アルブレヒト・レーマン氏公開講演会(2010年9月19日・25日)
「神秘化された森と環境保護運動―ドイツの事例より」
- 【東京会場】
- 開催日時:2010年9月19日(日) 13:00〜16:30(開場13:00)
- 開催会場:東京大学駒場キャンパス1323教室
- コメンテーター:篠原徹(滋賀県立琵琶湖博物館館長・日本民俗学会会長)
- 主催:日本民俗学会・東京大学グローバル地域研究機構ドイツ・ヨーロッパ研究センター(DESK)
- 【大阪会場】
- 開催日時:2010年9月25日(土) 13:00〜16:30(開場13:00)
- 開催会場:国立民族学博物館第5セミナー室
- コメンテーター:岩槻邦男(兵庫県立人と自然の博物館館長・東京大学名誉教授)
- 主催:日本民俗学会/共催:国立民族学博物館
- その他の情報:東京会場と大阪会場とも講演内容は同じです。
アルブレヒト・レーマン(Albrecht Lehmann)氏について
- 1939年生まれ。ドイツ・ハンブルグ大学終身教授。レーマン教授は語りや自伝の収集を通じ、戦争引き揚げ者・自然環境・労働者などの主題に取り組んできました。その方法は「日常の語り」の厳密な分析から、「意識」(≒心意)を析出する手法を構築したことで、現代ドイツを代表する民俗学者として知られています。
- 主著は、『ある労働者村の生活』(1976)、『語りの構造とライフコース―人生・自伝研究』(1983)、『捕虜生活と帰郷―ソ連のドイツ人戦争捕虜』(1986)、『心ならずも異国を棲家として―1945-1990年西ドイツの難民と故郷追放者』(1991)、『人間と樹木―ドイツ人とその森』(1999)、『経験について話すということ―語りの文化科学的意識分析』(2007)。このうち『人間と樹木』は、『森のフォークロア―ドイツ人の自然観と森林文化』として邦訳出版されています。
森のフォークロア―ドイツ人の自然観と森林文化 (叢書・ウニベルシタス) Albrecht Lehmann 識名章喜・大淵知直 訳 法政大学出版局 2005-10 |
関連リンク
Albrecht Lehmann - ハンブルグ大学 民俗学/文化人類学研究所
東京大学 ドイツ・ヨーロッパ研究センター(DESK)
国立民族学博物館