学会主催/共催事業(2021年)
2021年(暦年)に日本民俗学会が主催(または他の関連学会と共催)で開いたシンポジウムの情報やその他の研究・普及事業です。
- [2020年度=開催中止] 東北民俗の会 卒業論文発表会(日本民俗学会談話会共催)
- [2020年度=開催未定] 沖縄民俗学会 卒業論文発表会(日本民俗学会談話会共催)
- 2021.03.06. 京都民俗学会第330回例会 第12回卒業論文報告会(日本民俗学会談話会共催)
- 2021.05.30. 京都民俗学会第332回談話会 第8回修士論文報告会(日本民俗学会談話会共催)
- 2021.10.11. 第16回人類学関連学会協議会(CARA)合同シンポジウム「ソーシャルディスタンス」(オンライン開催)
2020年度卒業論文・修士論文発表会(日本民俗学会談話会共催)
京都民俗学会第330回例会 第12回卒業論文報告会(2021年2月26日掲載)
- 開催日時:2021年3月6日(土) 9:50-13:15
- 開催会場:Zoomによるオンライン開催(事前登録制)
- (参加希望者は3/1(月)までに京都民俗学会公式サイトのWebフォームから申請してください)
- プログラム(報告20分・質疑応答10分):
- 09:50-10:00 開会
- 10:00-10:30 天野みずき(京都産業大学文化学部)「創作ダンス『京炎そでふれ!』 とは何か ―コロナ禍のヒアリングを通してよさこいとの比較を図る―」
- 10:35-11:05 青木瑠夏(佛教大学歴史学部)「ヌエ伝承の考察―静岡県三ヶ日の事例をめぐって―」
- 11:10-11:40 嵐真穂(佛教大学歴史学部)「十三参りの成立と変遷」
- 11:40-11:50 休憩(10分)
- 11:50-12:20 堀口裕哉(関西学院大学社会学部)「位山信仰の研究 ―岐阜県高山市の聖地をめぐって―」
- 12:25-12:55 福澤光稀(東北学院大学文学部)「蔵王信仰と花笠まつり」
- 12:55-13:10 講評
- 13:10-13:15 終了
- 主催:京都民俗学会
- 共催:日本民俗学会談話会
- 問い合わせ先:
- 京都民俗学会事務局
- URL: http://kyoto-minzoku.jp/
京都民俗学会第332回談話会 第8回修士論文報告会(日本民俗学会談話会共催)(2021年5月14日掲載)
- 開催日時:2021年5月30日(日) 13:30〜
- 開催会場:Zoomによるオンライン開催(事前登録制)
- (参加希望者は5/21(金)までに京都民俗学会公式サイトのWebフォームから申請してください)
- プログラム(報告30分・質疑応答10分)
- 13:30〜13:35 趣旨説明
- 13:35〜14:15 隈田原早稀(佛教大学大学院)「懸装品『朝鮮毛綴』の起源についての考察 ―名称と素材分析を中心に―」
- コメント:村上忠喜(京都産業大学)
- 主催:京都民俗学会/共催:日本民俗学会談話会
- 問い合わせ先:
- 京都民俗学会事務局
- URL: http://kyoto-minzoku.jp/
第16回人類学関連学会協議会(CARA)合同シンポジウム(オンライン開催)(2021年8月27日掲載)
テーマ:「ソーシャルディスタンス」
- 開催日時: 2021年10月11日(月) 13:00〜16:00(予定)
- 開催会場: Zoomによるオンライン形式(事前登録締切=10/8(金)=下記参照)
- 主催:日本人類学会(世話人:第75回日本人類学会大会長 河村正二)
- ※科学研究費補助金研究成果公開促進費(研究成果公開発表(B))による援助をうけて実施されます。
- 開催趣旨:
- 人類学関連学会協議会は、日本人類学会、日本生理人類学会、日本文化人類学会、日本民俗学会、日本霊長類学会(五十音順)の5学会によって構成される組織です。2021年は日本人類学会が担当学会となります。合同シンポジウムを通して異なるアプローチ、視点を学び合うことで、自然科学的「ヒト」と人文科学的「人間」を跨ぐより高次の「人類学」理解へと繋げるのが協議会の狙いです。
今回は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策から日常生活のキーワードとなった「ソーシャルディスタンス」をテーマとしました。コロナ対策の文脈では本来「フィジカルディスタンス」と呼称されてしかるべき対策法がソーシャルとして流布していることは人類学的に興味深いと思います。この背景には、距離の取り方に対する様々な意味合いがあることが想像されます。本合同シンポジウムでは、「ソーシャルディスタンス」の話題を感染症対策に限定しません。物理的距離にも限定しません。社会的、歴史的、階層的、集団的、心理的、生物学的など様々な距離や距離の取り方、それらの背景、機能、もたらす正や負の影響など、「距離」という切り口で語り合うことで、人類学の新たな一面を表出してみたいと思います。オンラインという究極のリモートディスタンスをとることで、学会間の密な交流を目指すことも「ソーシャルディスタンス」のテーマに沿うと期待します。 - プログラム:
- 日本人類学会・岡崎健治(鳥取大学医学部)
- 「結核症からみえてきた新石器時代の稲作農耕民における‘ソーシャルディスタンス’」
- 日本文化人類学会・左地亮子(東洋大学社会学部)
- 「身体の距離が『社会的なもの』になる時―フランスのジプシー・マヌーシュの民族誌を通して考える」
- 日本霊長類学会・山田一憲(大阪大学人間科学部)
- 「ニホンザルの個体間距離にみられる地域間変異:密な社会と疎な社会」
- 日本民俗学会・川島秀一(東北大学災害科学国際研究所)
- 「民俗調査における社会的距離―調査者と話者とのあいだをめぐって」
- 日本生理人類学会・樋口重和(九州大学大学院芸術工学研究院)
- 「脳のミラーシステム ―自他との境界を越えて―」
- その他の情報:
- 参加方法:どなたでも無料でご参加いただけますが、事前登録が必要となります。
- 登録期限:10月8日(金)
- 登録サイト:https://forms.gle/EQ5R4N5RroBjf5pH9
- 問い合わせ先:
- E-mail: 16godosympo★gmail.com(合同シンポジウム担当/★は@に変えて下さい)
- URL: 人類学関連学会協議会ウェブページ:http://www.jasca.org/related_assocs/frame.html