学会主催/共催事業

このコーナーでは、日本民俗学会が主催(または他の関連学会と共催)で開くシンポジウムの情報やその他の研究・普及事業について掲載します。

第16回人類学関連学会協議会(CARA)合同シンポジウム(オンライン開催)(2021年8月27日掲載)

テーマ:「ソーシャルディスタンス」

開催日時: 2021年10月11日(月) 13:00〜16:00(予定)
開催会場: Zoomによるオンライン形式(事前登録締切=10/8(金)=下記参照
主催:日本人類学会(世話人:第75回日本人類学会大会長 河村正二)
※科学研究費補助金研究成果公開促進費(研究成果公開発表(B))による援助をうけて実施されます。
開催趣旨:
 人類学関連学会協議会は、日本人類学会、日本生理人類学会、日本文化人類学会、日本民俗学会、日本霊長類学会(五十音順)の5学会によって構成される組織です。2021年は日本人類学会が担当学会となります。合同シンポジウムを通して異なるアプローチ、視点を学び合うことで、自然科学的「ヒト」と人文科学的「人間」を跨ぐより高次の「人類学」理解へと繋げるのが協議会の狙いです。
 今回は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策から日常生活のキーワードとなった「ソーシャルディスタンス」をテーマとしました。コロナ対策の文脈では本来「フィジカルディスタンス」と呼称されてしかるべき対策法がソーシャルとして流布していることは人類学的に興味深いと思います。この背景には、距離の取り方に対する様々な意味合いがあることが想像されます。本合同シンポジウムでは、「ソーシャルディスタンス」の話題を感染症対策に限定しません。物理的距離にも限定しません。社会的、歴史的、階層的、集団的、心理的、生物学的など様々な距離や距離の取り方、それらの背景、機能、もたらす正や負の影響など、「距離」という切り口で語り合うことで、人類学の新たな一面を表出してみたいと思います。オンラインという究極のリモートディスタンスをとることで、学会間の密な交流を目指すことも「ソーシャルディスタンス」のテーマに沿うと期待します。
プログラム:
日本人類学会・岡崎健治(鳥取大学医学部)
「結核症からみえてきた新石器時代の稲作農耕民における‘ソーシャルディスタンス’」
日本文化人類学会・左地亮子(東洋大学社会学部)
「身体の距離が『社会的なもの』になる時―フランスのジプシー・マヌーシュの民族誌を通して考える」
日本霊長類学会・山田一憲(大阪大学人間科学部)
「ニホンザルの個体間距離にみられる地域間変異:密な社会と疎な社会」
日本民俗学会・川島秀一(東北大学災害科学国際研究所)
「民俗調査における社会的距離―調査者と話者とのあいだをめぐって」
日本生理人類学会・樋口重和(九州大学大学院芸術工学研究院)
「脳のミラーシステム ―自他との境界を越えて―」
その他の情報:
参加方法:どなたでも無料でご参加いただけますが、事前登録が必要となります。
登録期限:10月8日(金)
登録サイト:https://forms.gle/EQ5R4N5RroBjf5pH9
問い合わせ先:
E-mail: 16godosympo★gmail.com(合同シンポジウム担当/★は@に変えて下さい)
URL: 人類学関連学会協議会ウェブページ:http://www.jasca.org/related_assocs/frame.html