各種企画展のお知らせ(2019年・会期初日順)

このページは、会員の皆さんから寄せられた、博物館・資料館等が開催する企画展・特別展のご案内です。デザイン上若干変更させていただく場合もございますが、原則として寄せられた情報をそのまま掲載しています。内容についてのお問い合わせは、それぞれの問い合わせ先に直接お願いいたします。またこのページに情報を掲載したいかたは、こちらをご覧下さい

「芝居大国! 岐阜」

岐阜県博物館・図書館連携企画展

開催期間:2019年1月12日(土)〜2019年03月10日(日)
開館時間:10:00〜18:00
休館日:月曜日、図書整理日(1/25・2/22) ※2/11開館・2/12休館
入場料:無料
開催会場:岐阜県図書館(博物館ではありません)
(JR「西岐阜」駅下車、徒歩20分またはバス、JR「岐阜」駅からバス)
展示内容:
岐阜県は全国有数の地芝居(地域民による歌舞伎・人形浄瑠璃の上演)伝承地として知られています。近年は中絶した歌舞伎の復興や、定期公演化、外国人向けのツアープログラム開発など積極的に活用が図られています。 本展では歌舞伎や浄瑠璃(娘義太夫・人形浄瑠璃)などの芸能資料で豊かな地芝居文化を振り返ります。
主催:岐阜県博物館
共催:岐阜県図書館
後援:岐阜県教育委員会
問い合わせ先:
岐阜県博物館
〒501-3941 岐阜県関市小屋名1989
TEL: 0575-28-3111
URL: http://www.gifu-kenpaku.jp/kikakuten/shibaitaikoku/

「沖縄のハジチ、台湾原住民族のタトゥー 歴史と今」

開催期間:2019年10月5日(土)〜2019年11月4日(月)
開館時間:10:00〜18:00
休館日:毎週月曜日(ただし、10月14日(月)と11月4日(月)は開館。月曜日が祝日及び振替休日又は慰霊の日の場合は開館し、その翌平日が休館)
入館料:無料
開催会場:沖縄県立博物館・美術館 特別展示室2
(沖縄都市モノレール「おもろまち」駅下車、徒歩10分)
展示内容:
今回の展示では、世界的にみても大規模で貴重な記録となった90年代の沖縄女性のハジチ調査の全容を紹介します。写真では高齢者の文化という印象が強くなりますが、本展では若い女性に入っていたら、という設定で彫師Mayさん(chunkymaymay inks)が、1931年に小原一夫が記録した各島の文様をシリコン製の腕に再現します(腕はWizard T.S 提供)。沖永良部島での小原の採譜をもとに、現在は聞くことのできないハジチ歌の復元も試みます。会期中には藤田嗣治が1938年に来沖してハジチ女性を描いた作品「孫」が美術館側で公開されるのも見どころのひとつです。
主催:株式会社Nansei
問い合わせ先:
URL: https://webnansei098.wixsite.com/hajichi-exhibition

特別展「嶺の御嶽山と一山行者」

開催期間:2019年10月5日(土)〜2019年12月1日(日)
開館時間:9:00〜17:00
休館日:月曜日(祝祭日の場合は開館)
入館料:無料
開催会場:大田区立郷土博物館 2階第1展示室
展示内容:
 御嶽神社(大田区北嶺町)は、通称「嶺の御嶽山」(みねのおんたけさん)と呼ばれており、天文4(1535)年に草創したと言います。その後、一山行者(?〜1851)が天保2(1831)年に日本屈指の霊山である木曽御嶽山(長野県・岐阜県)の関東第一分社として、現在の社殿を建立したと伝わります。
   嘉永4(1851)年に没した一山行者ですが、明治32(1889)年には境内に同師を祀る祖霊社(一山神社)が築かれたと考えられています。なお、同社は平成28(2016)年2月に水行堂や社務所と共に国登録有形文化財となりました。
 さて、一山行者は養子に入った井原家と出家した圓乘院がある与野(現・さいたま市中央区)などで布教に努めたと言います。その結果、木曽御嶽山や嶺の御嶽山を参拝する「御嶽講」が中山道沿いを中心に各地で作られ、嶺地域でも嶺一山講が結成されました。
 特別展では、嶺の御嶽山の歴史的展開について紹介します。また、一山行者が影響を与えた御嶽講や嶺の御嶽山に参集した御嶽講に関して考えます。本展が大田区の歴史や文化の再発見につながれば幸いです。
主催:大田区
問い合わせ先:
大田区郷土博物館
TEL: 03-3777-1070
関連サイト: 大田区郷土博物館/特別展「嶺の御嶽山と一山行者」

令和元年度荒川ふるさと文化館企画展「あらかわと太田道灌」

開催期間:2019年11月2日(土)〜2019年12月1日(日)
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(ただし11月4日(月)は開館し5日(火)休館。11月14日(木)は館内整理日のため休館)
入館料:100円(ただし、荒川区在住の中学生以下・65歳以上・障がい者及びその介助者の方は無料)
※11月3日(日)の文化の日は入館無料
※11月16日(土)・17日(日曜)のあらかわ家族の日は、荒川区在住の中学生以下のお子さんと一緒に来館した家族の方は無料
開催会場:荒川ふるさと文化館1階企画展示室
展示内容:
 東京オリンピック・パラリンピック開催を控え、江戸城を築いた東京開都の先駆者として注目を集めている太田道灌。近年、あらかわでも、日暮里道灌まつりの開催や山吹の少女像建立など、更なる盛り上がりを見せています。
 太田道灌は、室町時代後期から戦国時代初期に活躍した武将です。あらかわにも西日暮里四丁目の道灌山や、日暮里駅前の騎馬像「回天一枝」があり、長年、地域の人々に親しまれてきました。しかし、意外なことにその実像はあまり詳しくは知られていません。太田道灌の足跡は、東京をはじめとし、各地に残っています。区内では、石浜城、山吹の里、道灌山、本行寺、諏方神社などの史跡や伝承地があります。
 本展示では、歴史上に位置付けられた太田道灌の人物像とともに、江戸時代以降にあらかわが道灌ゆかりのちとして知られるようになった背景を紐解いていき、関連する区内の史跡・文化財を紹介します。また、関連事業として記念講演会・講談会・スタンプラリーなどを開催します。
展示解説図録『あらかわと太田道灌』A4判・80頁・価格480円(11月2日より販売開始予定)
関連イベント((1)と(2)については、11月1日(金)より受付を開始します)
(1)記念講談会&講演会
講談「太田道灌」
日時:11月17日(日) 13:00〜13:45
講師:はばたき亭まさの里(あらかわ講談会)
講演「太田道灌と江戸」
日時:11月17日(日) 14:00〜16:00
講師:齋藤慎一(東京都江戸東京博物館学芸員)
定員:70人(申込順)
会場:荒川ふるさと文化館 地下1階視聴覚室
(2)記念講演会
講演「太田道灌とその時代」
日時:11月24日(日) 14:00〜16:00
講師:黒田基樹(駿河台大学教授)
定員:70人(申込順)
会場:荒川ふるさと文化館 地下1階視聴覚室
(3)展示解説
日時:11月30日(土) 13:30〜14:10
費用:100円(ただし、荒川区在住の中学生以下・65歳以上・障がい者及びその介助者の方は無料)
備考:申込み不要。直接展示室入口までお集まりください。
(4)あらかわと太田道灌スタンプラリー
太田道灌ゆかりの地をめぐって4つのスタンプを集めよう!
実施期間:11月2日(土)〜12月1日(日)の企画展会期中
スタンプ設置場所:荒川ふるさと文化館・石浜神社(南千住3-28-58)・本行寺(西日暮里3-1-3)・諏方神社(西日暮里3-4-8)
主催:荒川区・荒川区教育委員会
問い合わせ先:
荒川区立荒川ふるさと文化館
東京都荒川区南千住6-63-1
TEL: 03-3807-9234
関連サイト:荒川ふるさと文化館企画展「あらかわと太田道灌」