『民間伝承』目次-3 8巻1号(1942.5.5)〜10巻8号(1944.8.5)

8巻1号=通巻79号(1942年5月5日)

  • [巻頭言] 柳田國男 「新たなる目標」 (1)
  • [論文] 柳田國男 「親の膳」 (5〜13)
  • [論文] 桂井和雄 「蒲陶に関する民俗」 (14〜20)

8巻2号=通巻80号(1942年6月5日)

  • [巻頭言] 柳田國男 「新たなる目標(再録)」 (1)
  • [論文] 倉田一郎 「「私」の発生」 (5〜12)
  • [論文] 大藤時彦 「分家と祭祀」 (14〜18)
  • [論文] 柳田國男 「昔話新談(一)」 (34〜35)

8巻3号=通巻81号(1942年7月5日)

  • [巻頭言] 柳田國男 「新たなる目標(再録)」 (1)
  • [論文] 櫻田勝徳 「漁民と神幸」 (5〜9)
  • [論文] 和歌森太郎 「オモユとママハハ」 (10〜16)
  • [論文] 瀬川清子 「かりやのこと(一)」 (17〜21)
  • [論文] 岡田悦哉 「複産児の感情」 (21〜23)

8巻4号=通巻82号(1942年8月5日)

  • [巻頭言] 倉田一郎 「新しき国風の学」 (1)
  • [論文] 和歌森太郎 「八朔考」 (5〜9)
  • [論文] 倉田一郎 「姉女房の問題」 (9〜13)
  • [論文] 柳田國男 「鯖大師」 (14〜18)
  • [論文] 宮本勢助 「肩入と肩当」 (19〜22)
  • [論文] 瀬川清子 「諸国の忌籠」 (23〜27)
  • [論文] 柳田國男 「昔話新談(二)」 (36〜39)

8巻5号=通巻83号(1942年9月5日)

  • [巻頭言] 宮本常一 「さまよへる霊の為に」 (1)
  • [論文] 柳田國男 「にが手の話」 (5〜7)
  • [論文] 瀬川清子 「忌屋の名称 ─かりやのこと(二)─」 (8〜14)
  • [論文] 今井武 「産土神と氏神」 (14〜19)

8巻6号=通巻84号(1942年10月5日)

  • [巻頭言] 大藤時彦 「我々の立場」 (1)
  • [論文] 瀬川清子 「端午の婚舎」 (5〜12)
  • [論文] 尾河和夫 「岩手県下に於ける家族生活」 (12〜15)

8巻7号=通巻85号(1942年11月5日)

  • [巻頭言] 柳田國男 「伝統と文化」 (1)
  • [論文] 柳田國男 「にが手と耳たぶの穴」 (5〜8)
  • [論文] 牧田茂 「産神と箒神と」 (9〜20)
  • [論文] 武田明 「ノツゴ資料」 (21〜22)

8巻8号=通巻86号(1942年12月5日)

  • [巻頭言] 柳田國男 「信仰と学問」 (1)
  • [論文] 関敬吾 「大歳の昔話」 (5〜8)
  • [論文] 大藤時彦 「頭渡し」 (8〜11)
  • [論文] 岩崎敏夫 「藁の宮」 (12〜18)
  • [論文] 今井善一郎 「串立つ神」 (18〜20)

8巻9号=通巻87号(1943年1月5日)

  • [巻頭言] 柳田國男 「昔を尋ねる道」 (1)
  • [論文] 柳田國男 「手拭沿革(一)」 (5〜8)
  • [論文] 櫻田勝徳 「薩南宝島の正月さま」 (9〜11)
  • [論文] 和歌森太郎 「年の神をめぐる問題」 (11〜17)
  • [論文] 倉田一郎 「年玉考」 (17〜22)

8巻10号=通巻88号(1943年2月5日)

  • [巻頭言] 橋浦泰雄 「日本の自力」 (1)
  • [論文] 堀一郎 「保呂羽山の正月行事」 (5〜12)
  • [論文] 長岡博男 「「しようぶわけ」の事」 (38〜42)
  • [論文] 桂井和雄 「ゴゼムシとオンバゴゼの語原考」 (42〜46)
  • [論文] 山川振作 「耳たぶの穴」 (46〜47)
  • [論文] 柳田國男 「手拭沿革(二)」 (48〜51)

8巻11号=通巻89号(1943年3月5日)

  • [巻頭言] 瀬川清子 「前代生活の智識を掴め」 (1)
  • [論文] 大藤時彦 「ホーハイ」 (5〜7)
  • [論文] 森田保治 「海老瀬の椀貸伝説」 (8〜15)
  • [論文] 五味典夫 「駒の石像と馬蹄石其の他」 (15〜18)
  • [論文] 鈴木正彦 「ビツコ考」 (19〜22)
  • [論文] 柳田國男 「手拭沿革(三)」 (44〜50)

8巻12号=通巻90号(1943年4月5日)

  • [巻頭言] 関敬吾 「問題の拡張」 (1)
  • [論文] 柳田國男 「手拭沿革(四)」 (5〜10)
  • [論文] 山口彌一郎 「鬼越・二渡の地名」 (11〜14)
  • [論文] 高谷重夫 「牛神について」 (14〜18)
  • [論文] 山口麻太郎 「壱岐に於ける畑の形態に就きて」 (18〜21)

9巻1号=通巻91号(1943年5月5日)

  • [巻頭言] 大藤時彦 「方言と標準語」 (1)
  • [論文] 倉田一郎 「厄年の問題(一)」 (5〜11)
  • [論文] 瀬川清子 「厄年について」 (11〜16)
  • [論文] 大藤時彦 「ヒダル神」 (17〜20)
  • [論文] 桂井和雄 「鵜来島のヒウチに就いて」 (20〜21)

9巻2号=通巻92号(1943年6月5日)

  • [巻頭言] 橋浦泰雄 「道徳と規律」 (1)
  • [論文] 倉田一郎 「厄年の問題(二)」 (3〜8)
  • [論文] 長岡博男 「思ひ出の肩車」 (9〜11)
  • [論文] 瀬川清子 「厄年の行事」 (11〜17)
  • [論文] 武田久吉 「寛文時代の道祖神」 (18〜19)

9巻3号=通巻93号(1943年7月25日)

  • [巻頭言] 櫻田勝徳 「食物と恩」 (1〜2)
  • [論文] 大藤時彦 「盆行事三四」 (3〜8)
  • [論文] 倉田一郎 「七日盆の古意」 (9〜13)
  • [論文] 宮本常一 「盆飯」 (13〜16)

9巻4号=通巻94号(1943年8月25日)

  • [巻頭言] 倉田一郎 「現代と民間伝承」 (1〜2)
  • [論文] 池田弘子 「話千両」 (3〜9)
  • [論文] 大藤時彦 「柿の木」 (9〜11)
  • [論文] 西郷信綱 「祭の組織と管理」 (12〜16)
  • [論文] 瀬川清子 「厄年の忌と厄語」 (17〜20)
  • [論文] 千葉徳爾 「里芋考」 (20〜22)
  • [論文] 柳田國男 「〔月曜通信〕ウブスナのこと」 (24〜27)
  • [記事] 「柳田國男先生古稀記念会趣旨」 (50〜53)

9巻5号=通巻95号(1943年10月30日)

  • [巻頭言] 関敬吾 「コウル岩と名付親」 (1〜2)
  • [論文] 山口麻太郎 「教育技法としての諺(一)」 (3〜12)
  • [論文] 石塚尊俊 「納戸の神」 (13〜18)
  • [論文] 大藤時彦 「小豆とぎ」 (18〜22)
  • [論文] 高橋文太郎 「輪※(※=かんじき)の古語」 (22〜24)
  • [論文] 柳田國男 「〔月曜通信〕宮参り」 (26〜29)

9巻6・7号=通巻96-97号(1943年11月5日)

  • [巻頭言] 橋浦泰雄 「日本民俗学の現段階と方法」 (1〜2)
  • [論文] 柳田國男 「家の神の問題」 (3〜7)
  • [論文] 瓜生道男 「昔話覚書」 (8〜11)
  • [論文] 土橋里木 「狐の尻あぶり補遺」 (12〜16)
  • [論文] 金子総平 「又鬼の問題」 (16〜20)
  • [論文] 山口麻太郎 「教育技法としての諺(二)」 (20〜29→36)
  • [論文] 柳田國男 「〔月曜通信〕祖霊社」 (32〜36)

9巻8号=通巻98号(1943年12月5日)

  • [巻頭言] 小林存 「今日の日本民俗学と民族学」 (1〜2)
  • [論文] 大藤時彦 「願果し」 (3〜7)
  • [論文] 石塚尊俊 「年桶考」 (8〜12)
  • [論文] 山口麻太郎 「教育技法としての諺(三)」 (12〜19)
  • [論文] 千葉徳爾 「正月の月見」 (19〜21)
  • [論文] 柳田國男 「〔月曜通信〕(タイトルなし)」 (22〜24)

10巻1号=通巻99号(1944年1月5日)

  • [巻頭言] 民間伝承の会 「柳田先生古稀記念会の出発にあたり会員各位に檄す」 (1〜2)
  • [論文] 堀一郎 「神職の祭と氏子の祭(一)」 (3〜9)
  • [論文] 大藤時彦 「神送・神迎」 (9〜13)
  • [論文] 倉田一郎 「氏神の周辺」 (14〜17)
  • [論文] 山口麻太郎 「壱岐に於ける村の神と家の神(一)」 (18〜21)
  • [論文] 柳田國男 「氏神様と教育者」 (85〜90)

10巻2号=通巻100号(1944年2月1日)

  • [巻頭言] 大藤時彦 「民俗学と実際問題」 (1〜2)
  • [論文] 大藤時彦 「忌明けと産神」 (3〜7)
  • [論文] 橋浦泰雄 「生児の所属の問題」 (7〜11)
  • [論文] 柳田國男 「〔水曜手帖〕(タイトルなし)」 (74〜76)
  • [論文] 堀一郎 「神職の祭と氏子の祭(二)」 (77〜82)
  • [論文] 山口麻太郎 「壱岐に於ける村の神と家の神(二)」 (83〜86)

10巻3号=通巻101号(1944年3月5日)

  • [巻頭言] 倉田一郎 「生死観と民俗学」 (1〜2)
  • [論文] 大藤時彦 「死霊と後生」 (3〜7)
  • [論文] 倉田一郎 「葬制の諸問題」 (8〜18)
  • [論文] 柳田國男 「〔月曜通信〕『旅と伝説』について」 (19〜21)
  • [論文] 柳田國男 「あいさつの言葉(一)」 (59〜63)

10巻4号=通巻102号(1944年4月5日)

  • [巻頭言] 関敬吾 「民俗と錬成」 (1〜2)
  • [論文] 大藤時彦 「成年式と神事」 (3〜8)
  • [論文] 萩原龍夫 「成年式覚書」 (8〜11)
  • [論文] 瀬川清子 「一人まへ」 (11〜18)
  • [論文] 宮本常一 「登山と小屋」 (18〜23)
  • [論文] 和歌森太郎 「春山入り」 (23〜32)
  • [論文] 倉田一郎 「ゆびきり考」 (32〜36)
  • [論文] 柳田國男 「〔月曜通信〕遊戯とマ・カゲン・ホドアヒ・オモヒキリ等」 (37〜42)
  • [論文] 柳田國男 「あいさつの言葉(二)」 (74〜78)

10巻5号=通巻103号(1944年5月5日)

  • [巻頭言] 櫻田勝徳 「ほんものゝ生活保持に」 (1〜2)
  • [論文] 大藤時彦 「休日の問題」 (3〜7)
  • [論文] 櫻田勝徳 「雨乞伝説の一例」 (7〜9)
  • [論文] 柳田國男 「〔水曜手帖〕小さな手形」 (10〜14)
  • [論文] 田岡香逸 「田原紀行」 (33〜37)
  • [論文] 柳田國男 「あいさつの言葉(三)」 (38〜42)

10巻6号=通巻104号(1944年6月5日)

  • [巻頭言] 橋浦泰雄 「美しい日本の家とは」 (1〜2)
  • [論文] 倉田一郎 「家の経済」 (3〜11)
  • [論文] 櫻田勝徳 「村の家の寿命に就て」 (12〜14)
  • [論文] 大藤時彦 「家の神としての火の神」 (15〜19)
  • [論文] 柳田國男 「〔月曜通信〕女の名」 (44〜49)

10巻7号=通巻105号(1944年8月5日)

  • [巻頭言] 和歌森太郎 「社交と協同」 (1〜2)
  • [論文] 宮本常一 「移住者と神」 (3〜7)
  • [論文] 大藤時彦 「食の無理強ひ」 (8〜11)
  • [論文] 倉田一郎 「香奠の今昔」 (11〜17)
  • [論文] 池田弘子 「女の名」 (18〜21)
  • [会告] 「民間伝承の会会則(昭和二十年一月一日改正)」 (40)

10巻8号=通巻106号(1944年8月5日)

  • [巻頭言] 大藤時彦 「魂祭の将来」 (1〜2)
  • [論文] 関敬吾 「精霊と迎火」 (3〜11)
  • [論文] 大藤時彦 「盆花」 (11〜14)