各種企画展のお知らせ(2015年・会期初日順)

このページは、会員の皆さんから寄せられた、博物館・資料館等が開催する企画展・特別展のご案内です。デザイン上若干変更させていただく場合もございますが、原則として寄せられた情報をそのまま掲載しています。内容についてのお問い合わせは、それぞれの問い合わせ先に直接お願いいたします。またこのページに情報を掲載したいかたは、こちらをご覧下さい

三重県総合博物館開館記念企画展第5弾「ふたりのウェディング事情」

開催期間:2015年1月10日(土)〜3月8日(日)
開催会場:三重県総合博物館 3階企画展示室
(津駅西口より三重交通バス「総合文化センター」行きまたは「夢が丘団地行き」にて5分、「総合文化センター」下車/津駅西口より徒歩25分)
開館時間:9:00〜19:00(展示エリアは平日17時まで・土日祝は19時まで、いずれも最終入場は閉場の30分前まで)
休館日:1月13日(火)、19日(月)、26日(月)、2月2日(月)、9日(月)、16日(月)、23日(月)、3月2日(月)
観覧料:一般600円、学生360円、高校生以下無料
※2月14日はカップルデー。この日に限り、カップルでご来館の方は、ウェディング展について、正規観覧料の2割引きでご覧いただけます。
内容:
 開館記念企画展第5弾「ふたりのウェディング事情」では、時代とともに大きく変わってきた結婚の形について、結納品や嫁入り道具、現代の結婚情報誌や婚姻届などを通して紹介します。とくに花嫁の衣裳については、ブライダルファッションデザイナーの桂由美氏が手がけてきたウェディングドレスと、服飾文化研究会が長年かけて収集してきた打掛や振袖などを一同に展示します。さらに、結婚を考えている人たちや花嫁姿にあこがれを抱く子どもたちにとっても楽しい企画になるよう、結婚式のトレンドなど、身近な話題についても紹介します。
関連行事:
博物館ウェディング
3月1日(日) 午後
MieMuを会場に、公募による1組限定の結婚式を行います。鈴木英敬三重県知事が司式(式の進行)を務める人前式です。
※結婚式を挙げるカップルは決定しています。式の見学は、当日受付、事前申込不要。
講演会「“いま”それが、ない―ある 婚姻の民俗」
2月1日(日) 13:30〜15:00(定員80名)
講師:岡田照子(岐阜女子大学名誉教授、元三重県文化財保護審議会委員)
※事前申込が必要です。詳細は、当館HPをご覧ください。
ギャラリートーク
1月11日(日)・2月22日(日) 13:30〜
※当日受付、事前申込不要。ただし、企画展の観覧券が必要です。
主催:三重県総合博物館/後援:三重県博物館協会
その他の情報:
この企画は、被災ミュージアム再興事業の一環で実施されています。
問い合わせ先:
三重県総合博物館 MieMu
〒514-0061 三重県津市一身田上津部田3060
TEL: 059-228-2283
URL: http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/

岐阜県図書館 移動博物館「飛騨の紙絵馬」

開催期間:2015年2月3日(火)〜2月24日(火)
開催会場:岐阜県図書館
JR「西岐阜」駅より西ぎふ・くるくるバス「県図書館・美術館」下車すぐ
開催日時は県図書館の開館日時(火〜金=10:00〜20:00、土日祝=10:00〜18:00、最終日24日は10:00〜12:00)
入場料:無料
企画展などの内容:
 岐阜県博物館移動博物館事業として、県博物館所蔵資料を紹介する出張展示。県図書館企画展示室で飛騨地域の紙絵馬を紹介します。高山市・飛騨市で行われる絵馬市と紙絵馬について取り上げています。
主催:岐阜県博物館
問い合わせ先:
岐阜県博物館
TEL: 0575-28-3111
URL: http://www.gifu-kenpaku.jp/tenji/kikaku/23316
岐阜県HP: http://www.pref.gifu.lg.jp/kensei-unei/kocho-koho/event-calendar/gyoji/hakubutsu-kan/idouhakukamiema.html

企画展「東北学院大学presents 牡鹿半島 思い出広場」

開催期間:2015年2月9日(月)〜2月15日(日)
開催会場:イオンモール石巻 海の広場
仙台駅33番乗り場から宮城交通高速バス「石巻行き」に乗車、「イオンモール石巻」下車
入場料:無料
企画展の内容:
 文学部歴史学科の民俗学実習で進められている文化財レスキュー活動。今年度も、津波による資料の劣化を食い止める脱塩処理作業、破片となった資料の統合作業に加え、牡鹿半島鮎川での移動博物館、石巻市のサンファン館を会場とした展示とシンポジウム、京都大学総合博物館での活動と精力的に活動してきました。
 今年度最後のイベントは、イオンモール石巻での開催となります。2月9〜15日は半世紀前の牡鹿半島の写真展「牡鹿半島 思い出広場」、2月14・15日の週末はイベント「東北学院大学presents 牡鹿半島・海のくらしのミュージアム」を開催予定です。文化財レスキューを通じた文化創造活動をとおして、地域のみなさんに文化の愉しみを再発見していただき、過去から未来へとつなぐ地域のくらしのイメージをはぐくむ機会となればと思います。
関連イベント:
「牡鹿半島・海のくらしのミュージアム」
開催日:2015年2月14日・15日(終日)
会場:イオンモール石巻 緑の広場・海の広場
学生企画によるワークショップやステージイベントを開催。
主催:東北学院大学博物館
問い合わせ先:
東北学院大学博物館(担当=歴史学科准教授・加藤幸治)
〒980-8511 宮城県仙台市青葉区土樋1-3-1
TEL: 022-264-6920
URL: http://www.tohoku-gakuin.ac.jp/info/top/150127-1.html

国重要無形民俗文化財指定記念「小瀬鵜飼」特集展示

開催期間:2015年3月17日(火)〜2015年5月31日(日)
開催会場:岐阜県博物館
(JR岐阜バスのりば14より、関・美濃方面40分、「小屋名」より徒歩15分)
休館日:
毎週月曜日(但し5月4日(月祝)は開館、5月7日(木)休館)
開館時間:9:30〜16:30(3月まで)・9:00〜16:30(4月から)
入館料:
一般330円・大学生110円・高校生以下無料(4月23日まで)
一般600円・大学生300円・高校生以下無料(4月24日から=特別展期間中のため)
内容:
 「長良川の鵜飼漁の技術」が重要無形民俗文化財に指定されるのを記念して特集展示を行います。長良川では、毎年5月〜10月、「長良鵜飼」(岐阜市)と「小瀬鵜飼」(関市)の2ヶ所で観光鵜飼が行われています。このうち、岐阜県博物館の所在する関市の小瀬鵜飼について、漁の道具などを展示します。
 また、志野・瀬戸黒の重要無形文化財保持者(人間国宝)であった荒川豊蔵や郷土ゆかりの日本画家・川合玉堂、加藤東一も小瀬を訪れています。これらの素描類も紹介します。
主催:岐阜県博物館
問い合わせ先:
岐阜県博物館
TEL: 0575-28-3111
URL: http://www.gifu-kenpaku.jp/

母の祈り ―利根川下流域の女人信仰―

開催期間:2015年5月30日(土)〜2015年6月28日(日)
開催会場:千葉県立中央博物館大利根分館(千葉県香取市佐原ハ4500)
(JR成田線「佐原」駅下車。会期中は隣接の水郷佐原水生植物園であやめ祭りを開催中のため、佐原駅から直行シャトルバスあり。路線バスは「扇島・潮来車庫」行で「水生植物園入口」下車、徒歩約600メートル。高速バス利用の場合、東京駅八重洲南口から「鉾田」行で「与田浦水生植物園入口」下車、徒歩約600メートル。)
開館時間:9:00〜16:30
入場料:
一般300円、高校生・大学生は150円。65歳以上・中学生以下は無料。障害者手帳等を持参の方と介助の方は無料。20名以上の団体には割引があります。なお千葉県民の日(6月15日)は入場料無料。
内容:
 利根川下流域では、「女人講」「子安講」などと呼ばれる女性集団による子授け・安産・子育ての信仰が色濃く受け継がれています。今回の展覧会では、特に女人救済の血盆経から発展した信仰や犬供養の習俗など女人信仰を多角的に紹介すると共に、間引き絵馬関係資料を一堂に集めて展示します。
企画展関連講演会:
関連講演会(1)「間引き絵馬が語るもの」
開催日時:2015年6月6日(土) 13:30〜
講師:萩原法子(元文化庁文化審議専門員)
申込不要(当日先着順)・参加費無料(企画展見学者は別途入場料が必要)
関連講演会(2)「利根川下流域の犬供養」
開催日時:2015年6月27日(土) 13:30〜
講師:菊池健策(元文化庁主任文化財調査官)
申込不要(当日先着順)・参加費無料(企画展見学者は別途入場料が必要)
主催:千葉県立中央博物館大利根分館
問い合わせ先:
千葉県立中央博物館大利根分館
〒287-0816 千葉県香取市佐原ハ4500
TEL: 0478-56-0101 / FAX: 0478-56-1456

国重要無形民俗文化財指定記念「大垣祭のやま行事」特集展示

開催期間:2015年6月2日(火)〜2015年7月26日(日)
開催会場:岐阜県博物館
(JR岐阜バスのりば14より、関・美濃方面40分、「小屋名」より徒歩15分)
休館日:
毎週月曜日(但し7月20日(月祝)は開館、7月21日(火)休館)
開館時間:9:00〜16:30(入館は16:00まで)
入館料:
一般600円・大学生300円・高校生以下無料(※特別展「天下人の時代」にも入場できます)
内容:
 2015年3月に「大垣祭のやま行事」が国重要無形民俗文化財に指定されたのを記念して特集展示を行います。
 大垣祭は、県下第二の都市・大垣市で行われ、揖斐川水系を南下する西濃の曳山祭礼中、最大規模を誇ります。濃尾震災や戦災で焼失した山車を再建しながら継続してきた370年の歴史を有し、2014年にも新たに2両が再建され、昭和17年(1942)以来、約70年振りに全13両が勢ぞろいしました。藩主から下賜された山車や、名古屋系のからくり山と長浜系の芸山の東西山車文化の両方を備える等、ユニークな曳山祭礼のようすを紹介します。
主催:岐阜県博物館/協力:大垣市教育委員会
問い合わせ先:
岐阜県博物館
TEL: 0575-28-3111
URL: http://www.gifu-kenpaku.jp/

第36回あらかわの伝統技術展

開催期間:2015年7月3日(金)〜2015年7月5日(日)
開催会場:荒川区立荒川総合スポーツセンター
(地下鉄日比谷線「南千住」「三ノ輪」駅より徒歩15分)
内容:
 荒川区には、江戸の技術を今に伝える伝統工芸の職人さんが大勢住んでおり、実にさまざまなモノをその手から作り出しています。これまで、荒川区教育委員会では多くの職人さんを無形文化財として登録・指定すると共に技術の記録・保存・普及に努めてきました。
 「あらかわの伝統技術展」は昭和55年から開催し、職人さんの奥深い技の世界を皆さんに紹介してきました。ぜひ一度、荒川区を訪れ、職人さんの心と作り出したモノに触れ、伝統工芸の粋をご堪能ください。荒川区内の伝統工芸技術保存者を中心に、荒川マイスターや区外招待者を含めた約70名の職人が一堂に会し、展示・実演・体験コーナー、伝統工芸品抽選などを行い、伝統工芸技術及び手作りの素晴らしさを紹介します。荒川の匠育成事業で修業中の若手職人のコーナーや座談会、今回で5回目になる東日本大震災被災地応援フェアも実施します。詳しくは、こちらをご覧ください
主催:荒川区/荒川区教育委員会/荒川区伝統工芸技術保存会
協力:J・荒川マイスター倶楽部 福井県 富山県高岡市他
後援:東京都教育委員会
問い合わせ先:
荒川ふるさと文化館
TEL: 03-3807-9234

蔵王権現と修験の秘宝

開催期間:2015年8月29日(土)〜2015年11月3日(火)
開催会場:三井記念美術館
開館時間:10:00〜17:00
  料金:一般1,200円、学生800円
  休館:月曜日、10月13日(火)
(地下鉄「三越前」駅下車、徒歩1分)
内容:
 法螺貝を吹き、錫杖を突く「山伏」の姿にイメージされる修験道は、山中での厳しい修行 によって悟りを得ることを基本とし、日本古来の山岳信仰に神道、仏教、道教、陰陽道 などが習合した日本独自の宗教です。主尊蔵王権現像は、髪を逆立て、三眼、左右の牙を出す怒の相で、右足を高く蹴り上げて左足で立つ、青黒色の猛々しい姿をしています。
 この特別展は、修験道の根本聖地である金峯山寺ほかの、奈良県吉野金峯山修験に関わる仏像、曼荼羅図と、経筒、経箱、鏡像、懸仏など経塚遺品、そして早くから地方の山岳宗教の地で修験道の拠点となり、崖上に建てられた平安時代の「投入堂」で知られる鳥取県三徳山三佛寺の多数の蔵王権現像を一堂に展示する、まさに「天空の神と仏の世界」が眺望できる展覧会です。
主催:三井記念美術館・朝日新聞社
問い合わせ先:
三井記念美術館
TEL: 03-5777-8600

生誕140年 柳田國男展 日本人を戦慄せしめよ―『遠野物語』から『海上の道』まで

開催期間:2015年10月3日(土)〜2015年11月23日(月祝)
開催会場:神奈川近代文学館(横浜市中区山手町110) 第2・3展示室
開館時間:9時30分〜17時(入館は16時30分まで)
休館日 :月曜日(10月12日・11月23日は開館)
観覧料 :一般600円(400円)、65歳以上・20歳未満及び学生300円(200円)、高校生100円(100円)、中学生以下は無料(カッコ内は20名以上の団体料金)
展覧会概要:
 本年は、日本民俗学の創始者・柳田國男(1875〜1962)の、生誕140年の節目の年となります。
 若き日、文学に親しみ、抒情詩人として高い評価を得るものの、柳田は文学者としての道を選ばず、幼少時に体験した飢饉などの社会問題に立ち向かうため官僚を志しました。全国の山村を視察するなかで、その土地土地に根ざし、育まれた文化や風習に触れ、やがて民俗学という新しい学問を体系化していくこととなります。1910年(明治43)に刊行した『遠野物語』は、岩手県遠野に伝わる説話などを記録したものですが、その詩情にみちた文章から文学作品としての評価も高く、時代を超え、今も広く読み継がれています。
 柳田の思考の根底には、常に貧困や差別などを内包する社会への問題意識がありました。それは、現代社会が抱える課題にも通じ、その時どきに発せられた柳田の言葉は、今を生きる我々にも大きな示唆を与えます。
 本展では、柳田民俗学の出発点ともなった原体験から、日本人の源流を考究した最晩年の著『海上の道』へと至る87年の生涯を概観するとともに、幅広い読書経験、深い学識に支えられた著作の魅力を探り、その現代性を見つめ直します。
主催:県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会
協力:成城大学民俗学研究所、遠野市立博物館(以上予定)
問い合わせ先:
神奈川近代文学館
TEL: 045-622-6666 / FAX: 045-623-4841
展示課/斎藤泰子(y.saito★kanabun.or.jp)・総務課企画普及班/半田典子(p-info★kanabun.or.jp)(★は@に変えて下さい)
URL: http://www.kanabun.or.jp/exhibition/3183/

企画展「ジャングルにひそんで28年 横井庄一さんのくらしの道具」

開催期間:2015年10月17日(土)〜11月29日(日)
開催会場:名古屋市博物館1階 特別展示室
(名古屋市営地下鉄桜通線「桜山」下車、4番出口から徒歩5分)
開館時間:9:30〜17:00(入場は16:30まで)
休館日 :毎週月曜日(祝日の場合は直後の平日)、毎月第4火曜日
観覧料 :一般300(400)円、高大生200(300)円、中学生以下無料
市内在住の65歳以上の方100(200)円=敬老手帳等の提示が必要(他の割引との併用はできません)
※(  )内は常設展との共通観覧料金
※30名以上の団体は割引があります。お問い合わせください。
※身体等に障害のある方は手帳の提示により、本人と介護者2名まで料金無料
※名古屋市交通局の「一日乗車券」「ドニチエコきっぷ」を利用して来館の方は50円割引
※各種割引は重複してご利用いただくことはできません
企画展などの内容:
 昭和47年(1972)1月24日、グアム島のジャングルで、元日本兵横井庄一さんが発見されました。2月2日に帰国された横井さんの第一声「恥ずかしながら生きて帰ってまいりました。」に、多くの国民は驚きとともに、「生きて虜囚(りょしゅう)の辱(はずかしめ)を受けず」と出征兵士に教えた『戦陣訓』を蘇らせました。発見されたとき、横井さんは自分で作った服を着ていました。のちに横井さんは、「服ができてからよりも、作っているときの方が幸せだった。」と、毎日なすべき仕事があることがもたらす充実感を語っています。また、横井さんのたくましいくらしぶりは、横井さんがもっていた、生きる力の大切さを示しています。このように、横井さんの衣服や道具は、人が生きていく上で大切な事を伝えてくれます。
 本展では、横井さんのくらしの道具と、戦中戦後に名古屋市内で使用されたくらしの道具を展示します。また、あわせて戦時中のポスターを紹介します。
資料図版目録:
『横井庄一生活資料(横井庄一さんのくらしの道具)』販売予定
関連事業:
展示説明会
日時:2015年11月1日(日) 14:00〜(開場13:30)
会場:1階展示説明室(先着100名・入場無料)
講師:当館調査研究員
主催:名古屋市博物館
問い合わせ先:
名古屋市博物館
〒467-0806 名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1
TEL: 052-853-2655 FAX: 052-853-3636
URL: http://www.museum.city.nagoya.jp/

企画展「続・下町の空想画家 小松崎茂展」

開催期間:2015年10月17日(土)〜12月6日(日)
開催会場:荒川ふるさと文化館
(JR常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス「南千住」駅下車、徒歩8分)
開館時間:9:30〜17:00(入場は16:30まで)
休館日 :月曜休館(ただし11/23は開館、翌11/24は休館)
入館料 :100円(ただし、荒川区在住の中学生以下・65歳以上・ 障がい者及びその介助者の方は無料)
※11月3日(火祝)の文化の日は入館無料
※10月17日(土)・18日(日)・11月21日(土)・22日(日)のあらかわ家族の日は、荒川区在住の中学生以下のお子さんと一緒に来館した家族の方は無料
企画展などの内容:
 荒川区南千住で生まれた下町の空想画家・小松崎茂の生誕100年を祝して開催します。
 戦時中、未来の兵器、戦闘機を描き注目された雑誌『機械化』、戦後の一世風靡した絵物語、少年雑誌の口絵、プラモデルの箱絵、切手・メダルの下絵、さらに故郷への思いを込めて描いた汐入のはらっぱ、ガスタンク、生れ育った長屋などを描いた作品もなどを多数展示。小松崎の画業の足跡をたどるとともに、小松崎の芸術世界の根源といっても過言ではない、あらかわという町が持つ魅力について紹介する展示です。※11月10日より、一部展示替え
展示解説図録:
A4判・全カラー・88頁・560円(予価)
関連事業:
記念講演会 小松崎茂と「メカニック」表現の文化史
日時:2015年11月7日(土) 13:30〜15:30
講師:姜竣(京都精華大学教授)
コメンテーター:土居浩(ものつくり大学准教授・荒川区文化財保護審議会委員)
定員:70人
参加費:無料
申込方法:10月11日(日)から電話で受付(申込順)
展示解説
(1) 2015年10月31日(土) 13:30〜(解説:学芸員)
(2) 2015年11月7日(土) 16:00〜(解説:学芸員)
(3) 2015年11月28日(土) 13:30〜(解説:根本圭助(イラストレーター/著述者/昭和の杜博物館理事))
主催:荒川区・荒川区教育委員会
問い合わせ先:
荒川ふるさと文化館
〒116-0003 荒川区南千住6-63-1
TEL: 03-3807-9234
URL: https://www.city.arakawa.tokyo.jp/event/zenevent/komatsuzaki.html

特別展「名古屋めしのもと」

開催期間:2015年12月12日(土)〜2016年2月14日(日)
開催会場:名古屋市博物館1階 特別展示室・部門展示室
(名古屋市営地下鉄桜通線「桜山」下車、4番出口から徒歩5分)
開館時間:9:30〜17:00(入場は16:30まで)
休館日 :毎週月曜日(祝日の場合は直後の平日)、毎月第4火曜日、年末年始(12/28-1/4)
観覧料 :一般800(600)円、高大生600(400)円、中学生以下無料
※(  )内は20名以上の団体料金
※身体等に障害のある方は手帳の提示により、本人と介護者2名まで料金無料
※名古屋市交通局の「一日乗車券」「ドニチエコきっぷ」を利用して来館の方は100円割引
※各種割引は重複してご利用いただくことはできません
企画展などの内容:
 みそかつ、みそ煮こみうどん、きしめんなどの「名古屋めし」は、観光資源として人気を集め、日本中から注目されています。
 そんな名古屋の食文化の特色を探るため、この特別展では名古屋めしの素(もと)となる豆みそ・たまりしょうゆを特集します。また、もともと名古屋にあって、名古屋めしが登場する以前からつづく多様な食文化を紹介します。
 思い出を振り返りながら、名古屋の食文化の地域的な特色や魅力を再発見していただければ幸いです。
展示構成:
序章 名古屋めしと名古屋の食文化
1章 名古屋めしの素(もと)
1-1 豆みそとたまりしょうゆ
1-2 みそたまり店のしくみ
2章 名古屋の食文化事典
2-1 ハレの食事の地域色
2-2 名古屋の外食文化
2-3 なつかしの食生活
2-4 名古屋の給食
終章 名古屋の食文化のイメージ
資料図版目録:販売予定
関連事業:
(1)講演会「味の独立王国 名古屋」
日時:2015年12月12日(土) 14:00〜(12:30に整理券配布、13:30開場)
会場:博物館講堂(先着220名、参加費無料)
講師:野瀬泰申(日本経済新聞社特別編集委員)
(2)座談会「名古屋の食文化の特色」
日時:2016年1月23日(土) 14:00〜(12:30に整理券配布、13:30開場)
会場:博物館講堂(先着220名、参加費無料)
講師:伊藤良吉/津田豊彦/野地恒有(以上民俗学)、野田雅子/阪野朋子(以上調理学・栄養学)
(3)展示説明会「変わる?変わらない? 名古屋の食文化」
日時:2016年1月9日(土) 14:00〜(13:30開場)
会場:展示説明質(先着100名、参加費無料)
講師:当館学芸員
(4)展示会場で実施する企画
日時:期間中毎日
あつめて分かる 食文化の地域色
雑煮の中身は?すしの種類は?みな様の思い出をお聞かせください。情報は随時更新します。
学校給食 人気・苦手ランキング
好きだった給食、苦手だった給食、思い出をつのり給食ランキングを発表します。
名古屋めしクイズラリーにチャレンジ
名古屋めしのひみつをといて、ゴールを目指そう!
主催:名古屋市博物館、中日新聞社、日本経済新聞社、テレビ愛知
協賛:東邦ガス株式会社、キッコーナ株式会社
問い合わせ先:
名古屋市博物館
〒467-0806 名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1
TEL: 052-853-2655 FAX: 052-853-3636
URL: http://www.museum.city.nagoya.jp/
その他の情報:その他の関連事業は名古屋市博物館ホームページでご確認ください。