学会主催/共催事業

このコーナーでは、日本民俗学会が主催(または他の関連学会と共催)で開くシンポジウムの情報やその他の研究・普及事業について掲載します。

次世代育成プロジェクト「民俗学若手研究者セミナー」(2024年8月14日掲載)

開催日時:2024年9月8日(日) 13:00-17:30
開催方法:オンライン(Zoom)開催
視聴資格:会員限定、事前申込不要
※会議室接続情報はFSJ-INFOにて配信いたします
開催趣旨:
 民俗学を専攻する新進気鋭の若手研究者のみなさんに研究発表をしていただき、その最新の研究内容を学会全体で共有するとともに、コメンテーターや参加者とのディスカッションを通じて、発表者はもとより、参加者全員の研究のさらなる進展を図ろうとするものです。
プログラム:
〔報告〕
真柄侑(国立歴史民俗博物館)
「『個性ある農業』とのつきあい方―岩手県紫波町漆立地区における集落営農をめぐって―」
岡田伊代(公立博物館)
「都市近代産業を担う人々の一人前 ―東京都皮鞣し業におけるジョウヨウとウケトリ―」
藤崎綾香(筑波大学大学院)
「シマの自治を考える ―沖縄県南城市奥武島におけるフィールドワークの成果から―」
新里勇生(神戸大学大学院)
「地域社会と焼酎、焼酎メーカー ―記念ラベル焼酎を事例に―」
〔コメント〕
内山大介(淑徳大学)
角南聡一郎(神奈川大学)
森田真也(筑紫女学園大学)
宮内貴久(お茶の水女子大学)
〔コーディネーター〕
島村恭則(関西学院大学)
主催:日本民俗学会談話会
問い合わせ先:
日本民俗学会事務局
TEL: 03-5815-2265
E-mail: folklore★post.nifty.jp(★は@に変えてください)
※本件のお問い合わせにつきましては、事務局開局時間9月6日(金)16時までにお願いいたします。開局時間外のお問い合わせは対応できかねる場合がございます。何卒ご理解のほどお願いいたします。

日本民俗学会国際シンポジウム「スマホ時代の歩き方:東アジアとの対話」

こちらのページをご覧ください。

日本文化人類学会第58回大会・第19回人類学関連学会協議会(CARA)合同公開シンポジウム

テーマ:「死と向き合う」

開催日時:2024年6月15日(土) 16:00-18:30
開催会場:北海道大学札幌キャンパス クラーク会館講堂
開催趣旨:
 世界を瞬く間に席巻した新型コロナウイルス感染症は、現在まで累計700万人、あるいはそれ以上ともいわれる死者数を記録しました。さまざまな属性を持つはずの個々人の死が国別、都道府県別に数値化され、その数値が日々更新される日常を過ごしたとき、私たちにとって「死」はどんな存在だったでしょうか。
 そのほかにも世界・日本各地で続いている大規模な自然災害や紛争・戦争は、大量の死をもたらします。私たちは日々届くニュースに心を痛め、世界のどこかで生じている死に思いを馳せる一方で、人の顔の見えない数字上の死を自分自身の生活とは無関係な出来事ととらえる感覚にも陥るでしょう。
 身近な人の死に対してもまた、これまでとは異なる向き合い方が出てきています。故人とかかわりのあった人々を広く集めて儀式を執り行う慣習が急速に廃れ、ごく限られた近親者のみでひっそりと死を悼む方向に向かいつつあるのは、どんな要因によるのでしょうか。
 ヒトを含むすべての生命体は、誕生の時からゆっくりと死に向かっているともいえます。このシンポジウムでは、その死を生理的な現象としてのみとらえるのではなく、死をとりまくより広い事象にも目を向け、異なるアプローチで「死と向き合う」ことについて考えたいと思います。
プログラム:
開会あいさつ:真島一郎(日本文化人類学会代表理事)
講演:
「骨から読み解く祖先たちの<生と死>」海部陽介(日本人類学会)
「サルは<死>にどう反応するのか―霊長類死生学が目指すもの」豊田有(日本霊長類学会)
「ゆらぎから見た生命と死」早野順一郎(日本生理人類会)
「弔いにみる死者のゆくえ」鈴木岩弓(日本民俗学会)
「日本の死の文化にとって完全埋葬は不可逆的に耐えがたい?―東日本大震災における遺体の仮埋葬をめぐって」ボレー セバスチャン(日本文化人類学会)
総合討論
司会:中谷文美(日本文化人類学会)
その他の情報:
参加費無料・申込不要
問い合わせ先:
日本文化人類学会第58回研究大会「第19回人類学関連学会協議会(CARA)合同シンポジウム」

2023年度卒業論文・修士論文発表会(日本民俗学会談話会共催)

京都民俗学会 第361回例会 第10回修士論文報告会(2024年5月10日掲載)

開催日時:2024年5月19日(日) 12:30-17:30
開催会場:京都産業大学むすびわざ館 3階3A教室
(JR「丹波口」駅 徒歩7分/阪急「大宮」駅 徒歩11分/京福 「四条大宮」駅 徒歩11分)
プログラム:
13:00-13:05 趣旨説明
13:05-13:45 佐々木一成(佛教大学大学院)
「地域社会における“伝統”の生成と変容 ―富山県五箇山地域を事例として―」
司会・コメント:橋本章(京都文化博物館)
13:50から14:30 第2報告 奥田 美優(佛教大学大学院)
「日本における前火葬について―長野県伊那市高遠町藤沢を事例に―」
司会・コメント 村上 忠喜(京都産業大学)
14:35から15:15 第3報告 西尾 栄之助(京都先端科学大学大学院)
「いごもり祭の禁忌とその変遷」
司会・コメント 村上 忠喜(京都産業大学)
15:15から15:30 休憩 (15分)
15:30から16:10 第4報告 羅 佳麗(関西学院大学大学院)【オンライン報告】
「マンホールの蓋をめぐる都市民間伝承―中国北部の事例から―」
司会・コメント 今中 崇文(京都市文化財保護課)
16:15から16:55 第5報告 蒋 卓然(立命館大学大学院)
「過疎地域における宗教の保存活動と地域組織との関係性
―高知県物部町のいざなぎ流を事例に―」
司会・コメント 橋本 章(京都文化博物館)
(各報告30分・質疑応答10分)
講評 16:55から17:15(20分)
閉会 17:15から17:20(5分)
懇親会 18:30から
*各報告時間は30分間、質疑応答は10分間です。
*本報告会は日本民俗学会との共催です。
主催:京都民俗学会
共催:日本民俗学会
問い合わせ先:
https://kyoto-minzoku.jp/
その他の情報:
【方法】対面とオンラインの併用による
【参加費】京都民俗学会ならびに日本民俗学会の会員は無料。非会員は300円(ただし対面のみ参加を許可します)
・オンラインでの参加希望者は、5月16日(木)までに下記URLのWEBフォームから申請して下さい。後日IDとパスワードをお送りします。
https://forms.gle/YyBZVjZBBF1j5shx6
・オンラインアプリはZoomを使用します。なお参加希望者へのアプリ使用についてのサポートは行いません。
・なお当日の報告会終了後には懇親会の開催を予定しておりますのでどうぞご参加下さい。
日時:2024年5月19日(日)18:30〜 
会場:アパホテル京都堀川通(京都市下京区油小路通塩小路西油小路町1)
会費:お一人様4500円(報告者はご招待させていただきます)

京都民俗学会第359回談話会 第15回卒業論文報告会(2024年2月29日掲載)

開催日時:2024年3月2日(土) 10:00-17:10
開催会場:佛教大学紫野キャンパス 1号館415教室
プログラム:
第1報告 山本一稀(佛教大学歴史学部)「天神祭をめぐる一考察−鳳講と玉神輿講を事例に−」
第2報告 福田穂佳氏(滋賀県立大学人間文化学部)「祭りにおける「余興囃子」の意義−水口曳山囃子を中心として−」
第3報告 沼尻真吾氏(佛教大学歴史学部)「丙午俗信が社会に与える影響」
第4報告 鷹尾伏なるみ氏(奈良女子大学文学部)「大衆演劇論−大衆演劇の30年後を考える−」
第5報告 平沢英一氏(ものつくり大学技能工芸学部)「河川敷野球場の立地に関する基礎的研究:千葉県市川市を事例に」
第6報告 三浦太朗氏(天理大学文学部)「太鼓神輿の巡幸再開に見る祭りの意義−大阪府吹田市・山田伊射奈岐神社の事例を中心に−」
第7報告 谷 梓氏(島根県立大学人間文化学部)「ナギワタの作成と使用に関する研究−箱メガネ普及以前の見突き漁における海中観察−」
第8報告 北野新太氏(京都産業大学文化学部)「町家に暮らす建築士の町家改修」
第9報告 江良みゆき氏(京都外国語大学国際貢献学部)「生活文化からみた林業従事者の森林観−京北地域を中心とする林業地帯の事例から−」
第10報告 大家明都氏(佛教大学歴史学部)「カラスに対するイメージ変遷−古代から現代にかけて−」
主催:京都民俗学会
共催:日本民俗学会談話会
問い合わせ先:
京都民俗学会事務局
E-mail: mail★kyoto-minzoku.jp(★は@に変えてください)
URL: https://kyoto-minzoku.jp/202402/2044/
その他の情報:
参加登録は不要です。非会員の方は受付で参加費300円を頂戴いたします。

沖縄民俗学会2月例会 卒論発表会(2024年2月17日掲載)

開催日時:2024年2月24日(土) 16:00〜
開催会場:沖縄県立博物館・美術館 講座室
(那覇市おもろまち3-1-1)
参加費:会員=無料/非会員=資料代200円
リモート配信:Zoomによるリモート配信(定員100名)
● 会員には後日にZoomのURL等をメールで送付いたします。会員の参加につきましては、参加人数が多数の場合は、事前に連絡のあった方並びに当日参加の先着者を優先いたします。
● 視聴を希望される一般の皆さんには、下記の連絡先へのメールによる申し込み後に送付いたします。ただしこちらも参加人数が多数の場合は、会員を優先いたしますので、どうかご了承ください。
発表者とタイトル:
上間彩未(琉球大学)
「学校給食の献立からみる沖縄料理の継承」
大城玲奈(沖縄国際大学)
「新しく作られる石製獅子 ―制作の今を追って―」
下地茶楽(沖縄国際大学)
「南風原町字本部における染め織り産業の分業制と生活のつながり」
主催:沖縄民俗学会
共催:日本民俗学会談話会
問い合わせ先:
〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町千原1番地 琉球大学国際地域創造学部 神谷智昭研究室内 沖縄民俗学会事務局
E-mail:ok-minzoku★hotmail.co.jp・iguchike8115★gmail.com(★は@に変えて下さい)
その他の情報:
今回は諸事情により、レジュメの提供は発表時のみとなります。どうかご了承ください。

東北民俗の会2月例会(卒論・修論発表会)(2024年2月7日掲載)

開催日時:2024年2月17日(土) 10:30〜17:00
開催会場:トークネットホール仙台(仙台市民会館) 第5会議室
(仙台市青葉区大町2-12-1)
プログラム(卒論=30分、修論=45分):
参加申し込みは不要です。会場に直接お越しください。
10:30-11:00 三田蒼(東北学院大学)
「北上市の民俗芸能鬼剣舞の伝承と伝播について ―岩崎鬼剣舞を事例に―」
11:00-11:30 遠藤希(東北学院大学)
「春彼岸の花畑 ―福島県本宮市の事例から―」
11:30-12:00 伊藤颯希(東北芸術工科大学)
「変わりゆく宿坊街と人々 ―山形県鶴岡市羽黒町手向における宿運営・経営形態の変容―」
12:00-13:00 昼食休憩
13:00-13:30 髙畑尚都(東北芸術工科大学)
「戦争遺跡の保存と活用現状 ―長野県長野市松代大本営を事例に―」
13:30-14:00 大石ゆめ(盛岡大学)
「ムカサリ絵馬の研究 ―近年の奉納実態を中心として―」
14:00-14:30 遠藤旭(東北大学)
「現代における樹木葬の変容」
14:30-15:00 角井智久(弘前大学)
「現代における講の意義 ―福島県相馬市の山御講を事例に―」
15:00-15:15 休憩
15:15-16:00 石岡彩華(弘前大学)
「一代様信仰の知識と実践 ―東北地方における陰陽道的知識の展開―」
16:00-16:45 吉田陽菜子(東北工業大学)
「東北地方における凍み食材の干し場がつくる生業景 ―丸森町筆甫『へそ大根』の生産環境を中心に―」
主催:東北民俗の会
共催:日本民俗学会談話会
問い合わせ先:
東北民俗の会事務局(東北大学文学部宗教学研究室内)
E-mail: tohokuminzoku★yahoo.co.jp(★は@に変えて下さい)