各種企画展のお知らせ(2014年・会期初日順)
このページは、会員の皆さんから寄せられた、博物館・資料館等が開催する企画展・特別展のご案内です。デザイン上若干変更させていただく場合もございますが、原則として寄せられた情報をそのまま掲載しています。内容についてのお問い合わせは、それぞれの問い合わせ先に直接お願いいたします。またこのページに情報を掲載したいかたは、こちらをご覧下さい。
- 2014.01.10-2014.01.13. 牡鹿半島のくらし展 in 仙台 ―再生・被災文化財―(せんだいメディアテーク)
- 2014.03.08-2014.06.08. 田んぼ今昔(いまむかし)−耕地改良のあゆみ−(富士見市立難波田城資料館)
- 2014.07.04-2014.08.31. 奇なるものへの挑戦 明治大正/異端の科学(岐阜県博物館)
- 2014.07.26-2014.09.15. 特別展 NIPPONパノラマ大紀行〜吉田初三郎のえがいた大正・昭和〜(名古屋市博物館)
- 2014.10.18-2014.12.07. モノ・道具・暮らし展 ―昔の暮らしを調べてみよう―(荒川ふるさと文化館)
- 2014.12.02-2015.01.25. 重要無形文化財「本美濃紙」ユネスコ無形文化遺産登録記念特集展示(岐阜県博物館)
- 2014.12.06-2015.01.18. 家族で楽しめる「レンズ付きフィルム」コレクション(岐阜県博物館)
牡鹿半島のくらし展 in 仙台 ―再生・被災文化財―
- 開催期間:2014年1月10日(金)〜1月13日(月・祝)
- 開催会場:せんだいメディアテーク(仙台市青葉区) 1Fオープンスクエア
- (地下鉄仙台駅から泉中央行きで3分、「勾当台公園」駅下車)
- 開館時間:9:30〜20:30/入場無料
- 内容:
- 東北学院大学博物館は、東日本大震災で被災した石巻市文化センター所管の「鮎川収蔵庫」の資料を一時保管し、大学生の手によってクリーニングや保存処理、資料整理等が進められています。
東北学院大学民俗学実習文化財レスキュー班では、これまで被災地で4回の被災文化財の展示を行い、会場で学生が民具にまつわるエピソードや使用法等のバックデータを収集してきました。今回の展示でも、会場で学生が聞書きを行います。本学では、地域の民俗資料のコレクションと、それに付随するデータの両方を復元することが、復興後の博物館活動の一助となればと考え、こうした企画を続けています。
レスキューから次の段階へと移行している、被災文化財の今を見ていただければ幸いです。(加藤幸治) - 主催:東北学院大学博物館/協力:石巻市教育委員会
- その他の情報:
- この企画は、被災ミュージアム再興事業の一環で実施されています。
- 問い合わせ先:
- 東北学院大学博物館
- 〒980-8511 仙台市青葉区土樋1-3-1
- TEL: 022-264-6920
田んぼ今昔(いまむかし)−耕地改良のあゆみ−
- 開催期間:2014年3月8日(土)〜6月8日(日)
- 開催会場:富士見市立難波田城資料館 特別展示室
- (東武東上線「志木」駅より東武バス「下南畑」行き終点下車徒歩10分、もしくは「富士見高校」行き「難波田城公園南口」下車徒歩5分または「興禅寺入口」下車徒歩2分)
- 開館時間=9:00〜17:00/休館日=月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日(土・日を除く)/入館料=無料
- 展示内容:
- 富士見市は都心からもっとも近くに水田地帯が広がるまちの一つ。乾田(かんでん)が整然と並ぶ風景は、このまちの人びとが大変な努力で造ってきたものです。近代農村のモデルともいわれた当地の、明治時代から近年までの耕地改良(耕地整理、農地交換分合、大規模ほ場整備など)の歴史を紹介します。
- 【おもな展示資料】昭和44年水谷村耕地整理仮換地図、昭和12年南畑村耕地整地基礎調査実測平面図、交換分合啓発ポスター・パンフレット、当時の農具(ミズグルマ、スイコ、馬耕機など)
- 【講演会】3月15日(土) 13:30〜15:00 「田んぼ今昔、そして未来へ」 講師/柳下春良氏(地元農家)
- 主催:富士見市立難波田城資料館
- 問い合わせ先:
- 埼玉県富士見市下南畑568-1 難波田城公園内
- TEL: 049-253-4664 / FAX: 049-253-4665
奇なるものへの挑戦 明治大正/異端の科学
- 開催期間:2014年7月4日(金)〜8月31日(日)
- 開催会場:岐阜県博物館
- (JR岐阜バスのりば14より関・美濃方面40分「小屋名」より徒歩15分)
- 開館時間=9:00〜16:30(入館は16:00まで)/休館日=月曜日(但し、7/21は開館、7/22休館)/入館料=一般600円・大学生300円・高校生以下無料、団体割引あり
- 展示内容:
- 明治大正期、急激な近代化により科学への関心が芽生える一方、不可思議な現象が人々の興味をとらえ、心霊学や催眠術が千里眼(超能力)ブームを巻き起こし、精神療法・霊術が大流行しました。福来友吉や田中守平ら、知的好奇心をもって野心的に超常現象に挑んだ近代郷土の先人の足跡を発掘し、知られざる近代史をひも解きます。
- 主催:岐阜県博物館、岐阜新聞・ぎふチャン
- 後援:NHK岐阜放送局
- 問い合わせ先:
- 岐阜県博物館
- http://www.gifu-kenpaku.jp/tenji/kikaku/19864
- TEL: 0575-28-3111
特別展 NIPPONパノラマ大紀行〜吉田初三郎のえがいた大正・昭和〜
- 開催期間:2014年7月26日(土)〜9月15日(月・祝)
- 開催会場:名古屋市博物館1階 特別展示室・部門展示室
- (名古屋市営地下鉄桜通線「桜山」駅下車、4番出口から徒歩5分)
- 開館時間=9:30〜17:00(入場は16:30まで)
- 休館日=毎週月曜日(9月15日は開館)・第4火曜日(8月26日)
- 一般600(400)円、高大生400(200)円、小中生無料 かっこ内は20名以上の団体
- 名古屋市交通局発行のドニチエコ切符・一日乗車券で来館の方は100円引きになります。身体等に障がいがある方は手帳の提示により本人と介護者2名まで当日料金の半額になります。各種割引は重複してご利用いただくことはできません。
- 展示内容:
- 大正から昭和にかけて、京都出身の画家・吉田初三郎などにより描かれた鳥瞰図(ちょうかんず)の観光パンフレットが日本各地で発行されました。それらの鳥瞰図を通して、大正・昭和のレトロモダンな日本の姿を紹介します。
- 展示構成:
- ・プロローグ
- ・第1章 伸びる鉄路とバーズアイ−Bird's Eye−の旅行案内
1) 日本の鉄道 開業から50年
2) 観光鳥瞰図のはじまり - ・第2章 飛躍―犬山・日本ラインを新たなる拠点として
1) 観光社蘇江画室での鳥瞰図制作
2) 初名会と鳥瞰図研究 - ・第3章 列島縦断・日本パノラマ大紀行
1) 行楽・探勝の足をのばして−東海
2) 鉄路は歴史と伝統の社寺へ−近畿
3) 日本の多島海を結ぶ−中国・四国
4) 火山のけむりと湯のけむり−九州
5) 行楽は郊外電車に乗って−関東
6) 日本の屋根から水の恵み−甲信越・北陸
7) 北の大地はフロンティア−北海道・東北 - ・終章 国際観光へのかけはし
- ・他にコラムとして「旅行の楽しみ」に関する館蔵資料をいくつかトピックで展示
- 展示解説図録:販売予定
- 関連事業:
- 1) 展示説明会 連続講座「鳥瞰図を読み解く」(当館学芸員)
- 会期中の土曜日(7/26、8/9、8/16、8/30、9/6)に計5回、午後2時より開催
- 当日先着順100名、聴講無料
- 2) パノラマクイズラリー
- 会期中毎日開催 会場内にクイズ用紙を用意
- 主催:名古屋市博物館・日本経済新聞社・テレビ愛知
- 問い合わせ先:
- 名古屋市博物館
- 〒467-0806 名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1
- TEL: 052-853-2655 FAX: 052-853-3636
荒川ふるさと文化館企画展「モノ・道具・暮らし展 ―昔の暮らしを調べてみよう―」
- 開催期間:2014年10月18日(土)〜12月7日(日)
- 開催会場:荒川区立荒川ふるさと文化館1階企画展示室
- (JR常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス「南千住駅」下車、徒歩約10分/京成線「千住大橋」駅下車、徒歩約10分/都電荒川線「三ノ輪橋」停留場下車、徒歩約15分/コミュニティバスさくら・南千01系統「南千住図書館」停留所下車、徒歩約3分)
- 休館日:毎週月曜(※ただし、11月3日(月祝)・24日(月祝)は開館、11月4日(火)・25日(火)は休館)
- 開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
- 入館料:100円(ただし、荒川区在住の中学生以下・65歳以上・障がい者及びその介助者の方は無料)
- ※11月3日(文化の日)は無料開館日。11月16日の家族の日は、荒川区在住の中学生以下のお子さんと一緒に来館された家族の方も無料です。
- 内容:
- 荒川ふるさと文化館では、荒川区に関係する資料の収集及び保存を行っています。収集した資料の中には、少し前まで私たちの身のまわりにあった懐かしい道具もたくさんあります。これらの道具の移り変わりから、私たちの生活がどのように変化してきたかを知ることができます。
- 本展示では、昭和初年から40年代、戦前から戦後にかけて使われた生活道具を中心に、衣・食・住の3つのテーマに分けて、昔の暮らしの様子、道具からうかがえる昔の人びとの知恵や工夫を紹介します。
- ●展示解説
- (1) 2014年10月25日(土) 13:30〜14:10
- (2) 2014年11月29日(土) 13:30〜14:10
- 費用:100円(入館料として)
- ●ワークショップ ―昔の道具を使ってみよう―
- (1) 2014年10月25日(土) 14:30〜15:00
- (2) 2014年11月29日(土) 14:30〜15:00
- 定員:各回15人(申込み順)
- 申込み:電話にて10月11日(土)から受付
- 費用:100円(入館料として)
- 主催:荒川区・荒川区教育委員会
- その他の情報:
- 問い合わせ先:
- 荒川ふるさと文化館
- 〒116-0003 荒川区南千住6-63-1
- TEL: 03-3807-9234
岐阜県博物館「重要無形文化財「本美濃紙」ユネスコ無形文化遺産登録記念特集展示」
- 開催期間:2014年12月2日(火)〜2015年1月25日(日)
- 開催会場:岐阜県博物館 本館4F 人文展示室2
- (JR岐阜バスのりば14より、関・美濃方面40分、「小屋名」より徒歩15分)
- 休館日:
- 毎週月曜日(但し2015年1月12日(月祝)は開館、13日(火)休館)
- 2014年12月29日(月)〜2015年1月3日(土)
- 開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
- 入館料:一般330円・大学生110円・高校生以下無料
- 内容:
- 2014年11月27日(木)に、「本美濃紙(ほんみのし)」を含む「和紙:日本の手漉(てすき)和紙技術」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念して、岐阜県博物館では「本美濃紙」の生産用具や製品を展示紹介します。併せて、県内の手漉和紙である山中(さんちゅう)和紙(飛騨市)についても取り上げます。
- 主催:岐阜県博物館
- 問い合わせ先:
- 岐阜県博物館学芸部
- TEL: 0575-28-3111
- その他の情報:
- 12月中の土・日曜日は、ハイビジョンホール(マイ・ミュージアム棟3階)で「本美濃紙 平成23年度 工芸技術記録映画」(文化庁、毎日映画社)を上映します。詳しい上映スケジュールは当館HPをご覧ください。
- 人文展示室2(本館4階)では、上記と合わせて「郷土の美術工芸」を展示します。
岐阜県博物館「家族で楽しめる『レンズ付きフィルム』コレクション」
- 開催期間:2014年12月6日(土)〜2015年1月18日(日)
- 開催会場:岐阜県博物館 マイ・ミュージアム棟
- (JR岐阜バスのりば14より、関・美濃方面40分、「小屋名」より徒歩15分)
- 休館日:
- 毎週月曜日(但し2015年1月12日(月祝)は開館、13日(火)休館)
- 2014年12月29日(月)〜2015年1月3日(土)
- 開館時間:9:30〜16:30(入館は16:00まで)
- 入館無料(ただし、本館は有料)
- 内容:
- 岐阜県内個人が収集したレンズ付きフィルムを展示します。このコレクターは写真館を経営する傍ら、使用後に回収されリサイクルされてしまうレンズ付きフィルムを残したいと願い収集を始めました。現在のコレクション数は約1000点にものぼります。今回はこのコレクションの中から、様々な機能やパッケージデザインのレンズ付きフィルムに加え、関連するポスター等の展示も行います。
- 主催:岐阜県博物館マイ・ミュージアム棟
- 問い合わせ先:
- 岐阜県博物館
- TEL: 0575-28-3111
- URL: http://www.gifu-kenpaku.jp/tenji/mymuseum/19851