学会主催/共催事業(2020年)
2020年(暦年)に日本民俗学会が主催(または他の関連学会と共催)で開いたシンポジウムの情報やその他の研究・普及事業です。
- 2020.02.15. 東北民俗の会2月例会 卒業論文発表会(日本民俗学会談話会共催)
- 2020.02.22. 沖縄民俗学会2月例会 卒業論文発表会(日本民俗学会談話会共催)
- 2020.03.14. 京都民俗学会第324回例会 第11回卒業論文報告会(日本民俗学会談話会共催)
- 2020.12.13. 第15回人類学関連学会協議会(CARA)合同シンポジウム「性差」(第911回談話会・オンライン開催)
2019年度卒業論文・修士論文発表会(日本民俗学会談話会共催)
東北民俗の会2月例会 卒業論文発表会
- 開催日時:2020年2月15日(土) 13:00〜16:00
- 開催会場:東北大学川内北キャンパス 国際交流棟(A12)1F
- (仙台市地下鉄東西線「川内」駅下車、南1出口より徒歩2分)
- プログラム(発表20分・質疑応答15分)
- 13:00〜13:05 ごあいさつ
- 13:05〜13:40 佐藤正人(弘前大学人文社会科学部)「神社環境をめぐる民俗学的研究」
- 13:40〜14:15 安倍みなみ(盛岡大学文学部日本文学科)「宮城県の潮垢離祭事の研究」
- 14:15〜14:50 渡邊愛(東北学院大学文学部歴史学科)「シカは神獣か、害獣か ―牡鹿半島周辺におけるシカとヒトの付き合い方から―」
- 14:50〜15:25 田澤典子(弘前大学人文社会科学部)「岐路に立つ地域社会 ―青森県野辺地町における人々のくらし―」
- 15:25〜16:00 郷土明日香(東北大学文学部人文社会学科)「都市寺院と地域社会の関わり ―三瀧山不動を事例に都市寺院と地域社会の関わり―」
- 司会:木村敏明・加藤幸治
- 主催:東北民俗の会/共催:日本民俗学会談話会
- 問い合わせ先:
- 東北民俗の会事務局
- 〒980-8576 仙台市青葉区川内27-1 東北大学大学院文学研究科宗教学研究室気付
- その他の情報:
- 終了後、交流会があります(発表者は招待)
沖縄民俗学会2月例会 卒論発表会
- 開催日時:2020年2月22日(土) 16:30〜
- 開催会場:首里公民館2階会議室
- (那覇市首里当蔵町2-8-2)
- 発表者とタイトル:
- 有田理来(琉球大学)
- 「与論島の葬法の変遷と葬儀社の参入に伴う葬儀時の役割の変化」
- 主催:沖縄民俗学会
- 共催:日本民俗学会談話会
- 問い合わせ先:
- 〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町千原1番地 琉球大学法文学部人間科学科 神谷智昭研究室内 沖縄民俗学会事務局
- Tel/Fax: 098-895-8267
- E-mail:ok-minzoku★hotmail.co.jp・iguchike8115★gmail.com (★は@に変えて下さい)
- その他の情報:
- 参加費:会員=無料、非会員=資料代200円
- 懇親会:居酒屋 守礼(那覇市首里汀良町1-29 / 098-885-4467)
- ※当日会場は駐車場が使えませんので、公共交通機関をご利用するか、近隣のコインパーキング等にご駐車ください。
[開催中止] 京都民俗学会第324回例会 第11回卒業論文報告会
- ★COVID-19対応により開催中止となりました=3/1
- 開催日時:2020年3月14日(土) 10:50〜17:45
- 開催会場:佛教大学紫野キャンパス 1号館
- (京都市営バス「千本北大路」下車徒歩3分または「佛教大学前」下車徒歩すぐ/京都市北区紫野北花ノ坊町96)
- プログラム(報告25分・質疑応答10分):
- 10:50〜11:00 開会
- 11:00〜11:35 河野宗樹(佛教大学歴史学部)「ネットロアをめぐる民俗学研究:差別をテーマとした話を中心に」
- 11:40〜12:15 橋澤菜摘(佛教大学歴史学部)「桃太郎と瓜子姫 ―誕生・成長・性別の違いを巡って―」
- 12:15〜13:20 昼食休憩(65分)
- 13:20〜13:55 相田美玖良(佛教大学歴史学部)「京都の六斎念仏における死者供養 ―空也堂と焼香式―」
- 14:00〜14:35 山田七帆(滋賀県立大学人間文化学部)「おこないの『改革』と継承」
- 14:40〜15:15 原知里(滋賀県立大学人間文化学部)「滋賀県のインキョ慣行とその変化」
- 15:15〜15:25 休憩(10分)
- 15:30〜16:05 山田菜摘(関西学院大学社会学部)「生きている平家伝承 ―愛媛県八幡浜市磯岡の事例―」
- 16:10〜16:45 辻涼香(関西学院大学社会学部)「『物忌』のゆくえ ―伊豆諸島における来訪神伝承の消長―」
- 16:50〜17:25 加藤智寛(ものつくり大学技能工芸学部)「遊技設備が24時間稼働する店舗実態の考察」
- 17:25〜17:40 講評
- 17:40〜17:45 終了
- 18:00〜20:00 懇親会(佛教大学構内にて懇親会/参加費一般5,000円・学部学生3,000円を予定)
- 主催:京都民俗学会
- 共催:日本民俗学会談話会
- 問い合わせ先:
- 京都民俗学会事務局
- URL: http://kyoto-minzoku.jp/
第15回人類学関連学会協議会(CARA)合同シンポジウム「性差」(第911回談話会・オンライン開催)
- 日時:2020年12月13日(日) 13:00〜17:00
- 会場:Zoomによる遠隔発表
- ※参加申し込みは、このページ下部にあるフォームから行なってください(2020年11月17日)
- 開催主旨
- 「性差」が学問のみならず社会的な課題となって久しい。性差は大きく生物学的、心理的、社会的に区別することができるが、当然のことながらそれぞれは密接に関連している。男女の生物学的な区 別と、その社会的・文化的な役割の関係についてはこれまで多くの領域から研究がすすめられ、近年ではトランスジェンダーなど男女という区別に収まらない問題も議論されている。
この「性差」という古くて新しい課題について、それぞれの学会から最新の成果をもちより、それぞれの理解を深め、議論を展開していくことは、人類学関連学会のそれぞれにとっても有意義であるとともに、大きな社会性・現代性を有するものといえるだろう。
合同シンポジウムでは、ぞれぞれの学問領域の方法による研究事例を持ち寄り、その到達点を相互理解することによって、共通点と独自性を探り、さらには今後の「性差」の在り方についても議論を深めていければ幸いである。 - プログラム:
- 13:00 開会挨拶=川島秀一(東北大学・日本民俗学会会長)/主旨説明=市川秀之(滋賀県立大学・日本民俗学会)
- 13:15-13:40 伊藤詞子(京都大学・日本霊長類学会)
- 「とあるチンパンジー集団における生と性」
- 13:40-14:05 新ヶ江章友(大阪市立大学・日本文化人類学会)
- 「乖離する性行為と生殖 ―セクシュアルマイノリティによる生殖補助医療技術の利用実態から見た出産・子育て―」
- 14:05-14:30 村木里志(九州大学・日本生理人類学会)
- 「生理人類学は性差とどう向き合っているか」
- 14:30-14:45 休憩
- 14:45-15:10 安井眞奈美(国際日本文化研究センター・日本民俗学会)
- 「性差の民俗ー胎児の性別占いと胎児観」
- 15:10-15:35 五十嵐由里子(日本大学・日本人類学会)
- 「人骨に現れる性差」
- 15:35-15:50 休憩
- 15:50-16:50 総合討論
- 司会:才津祐美子(長崎大学・日本民俗学会)
- 16:50-17:00 まとめ
- コーディネーター:市川秀之・才津祐美子