国際シンポジウム「スマホ時代の歩き方:東アジアとの対話」(2024年7月25日掲載・8月14日ポスター追加)

日本民俗学会では、下記の通り東アジアの国々や地域の研究者を交えた国際シンポジウムを開催いたします。若手研究者の研究発表ならびにシンポジウム「スマホ時代の歩き方:東アジアとの対話」により構成されます。大勢の皆様のご参加をお待ちしています。

開催日程:2024年8月24日(土)
開催会場:神奈川大学みなとみらいキャンパス 3007教室(会場アクセス | フロアマップ
主催:一般社団法人日本民俗学会
後援:中国民俗学会・神奈川大学
共催:京都大学人文科学研究所・共同研究「文化資源と文化運動」、科学研究費補助金基盤研究B「モノ・人・権力の現代民俗学:日中韓の比較に基づく批判的〈民具〉研究の構築」(23K20558)
参加にあたって:
事前参加登録不要。当日会場にお越し下さい。日本民俗学会・中国民俗学会の会員以外の方もご参加いただけます。
【プログラム】
10:00 オープニングスピーチ:大石泰夫(日本民俗学会会長)
10:10 会場校ウェルカムスピーチ:小熊誠(神奈川大学学長)
10:20 研究発表(1) 呉玉萍(上海視覚芸術学院副教授)
「始于网络狂欢,衷于文化认同:民俗经济强大的内生力分析—以顶流马面裙为例」(「オンライン・カーニバルから文化的アイデンティティまで:民俗経済の持つ強力な内生的成長に関する分析―大人気のマミアン・スカートに着目して―」)
10:50 研究発表(2) 牛窪彩絢(東京大学・日本学術振興会特別研究員DC2)
「国家による死の管理―日本の『墓地埋葬法』を通して考える」
11:20 研究発表(3) 樊楓(山東大学儒学高等研究院博士課程)
「折转虚实:民俗学视角下“网游玩工”的日常生活图景」(「虚と実のはざまで:民俗学から見る“オンラインゲーム・プレイバー”(online game playbour)の日常生活」)
11:50 研究発表(4) 郭立東(東京大学大学院博士課程)
「なぜ石が積まれているのか―聖地とヴァナキュラー」
12:20 休憩
13:30 研究発表(5) 李剛(中国民俗学会副会長、中国民俗学ネットワーク)・荆淑坤(中国民俗学会副事務局長)
「信息化时代的学术共同体构建:以中国民俗学会为例」(「情報化時代における学術共同体の構築:中国民俗学会を例として」)
シンポジウム「スマホ時代の歩き方:東アジアとの対話」
14:00 趣旨説明・司会 菊地暁(京都大学)
14:20 講演(1) 倉本知明(文藻外語大学)
「欧兜邁(おーとばい)からつぶやく南台湾の『奇譚』」
14:50 講演(2) 鄭羽伶(台南市文化資産管理処)
「台南市の民俗文化財とその保護政策:文化財映像コンテストを例として」
15:20 講演(3) 大谷亨(厦門大学)
「中国TikTok民俗学:短尺動画で探る「老百姓(ラオバイシン)」の日常生活」
15:50 休憩
16:10 コメント 陸薇薇(東南大学)
16:40 討論
17:30 クロージングスピーチ:葉濤(中国民俗学会会長)
17:40 終了
*司会:門田岳久(立教大学)・田村和彦(福岡大学)・周星(神奈川大学)
使用言語:
●研究発表:中国語スピーカーの場合は中国語発表、日本語スライド。日本語スピーカーの場合は日本語発表、中国語スライド。質疑は逐次通訳あり。
●シンポジウム:中国語スピーカーの場合は中国語発表、日本語スライド。日本語スピーカーの場合は日本語発表、中国語スライド。コメントは逐次通訳あり。
●予稿集(日中両言語)を配布します。
問い合わせ先:
日本民俗学会事務局
E-mail: folklore★post.nifty.jp(★は@に変えてください)