一般社団法人日本民俗学会研究奨励賞規定(2020年度施行)

1.(研究奨励賞の目的)

 一般社団法人日本民俗学会は、民俗学分野での将来の活躍が期待される若手研究者を奨励することを目的として、日本民俗学会研究奨励賞を設ける。

2.(賞および授賞式)

 賞は賞状および賞金とし、授賞式は日本民俗学会年会内において行う。

3.(受賞の資格)

3-1. 受賞の資格は選考が行われる前の年に35歳未満(12月31日時点)の本会会員とし、対象は選考が行われる前の年の1月1日から12月31日までに刊行された著書および論文とする。

3-2. 選考は公募および他薦による。また対象年内に刊行された『日本民俗学』に掲載された論文のうち、著者が資格に該当するものも対象となる。

4.(審査委員会の設置)

4-1. 受賞者を選考するために審査委員会を設ける。

4-2. 審査委員会は理事会が専任する5名の審査委員で構成し、任期は当該年度において、委嘱を受けてから奨励賞授賞式までとする。

4-3. 審査委員は理事から1名選出する。

4-4. 審査委員会での審査方法については、別に定める。

5.(受賞の決定)

 理事会は審査委員会の報告をうけて、受賞者を決定する。

6. 本規定は、2020年度より施行する。