日中民俗学学術交流ワークショップ(2022年6月24日掲載)

テーマ:現代社会における民俗と現代民俗学

開催日時:2022年7月17日(日) 14:00-18:20(日本時間)
開催方法:Zoomによるオンライン開催
※参加申込みは、こちらのフォームから行なってください(申込締切=7月16日(土) 16:00)
開催趣旨:
 2002年7月17日(日曜日)、中国民俗学の若手研究者らは「民間文化青年論壇」を立ち上げ、先輩の学者たちの学問を継承しながら、それらを乗り越え、民俗学研究のレベルアップを目指し、民俗学の学術規範や時代に合う課題意識を強く強調してきた。日本民俗学会でも2000年代以降国際交流が盛んになり、また2008年5月には現代民俗学会が設立されるなど、民俗学の先人たちを乗り越え、新たな理論の構築を目指すと同時に、他分野との対話や開かれた議論を図りながら、日本民俗学の国際化や各国の民俗学との交流を実践してきた。中日両国の民俗学者の共通の課題として、民俗学のパラダイム・チエンジを実現し、現代社会の民俗や生活文化に対応し、それらを把握できる現代民俗学を発展させることである。両国の現代民俗学のさらなる学術交流を図るために、今回、若手民俗学者の国際交流活動を企画する次第である。
プログラム:
司会:田村和彦(福岡大学教授)
13:30 Zoom会場の開室
14:00-14:10 中国民俗学会会長のご挨拶(通訳:劉晨)
14:10-14:20 日本民俗学会会長のご挨拶(通訳:施堯)
14:20-14:50 王加華(山東大学教授)「二十四節気の伝承及び現代中国における保護」
口頭発表は中国語、PPTは日本語
14:50-15:20 彭偉文(浙江師範大学副教授)「『現在』に向ける中国民俗学:現状と問題」
口頭発表は中国語、PPTは日本語
15:20-15:50 コメンテーター:劉暁峰(清華大学教授)(通訳:劉晨)
15:50-16:00 休憩
16:00-16:30 飯倉義之(國學院大學教授)「変化する現在・拡張する現実と向き合う日本の民俗研究」
口頭発表は日本語、PPTは中国語
16:30-17:00 加賀谷真梨(新潟大学准教授)「民俗調査の方法論的課題―沖縄研究を事例に」
口頭発表は日本語、PPTは中国語
17:00-17:30 コメンテーター:菅豊(東京大学教授)(通訳:施堯)
17:30-18:00 質疑応答・討論(中国側通約:劉晨、日本側通約:施堯)
18:00-18:10 閉会のご挨拶(小熊誠(神奈川大学教授))(日本語+中国語)
18:10-18:20 閉会のご挨拶(施愛東(中国社会科学院教授))(通約:劉晨)
共催:日本民俗学会・中国民俗学会
問い合わせ先:
日本民俗学会事務局
TEL: 03-5815-2265
E-mail: folklore★post.nifty.jp(★は@に変えて下さい)
参加申込URL: https://forms.gle/mrYrvs8qfWoWVzf26
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