年会開催記録-第61回〜第70回(2009年〜2018年)

第61回年会 2009年10月3〜4日 國學院大學渋谷キャンパス(東京都渋谷区)

公開シンポジウム「民俗の『創造性』と現代社会」
基調報告:小熊誠
基調報告:大石泰夫
基調報告:八木康幸
コメンテーター:山下裕作・大門哲
コーディネーター:小川直之・中野紀和
[資料展示] 柳田國男・折口信夫・坪井洋文民俗研究資料展
一般発表・特定グループ課題発表・分科会発表
 
第61回年会ホームページ(國學院大學小川研究室)

第62回年会 2010年10月2〜3日 東北大学川内北キャンパス(宮城県仙台市)

公開シンポジウム「生老病死にみる民俗の変化」
 スピーカー:
生 ■ 島薗 進  東京大学教授:宗教学
老 ■ 宮本 みち子  放送大学教授:家族社会学
病 ■ 波平 恵美子  お茶の水女子大学名誉教授:医療人類学
死 ■ 森 謙二  茨城キリスト教大学教授:法社会学
 コメンテーター:
新谷 尚紀  國學院大學教授:民俗学
小池 淳一  国立歴史民俗博物館准教授:民俗学
 コーディネーター:
鈴木 岩弓  東北大学教授:宗教民俗学
 司会:
小谷 竜介  宮城県教育委員会:文化人類学
一般発表・特定グループ仮題発表・分科会発表
 
第62回年会ホームページ

第63回年会 2011年10月1〜3日 滋賀県立大学(滋賀県彦根市)

大会テーマ〈環境・景観〉
伊吹山奉納太鼓踊
公開シンポジウム「景観をめぐる民俗と歴史」
 基調報告:
才津祐美子「『景観保全』という課題―文化財保護制度を中心に―」
古川彰「景観を凌駕する経験―『村の日記』から」
高木博志「『京都らしさ』と景観の近代」
 コメンテーター:
今里悟之・川村清志
 コーディネーター:
市川秀之
見学会(湖北コース・湖東コース)
 
第63回年会ホームページ

第64回年会 2012年10月6〜7日 東京学芸大学(東京都小金井市)

記念講演
石井正己「テクストとしての柳田国男」
公開シンポジウム テーマ〈伝承〉
 基調報告:
野本寛一「伝承知の発掘とその活用」
川島秀一「飛島の『山帳』における書承の実態」
鈴木正崇「伝承を持続させるものとは何か」
 司会:
藤井弘章・岩田重則
 
第64回年会プログラム(PDF=要旨集より抽出)

第65回年会 2013年10月12〜14日 新潟大学五十嵐キャンパス(新潟県新潟市)

公開シンポジウム「川―水をめぐる対立と融和―」
赤羽正春「水をめぐる『伝承の象徴化』 ―地域資源の水と鮭―」
加藤幸治「河川開発と水資源をめぐる対立と融和 ―“紀州流”工法から現代の大規模河川改修ヘ―」
金子祥之「水害を均衡化する仕組みとしての水利慣行 ―利根川・布鎌地域を事例として―」
湯川洋司「ダム建設計画をめぐる対立と融和 ―熊本県の川辺川ダムを例に―」
コメンテーター:菅豊
司会:飯島康夫
日本民俗学会国際シンポジウム
 「無形文化遺産政策のホットスポット・中国―中国民俗学の経験から学ぶ―」
菅豊「中国の無形文化遺産から学ぶために」
陳勤建「民俗学者と現代中国の無形文化遺産保護」
葉濤「中国民俗学会と中国の無形文化遺産保護業務」
陳志勤「地方の無形文化遺産保護およびその多様な主体の役割について ―『紹興舜王廟会』を例に―」
施愛東「無形文化遺産保護運動において民俗学が直面する諸問題」
見学会
北方文化博物館
福島潟・ビュー福島潟
弥彦神社
燕市産業史料館
 
第65回年会ホームページ(アーカイブ)

第66回年会 2014年10月11〜13日 岩手県立大学滝沢キャンパス(岩手県滝沢市)

テーマ:山に生きる

公開シンポジウム「山に生きる ―くらしの変化と民俗―」
基調講演
田中宣一「山に生かされる」
基調報告
田口洋美「近代におけるマタギ集落の生業構造変動とそのインパクト:新潟県三面集落の事例を中心に」
林雅秀「山菜・キノコ資源利用と部外者入山ルール:福島県会津地方の集落間比較から」
山下裕作「現代における山の怪異譚 ―生活からの乖離と無視―」
コメンテーター:湯川洋司
司会:大石泰夫
見学会
「いわて南部の技術」(盛岡市周辺の酒造会社、南部鉄器工場など)
 
第66回年会ホームページ(アーカイブ)

第67回年会 2015年10月10〜12日 関西学院大学(兵庫県西宮市)

公開シンポジウム「世界のなかの民俗学」
基調講演
「過去の大志と現在の必要:変容する政体における民俗学」(英語・日本語字幕付き)
レギーナ・ベンディクス(独・ゲッティンゲン大学)
「アメリカ民俗学から見た日本民俗学」
マイケル・フォスター(米・インディアナ大学)
コメンテーター:桑山敬己(北海道大学)・山田仁史(東北大学)・山泰幸(関西学院大学)
司会:島村恭則(関西学院大学)
ミニシンポジウム
1. 「日本のなかの東アジア、東アジアのなかの日本:民俗学から多文化を考える」
コーディネーター:松尾恒一(国立歴史民俗博物館)
2. 「拡大する民俗学:近現代史をとりこむ試み」
コーディネーター:高岡弘幸(福岡大学)
3. 「日本民俗学と妖怪・怪異伝承研究」
コーディネーター:大江篤(園田学園女子大学)
4. 「フォークライフ(民俗生活)の再文脈化」
コーディネーター:小田島建己(東北大学)
見学会
兵庫(柳田國男生家・生野銀山)コース
大阪(都市民俗)コース
 
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第68回年会 2016年10月1日(土)〜3日(月) 千葉商科大学(千葉県市川市)

公開シンポジウム「民俗学と〈地域活性化〉」
趣旨説明「民俗学と地域活性化」
菊池健策(東京文化財研究所客員研究員)
1. 「農村『地域活性化』政策 ―民俗学と諸学問の対話をめざして―」
山下裕作(熊本大学教授)
2. 「寺と町の運命共同体 ―成田山門前町のゆくえ―」
鈴木正崇(慶應義塾大学名誉教授)
3. 「遺跡祭りと地域活性 ―千葉県芝山はにわ祭を中心に―」
櫻井準也(尚美学園大学教授)
コーディネーター:菊池健策(東京文化財研究所客員研究員)
司会:朽木量(千葉商科大学教授)
見学会
国立歴史民俗博物館・佐原・香取神宮コース
 
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第69回年会 2017年10月14日(土)〜15日(日) 佛教大学紫野キャンパス(京都市北区)

公開シンポジウム「民俗学とは何か ―京都で考える民俗学のかたち―」
基調報告
島村恭則「民俗学とは何か」
報告1
野口憲一「農業とは何か? ―最先端の科学技術(大規模植物プラント・生物学・ハイテク機械)を用いた株式会社による『野菜生産販売事業』は『農』業か?」
報告2
真鍋昌賢「演者とは誰か ―動態的な浪曲史記述の可能性―」
報告3
村上紀夫「政治史と『民俗』のあいだ ―六孫王権現社『再興』過程の史料論―」
コメント1
村上忠喜「実践現場からの応答」
コメント2
周星「中国民俗学からの応答」
司会・趣旨説明:橋本章
 
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第70回年会 2018年10月13日(土)〜14日(日) 駒澤大学駒沢キャンパス(東京都世田谷区)

公開シンポジウム「「講」研究の可能性 ─人のつながりの追究に向けて─」
報告1
川又俊則(鈴鹿大学)「人生100年時代の信仰グラデーションと講集団」
報告2
菅根幸裕(千葉経済大学)「講の近世から近代への変容について―房総の大山講・出羽三山講を事例に―」
報告3
戸邉優美(埼玉県立歴史と民俗の博物館)「女講中と女性同士のつながり」
コメンテーター:福田アジオ・三木一彦(文教大学)
コーディネーター:高木大祐(成城大学民俗学研究所)
 
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