の盛衰」 (1〜6)
  • [資料] 竹内利美 「小豆島小江の若者組」 (7〜15)
  • [論説] 堀一郎 「口寄巫女について」 (16〜18)
  • [資料] 大川廣海 「山形のミコ」 (18〜21)
  • [資料] 土橋里木 「いちツこの口寄せ」 (22〜24)
  • [資料] 犀川碇吉 「種子島の若宮様」 (24〜25)
  • [資料] 坂本定夫 「毛馬内の「おしら様」」 (25〜27)
  • [問題解説] 大藤ゆき 「産育覚書」 (39〜42)

14巻10号=通巻149号(1950年10月5日)

  • [論説] 萩原龍夫 「村の運営と祭祀組織」 (2〜8)
  • [論説] 井之口章次 「末期の水」 (9〜13)
  • [論説] 森山泰太郎 「南風と交易船」 (14〜17)
  • [論説] 直江廣治 「カド小考」 (21〜22)
  • [資料] 蔵田周忠 「民家帖(1) 加波山麓の家(一)」 (30〜31)
  • [問題解説] 和歌森太郎 「祭」 (39〜43)

14巻11号=通巻150号(1950年11月5日)

  • [論説] 柳田國男 「田社考大要(一)」 (2〜5)
  • [論説] 西谷勝也 「播磨家島の聟入婚」 (6〜10)
  • [論説] 鈴木棠三 「諏訪郡玉川村の両墓制」 (11〜13)
  • [資料] 蔵田周忠 「民家帖(2) 加波山麓の家(二)」 (20〜21)
  • [問題解説] 瀬川清子 「婦人の労働」 (39〜42)

14巻12号=通巻151号(1950年12月5日)

  • [記事] 柳田國男 「御あいさつ」 (2〜3)
  • [論説] 大間知篤三 「家の類型」 (4〜9)
  • [論説] 柳田國男 「田社考大要(二)」 (10〜15)
  • [年会研究発表] 加藤百合子 「女のはたらき」 (16〜18)
  • [年会研究発表] 田村馨 「東北の講集団 ─特に「ケイヤクの講」について─」 (19〜22)
  • [年会研究発表] 亀山慶一 「牡鹿半島における漁撈組織と労働力について」 (22〜24)
  • [年会研究発表] 杉本尚雄 「肥後五個荘の開発伝承について」 (25〜27)
  • [年会研究発表] 本田安次 「大井川流域の神楽」 (27〜29)
  • [記事] 「第二回日本民俗学会年会記事」 (30)
  • [記事] 「日本民俗学会会則」 (31)
  • [報告] 丸山学 「国際民俗学会の報告」 (32〜35)
  • [資料] 蔵田周忠 「民家帖(3) 伊豆大島・泉津の家」 (36〜37)
  • [問題解説] 直江廣治 「昔話研究のために」 (38〜41)