談話会開催記録-2000年 第783回〜第788回
第783回 2000年3月12日
- 卒論発表会(27名) [223号]
- 阿達志都(東洋大学) 「見沼の弁天信仰」
- 石井秀美(東洋大学) 「千葉の妙見大祭」
- 川向富貴子(國學院大學) 「蘇民祭とその構造」
- 宮城聖子(中京女子大学) 「海神祭の研究 ─大宜味村根路銘の場合─」
- 種川幸(札幌国際大学) 「読谷村字楚辺における『赤犬子伝説』の成り立ちと継承に関する一考察」
- 石戸谷勉(弘前大学) 「山村生活における人形習俗の一考察 ─津軽のサンスケ─」
- 鹿内由美子(弘前大学) 「語りによる砂子瀬民俗誌 ─成田キヌヨさんの語り─」
- 崔正玉(敬和学園大学) 「昔話にみる日・韓文化比較」
- 飯倉義之(國學院大學) 「増間話の研究」
- 佐々木愛(お茶の水女子大学) 「葬送習俗の変容と死の意識変化」
- 野澤玲子(東北学院大学) 「祖先祭祀の現状 ─栃木県西那須野町二区町の場合─」
- 川村智明(慶應義塾大学) 「日本人と終末論 ─ノストラダムスの大予言の受容を巡って─」
- 戸井透(敬和学園大学) 「妖怪考 ─世紀末を迎えて─」
- 野田英之(愛知学院大学) 「妖怪と幽霊 ─その弁別をめぐって─」
- 澁谷陽一(千葉大学) 「化物草紙の研究 ─妖怪研究への試論─」
- 池田光穂(高知大学) 「地域づくりにおける客体化の可能性」
- 牧田由起子(創価大学) 「秋田の竿燈について」
- 三橋はるな(国立音楽大学) 「民俗芸能の『保存』と『展開』 ─民俗芸能と観光・民俗芸能劇団との関係を通して─」
- 新保美枝子(武蔵大学) 「『子どもの遊び』研究 ─新潟県刈羽郡小国町三桶地区を通して─」
- 中川裕美(中京女子大学) 「少女文化論 ─少女マンガが描いた少女たち─」
- 柴田悠(愛知学院大学) 「年中行事の日取りをめぐって ─岐阜県恵那地域の盆行事を中心に─」
- 佐門宏昭(新潟大学) 「イロリの呼称に関する民俗的考察 ─東蒲原郡鹿瀬町日出谷の事例を中心に─」
- 坂井美香(新潟大学) 「つるもの禁忌に関する民俗学的考察 ─米山山麓村落の事例をもとに─」
- 岡田朝代(筑波大学) 「雑煮とは何か ─材料の地域的特徴からの一考察─」
- 枡厚生(筑波大学) 「クマ狩りにおける民俗知識」
- 村泰徳(成城大学) 「東北の木地師とこけしの誕生」
- 村松彰子(成城大学) 「琉球びんがた ─伝統工芸の現在─」
第784回 2000年5月14日
- 鎌田久子 「民俗学会創設のころ(1) 柳田国男の周辺」 [229号]
- 中野泰 「ナグサミ考 −生業から見る漁師の老いと生きがい」 [224号]
第785回 2000年7月9日
- 前田俊一郎 「近代以降の墓制の動態をめぐって −足和田村大嵐村の一〇〇年−」 [225号]
- 竹田旦 「民俗学会創設のころ(2) 「民間伝承の会」から「日本民俗学会」へ」 [230号]
第786回 2000年9月10日
- 島村恭則 「「在日朝鮮人」の民俗学的研究」 [225号]
- 森山泰太郎 「民俗学会創設のころ(3) 柳田國男指導者の横顔: 昭和25年、民俗学研究所にて」 [231号]
第787回 2000年11月12日
- 梅野光興 「「いざなぎ流」の生成」 [226号]
- 木村博 「民俗学会創設のころ(4) 一地方会員として」 [231号]
第788回 2000年12月10日
- 蔡文高 「中国の洗骨改葬の史的展開」 [226号]
- 櫻井徳太郎 「民俗学会創設のころ(5) 民俗学研究所解散の前後」 [238号]
談話会開催記録-2001年 第789回〜第794回
第789回 2001年3月11日
- 平成12年度民俗学関係卒業論文発表会 [228号]
- 小島美香子(東京家政学院大学) 「残されたモノの姿を追って −東京都町田市相原町諏訪加賀伝説−」
- 岩田奈弓(筑波大学) 「墓と人 −つくば市民の墓意識と墓地環境の現状−」
- 杉山朋子(國學院大學) 「静岡市における縁起物職人沢屋をめぐる近代」
- 軽部望(東北学院大学) 「山村生活における野生植物利用の民俗 −山形県戸沢村の場合−」
- 新垣宜樹(國學院大學) 「南島漁撈の研究」
- 手塚佳介(成城大学) 「内水面漁撈における人間関係の多様性 −那珂川の『釣堀』化をめぐって−」
- 高橋美穂(東北学院大学) 「岩手県江刺市における同族組織の諸相」
- 小松奈緒子(中京女子大学) 「沖縄県座間味村の研究 −観光開発と村の生活−」
- 高森智子(千葉大学) 「天人女房 −その解釈と受容−」
- 星野志保(千葉大学) 「同人誌というコミュニケーション −マンガ同人誌におけるパロディー−」
- 福山知恵(新潟大学) 「世間話におけるイベント生成 −大字津川における「つがわ狐の嫁入り行列」イベントの事例を中心に−」
- 山下裕美(埼玉大学) 「伝統と生きつづけるまち −奥能登輪島市輪島崎における大祭を事例として−」
- 大山景子(中京女子大学) 「豊橋まつり とんとん踊りコンテストの研究 −新しいまつりの民俗学−」
- 太田史人(筑波大学) 「娯楽と信仰 −いわきのじゃんがら踊りを通して−」
- 山崎桂子(東洋大学) 「根知山寺の延年の稚児舞い」
- 寺沢陽子(東洋大学) 「年中行事と食物 −青梅市内の調査と周辺地域の報告から−」
- 礒部紀予子(大正大学) 「境の宗教性 −厠神をめぐって−」
- 半澤美保(東北大学) 「女性の生活と山の神講 −その変化をめぐって−」
- 中村聡子(弘前大学) 「女の講」
- 福西大輔(別府大学) 「九州における産神信仰の展開について −大分県下の事例を中心に−」
- 山口逓子(東京家政学院大学) 「俗信 −多摩の狐憑き−」
- 鹿内美恵子(弘前大学) 「馬をめぐる生活と信仰」
- 小川聖(新潟大学) 「恙虫除け信仰の形態と変容 −阿賀野川下流域における恙虫除け祭祀について−」
- 吉井勇也(成城大学) 「養蚕の技術と信仰 −高崎市上中居町新堀・下内手地区の事例から−」
第790回 2001年5月20日 (於・キャンパスプラザ京都)
- 板垣知子 「近現代における愛宕信仰 ―京郊愛宕山麓集落を中心に―」 [230号]
- 村上忠喜 「都市京都の民俗論 ―京都における都市文化研究の前提―」 [230号]
- 山路興造 「コメント 〈京都民俗学〉を検証する」 [230号]
- 共催: 京都民俗学談話会
第791回 2001年7月8日
- 俵木悟 「民俗芸能伝承の現場から ―「記憶」による知識の伝えられ方―」 [230号]
- 高橋在久 「民俗学会創設のころ(6) 昭和35年柳田國男講演「日本民俗学の頽廃を悲しむ」をめぐって」 [238号]
第792回 2001年9月9日
- 須永敬 「「国境」の宗教民俗史 ―日韓境域における国家母神の形成・伝播・受容をめぐって―」 [230号]
- 石塚尊俊 「民俗学会創設のころ(7) 民俗学会創設のころ ―昭和40年代を中心に―」 [233号]
第793回 2001年11月11日
- 才津祐美子 「「白川郷」の発見と白川村荻町の現在」 [230号]
- 牛島盛光 「民俗学会創設のころ(8) 昭和25年から昭和50年まで ―熊本を中心として―」 [234号]
第794回 2001年12月9日
- 山田慎也 「ひとの死の位置づけ方 ―社葬・団体葬における生花祭壇を中心にして―」 [230号]
- 大島建彦 「民俗学会創設のころ(9) 日本民俗学の転機」 [234号]
談話会開催記録-2002年 第795回〜第800回
第795回 2002年3月10日
- 2001年度民俗学関係卒業論文発表会 [231号]
- 大橋優子(神奈川大学) 「屋敷森の民俗 ―埼玉県加須市の事例研究―」
- 丸山紗知(東北学院大学) 「山形県庄内地方のバンドリについての考察」
- 清水千代(新潟大学) 「潟の複合的利用と生業の民俗 ―佐潟を事例として―」
- 渡部典子(神戸女子大学) 「女性と針の力」
- 塚原聡子(東北学院大学) 「商家における女性の役割 ―仙台商家のオアネサンを中心に―」
- 金田享(新潟大学) 「民俗芸能の伝承と文化財指定 ―新潟県北魚沼郡堀之内町「大の阪」の事例から―」
- 後閑芳子(成城大学) 「「つく舞」の芸能史的研究」
- 芝原三裕(成城大学) 「昭和初期の「放火事件」に関する一考察 ―神奈川県三保・丹沢地区A集落を事例として―」
- 小河健太郎(千葉大学) 「団地の書き方 ―地域と文化をめぐる民俗誌的考察―」
- 渡正(千葉大学) 「ミニバスケットボールの民俗誌 ―身体技法の教授と獲得をめぐって―」
- 鈴木智士(敬和学園大学) 「翁からみた日本人の神聖観」
- 石橋智恵(東京家政学院大学) 「『指田日記』における近世陰陽師」
- 城真由美(東洋大学) 「筑波山麓の講」
- 吉江真美(國學院大學) 「長野県における道祖神盗みの研究」
- 及川恵子(東京家政学院大学) 「世間話が語るもの ―大田区多摩川流域の人々の民俗心理について―」
- 松田尚子(筑波大学) 「現代の昔話が目指す世界」
- 篠原佳代(神戸女子大学) 「四国地方の狸伝説のもつ意味」
- 仲田裕香(東洋大学) 「三浦半島の医療伝承」
- 沼崎麻矢(國學院大學) 「葬送儀礼における俗信の研究」
- 皿谷友美(天理大学) 「韓国における流産児供養 ―光明会の活動を事例とした考察―」
- 山口宏(筑波大学) 「三界萬霊の意味 ―茨城県新治郡東城寺の事例から―」
第796回 2002年5月12日
- 博物館と民俗学
- 鈴木通大 「博物館における民俗学の可能性」 [232号]
- 安室知 「博物館学芸員の研究活動 ―三つの提言―」 [232号]
第797回 2002年7月14日
- 日本民俗学における「自然」と「都市」
- 藤井弘章 「自然環境をめぐる民俗学的研究の動向と課題 −海の民俗を中心に−」 [233号]
- 八木橋伸浩 「現代社会と都市の民俗 ―都市民俗論の成果〈1997年〜1999年〉―」 [233号]
第798回 2002年9月8日
- 第54回年会プレ・シンポジウム 「民俗と情報 ―民俗世界における情報・情報社会における民俗―」
- 森栗茂一 「情報化時代における「民俗学」からみえてくるもの」 [233号]
- 大島廣志 「現代伝説の変容と定着」 [233号]
- 工藤員功 「物語る“モノ”」 [233号]
- 司会: 佐野賢治
第799回 2002年11月10日
- 開発と民俗 −ダム建設を事例に−
- 赤羽正春 「奥三面 ―山と川の変遷―」 [233号]
- 脇田雅彦 「徳山ダム ―村の人々に学んで―」 [233号]
- コーディネーター: 田中宣一
第800回 2002年12月8日
- シンポジウム 「現代における伝承文化の意義」
- 小野寺節子 「現代における伝承文化の意義 ―音を視点とする立場から―」 [233号]
- 神田より子 「民俗芸能における伝承文化」 [233号]
- 小島孝夫 「技術伝承研究の現代的意義」 [233号]
- 佐野賢治 「“しつけ”と“勉強” ―地域社会の教育力―」 [233号]
- 常光徹 「口承文芸」 [233号]
- 古川修文 「民俗建築からみた伝承文化の意義」 [233号]
- コーディネーター: 宮本袈裟雄
談話会開催記録-2003年 第801回〜第807回
第801回 2003年1月12日
- 岩本通弥 「『先祖の話』をどう読むか」 [234号]
- 福田アジオ 「『先祖の話』をどう読むか」 [234号]
第802回 2003年3月9日
- 卒業論文発表会 [235号]
- 藤井綾子(東京家政学院大学) 「龍神信仰について ─近世近江における龍骨発見をめぐって─」
- 鎌田朋子(東京家政学院大学) 「民間宗教者と信仰集団」
- 小倉喜子(弘前大学) 「秋田県河辺町の講の現在 ─講集団の継承と再編成─」
- 飯島菜摘子(國學院大學) 「種子取祭における女の役割」
- 鈴木万保(成城大学) 「博多祇園山笠と博多の人々」
- 加藤淳(秋田大学) 「都市祭礼における排除と包摂 ─秋田市・笠燈まつりの事例から─」
- 中野洋平(佛教大学) 「神事舞太夫と梓神子 ─信州示爾津のノノウミコを事例に─」
- 吉田裕貴子(日本女子大学) 「日本舞踊と民俗舞踊の和 ─花柳徳兵衛の軌跡を追って─」
- 橋本尚実(筑波大学) 「民俗芸能の現在 ─その変化と人々─」
- 鶴田陽子(敬和学園大学) 「日本における差別構造と肉食文化」
- 阿部香織(神戸女子大学) 「徳島の山奥に見るイモの食習 ─美馬郡木屋平村を中心に─」
- 小澤輝見子(佛教大学) 「近江の村落と祭祀 ─近江八幡市の春祭を中心に─」
- 村中健大(弘前大学) 「青森県東津軽郡平内町のオコモリ行事」
- 儘田菜つ美(立教大学) 「青梅市小曽木岩蔵のフセギ行事」
- 藤田和也(立教大学) 「埼玉県久喜市の天王様」
- 横地留奈子(法政大学) 「新旧利根川下流域における精霊棚“ガラガラ”について」
- 熊谷千尋(新潟大学) 「ドンド焼きからみる道祖神の形態的変遷 ─山梨県西八代郡三珠町の丸石道祖神の事例を中心に─」
- 小尾もと子(園田学園女子大学) 「歳神としてのサイノカミ ─播磨地方の事例を中心に─」
- 田中なつみ(武蔵大学) 「広島県における家紋継承 ─嫁入道具と女紋─」
- 大楽和正(國學院大學) 「年齢階梯制の研究」
- 長谷川洋一(新潟大学) 「相互扶助にみるシンルイの論理 ─新潟県北魚沼郡守門村大倉を事例として─」
- 戸野佳代子(筑波大学) 「『ごんぎつね』におけるヒガンバナの象徴性」
- 一矢典子(神戸女子大学) 「モノモライと名の由来」
- 左次裕香(武蔵大学) 「贈り物と包装」
- 横尾恵里奈(敬和学園大学) 「見えるものへの追求と価値 ─妖怪文化から─」
- 折田亮(成城大学) 「慰霊にみる現代日本人の霊魂観 ─えひめ丸事故犠牲者への慰霊を中心に─」
第803回 2003年5月11日
- 修士論文発表会 [236号]
- 萩谷良太(神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科) 「集村の村落空間と屋敷 ―近江湖東村落を事例に―」
- 葉山茂(弘前大学大学院人文社会科学研究科) 「共有資源の所有形態の変遷 ―長崎県小値賀島の漁業を事例として―」
- 谷阪智佳子(近畿大学大学院文芸学研究科) 「自家用茶の民俗」
- 佐野恵子(帝塚山大学大学院人文科学研究科) 「京都における呪物信仰の民俗学的研究」
- 西岡亜紀(京都文教大学大学院文化人類学研究科) 「葬儀の現代 ―京都府船井郡園部町K区の葬送儀礼―」
- 厚香苗(國學院大學大学院文学研究科) 「テキヤ一家の構造と維持原理」
- 宮田妙子(成城大学大学院文学研究科) 「数と数の間の観念 ―特に「七度半の使い」を事例として―」
- 山口実恵(武蔵大学大学院人文科学研究科) 「新宗教の組織の研究 ―松緑神道大和山教団の本部員―」
- 田中久美子(筑波大学大学院人文社会科学研究科) 「個人に存在するカミの様相 ―佐賀県東松浦郡北波多村の岸岳末孫の伝承をめぐって―」
- 大城公男(東北大学大学院文学研究科) 「綱引き儀礼の構造と象徴性 ―八重山・鳩間島のプール―」
第804回 2003年7月12日 (於・西南学院大学)
- 地域振興と民俗
- 梶原宏之 「博物館をつくるということ ─その民俗学的試みと矛盾─」 [236号]
- 川森博司 「中央と地方の入り組んだ関係 ─地元・中央・民俗知識人─」 [236号]
- コーディネーター: 永松敦
- 後援: 鹿児島民俗学会・九州民俗学会・宮崎県民俗学会
第805回 2003年9月14日
- 文化政策と民俗学
- 安藤直子 「「地域文化」の商品化と地域振興 ─盛岡市の祭りを事例として─」 [237号]
- 菊池健策 「文化財としての民俗」 [237号]
第806回 2003年11月9日
- 昭和20・30年代の生活改善諸活動と民俗
- 鈴木明子 「生活改善運動のもたらしたもの ─意識改革と生活の変化─」 [237号]
- 山崎祐子 「公民館結婚式の発案と実行 ─沼津市平沢青年団の活動を中心に─」 [237号]
- コーディネーター: 田中 宣一
第807回 2003年12月14日
- ケガレ論再考
- 関根康正 「言葉と行為の間で」 [238号]
- 新谷尚紀 「分析概念としてのケガレ」 [238号]
談話会開催記録-2004年 第808回〜第814回
第808回 2004年1月11日
- シンポジウム 「総合的学習と民俗学」
- 小澤紀美子 「総合的学習は「学び」を変革する ─いのちを紡ぐ学び─」 [238号]
- 伊藤純郎 「総合的な学習と郷土教育運動」 [238号]
- 小国喜弘 「伝統文化の教育と民俗学」 [238号]
- コーディネーター: 佐野 賢治
第809回 2004年3月14日
- 2003年度民俗学関係卒業論文発表会 [240号]
- 西谷真希子(東京都立大学) 「都市における住宅地の観光地化について ─下町・谷中と山手・代官山の比較考察─」
- 竹中玲磨(國學院大學) 「焼畑農耕の民俗誌的研究 ─岐阜県宮川村の場合─」
- 木村大佑(筑波大学) 「地域活性化事業からみる山村・山林の将来」
- 五味久実子(東京女子大学) 「祝神についての研究 ─山梨県下の事例より─」
- 壺井裕子(園田学園女子大学) 「便所神考 ─長野県下伊那郡阿南町新野の事例を中心に─」
- 小川千恵子(筑波大学) 「宮田登山岳信仰圏論の検証」
- 水沼智美(成城大学) 「四国遍路における「お接待」文化 ─紀州から来る接待講を中心に─」
- 大西渉(愛知学院大学) 「老人の文化と伝承 ─愛媛県宇摩郡の事例から─」
- 菅野久美子(新潟大学) 「里帰り慣行にみる嫁」
- 福永香織(成城大学) 「過疎地における地域教育の変容とその背景 ─山梨県早川町の子供クラブを事例に─」
- 鹿久保陶子(跡見学園女子大学) 「トリアゲバアサンの変遷 ─我孫子市の事例から─」
- 阿部真貴(國學院大學) 「女川飯田口説の伝承」
- 岩楯磨州(慶應義塾大学) 「語られた西馬内盆踊り」
- 濱雄亮(慶應義塾大学) 「ユタをめぐる言説と表象」
- 松倉美千代(敬和学園大学) 「盲人の芸能 津軽三味線」
- 鈴木優香(武蔵大学) 「地方巡業・花相撲における甚句の位置付け」
- 堀山直子(武蔵大学) 「日本人の食習俗 ─甲府市・習志野市を中心に─」
- 斉藤陽子(秋田大学) 「2002年W杯 韓国路上応援の祝祭性」
- 中津川徹也(愛知学院大学) 「浜松凧揚祭の研究 ─旅籠町桔梗連の事例を中心に─」
- 本沢梢(東京家政学院大学) 「民間信仰の成立と展開 ─富士信仰をめぐって─」
- 早川典江(東京家政学院大学) 「東日本の民間信仰 ─東北の石造物建立をめぐって─」
- 関根史津子(跡見学園女子大学) 「現代墓事情」
- 遠藤春江(東京女子大学) 「現代における郷墓利用についての研究 ─奈良県極楽寺郷墓の事例から─」
- 斉木綾乃(東京都立大学) 「現代中国社会の映像人類学的研究 ─映画《大腕》を中心として─」
第810回 2004年5月9日
- 2003年度民俗学関係修士論文発表会 [240号]
- 服部比呂美(國學院大學大学院文学研究科) 「子ども組と子ども会 ─子ども集団と民俗行事─」
- 今石みぎわ(東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科) 「削りかけ「再考」 ─日本における削りかけ習俗の類型化の試み─」
- 石橋智恵(東京家政学院大学大学院人間生活学研究科) 「近世における陰陽師の活動」
- 工藤紗貴子(都留文科大学大学院文学研究科) 「山寺夜行念仏の世界観」
- 若林秀行(高崎経済大学大学院経済経営研究科) 「近代立山温泉と地域社会 ─明治二十年代を中心に─」
- 高木大祐(成城大学大学院文学研究科) 「現代動物供養考 ─東北地方の鮭霊供養を事例として─」
- 阿部梨絵(筑波大学大学院地域研究研究科) 「「見立て」の巡拝 ─つくば市周辺地域の新四国─」
- 門田岳久(東京大学大学院総合文化研究科) 「〈信心〉の対話構成論的取り込み ─ナラティブ・セラピーを応用した宗教経験記述に向けての理解枠組み構築─」
第811回 2004年7月10日 (於・師勝町歴史民俗資料館)
- シンポジウム 「回想法と民俗学」
- 市橋芳則 「回想法・高齢者ケアの古くて新しいツール」 [240号]
- 岩崎竹彦 「回想法における民俗学の可能性」 [240号]
- 司会: 川森博司
- コーディネーター: 岩本通弥
- 連携: 民俗学と文化資源に関する特別委員会
第812回 2004年9月12日
- 自治体史編さん事業と民俗学
- 関孝夫 「民俗編の編さんとその活用 ─埼玉県内の編さん事業を事例として─」 [241号]
- 鵜飼均 「民俗編が果たせたこと、果たせなかったこと ─京都府周辺の編さん事業を中心として─」 [241号]
第813回 2004年11月14日
- 政策と地域の民俗
- 加藤隆志 「ある「共有膳椀」成立の様相 ─村役場資料にみる昭和初期・経済更生計画と民俗─」 [241号]
- 富田祥之亮 「農山漁村における『生活改善』とは何であったのか ─農林省の生活改良普及事業における生活改善─」 [241号]
第814回 2004年12月12日
- モノづくりの伝承と継承
- 大島暁雄 「民俗技術論の周辺」 [242号]
- 北村敏 「熟練技術と現代産業 ─町工場から世界へ─」 [242号]
- 福岡直子 「現代社会に生きる伝統技術 ─“糸職人”の事例から─」 [242号]
- コーディネーター: 佐野賢治