次回談話会のお知らせ
第926回談話会(2023年7月23日・対面開催)
集落の統計的把握をめぐる意義と課題:農業集落調査の存廃問題から考える
- 日時:2023年7月23日(日) 13:30〜16:30
- 会場:成城大学 3号館2F 321教室
- 開催趣旨:
- 昨年7月、農水省は5年ごとの農林業センサスの農業集落調査の廃止方針を示した。これに対して、1955年から続けられた調査の廃止を憂い、災害や環境等の社会問題にも関わる重要な基礎データとして意義を訴える研究者らの活動もあり、本年3月には一転して継続の方針が示された。これを機会に、集落を主たる研究対象としてきた民俗学の立場から、集落を統計的側面から把握することの意義と課題について討議したい。
- プログラム:
- 〔趣旨説明〕俵木悟(成城大学)
- 〔報告〕
- 渡部鮎美(国立環境研究所)「統計的把握から農村の民俗を考える―農業集落調査を中心に」
- 辻本侑生(弘前大学)「『危機』の時代における集落調査に向けて」
- 〔コメント〕松本貴文(國學院大学)
- 問い合わせ先:
- 日本民俗学会事務局
- TEL: 03-5815-2265
- E-mail: folklore★post.nifty.jp(★は@に変えてください)
第927回談話会(2023年9月10日・対面開催)(7月10日・18日一部発表タイトル変更)
民俗学若手研究者セミナー
- 日時:2023年9月10日(日) 13:00〜17:30
- 会場:國學院大學渋谷キャンパス2号館2F 2201教室
- 開催趣旨:
- この談話会では、日本民俗学会に所属する新進気鋭の若手研究者のみなさんに研究発表をしていただき、その最新の研究内容を学会全体で共有するとともに、コメンテーターや参加者とのディスカッションを通じて、発表者はもとより、参加者全員の研究のさらなる進展を図ろうとするものです。「梯子獅子舞」、「家畜守護神」、「コロナ禍と離島の生活の変化」の3つのテーマで発表が行なわれます。
- プログラム:
- 〔報告〕
- 牧野由佳(総合研究大学院大学)「日本列島における梯子獅子舞の分布 ―伝承と伝播を考察するために―」
- 三津山智香(筑波大学)「現代日本の“家畜守護神”を考える」
- 林春伽(仙台青葉学院短期大学)「新型コロナウイルス感染症がもたらした離島観光の変化と生活変化 ―愛知県の離島日間賀島を事例に―」
- 〔コメント〕俵木 悟(成城大学)、角南 聡一郎(神奈川大学)、森田 真也(筑紫女学園大学)
- 問い合わせ先:
- 日本民俗学会事務局
- TEL: 03-5815-2265
- E-mail: folklore★post.nifty.jp(★は@に変えてください)
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