各種企画展のお知らせ(2020年・会期初日順)

このページは、会員の皆さんから寄せられた、博物館・資料館等が開催する企画展・特別展のご案内です。デザイン上若干変更させていただく場合もございますが、原則として寄せられた情報をそのまま掲載しています。内容についてのお問い合わせは、それぞれの問い合わせ先に直接お願いいたします。またこのページに情報を掲載したいかたは、こちらをご覧下さい

東京文化財研究所 企画展「箕のかたち―自然と生きる日本のわざ」

開催期間:2020年12月2日(水)〜2021年1月28日(木)
休館日:12月20日(日)
開館時間:平日9:00〜19:00・土日祝10:00-18:00
入館料:入場無料
開催会場:共同通信社本社ビル汐留メディアタワー3F ギャラリーウオーク
(東京都港区東新橋1-7-1/JR「新橋」駅より徒歩5分・ゆりかもめ「汐留」駅より徒歩1分)
内容:
米などの穀物の精製に欠かせない身近な道具「箕(み)」。
箕は樹木や竹などの自然素材を用いて作られます。
植物を見分け、採取し、加工し、編み組んで仕上げる。
そのわざと知恵はきわめて豊かで、地域ごとの植生を反映したその形には、驚くほどの多様性が見られます。
日本で発掘されたもっとも古い箕は弥生時代のもの。
本展示では、約二千年にわたり私たちの暮らしとともにあった「箕」を通して、日本各地の暮らしの息づかい、受け継がれてきたわざ、自然を利用する豊かな知恵をお伝えします。
主催:東京文化財研究所
共催:千葉大学工学研究院、公益財団法人元興寺文化財研究所
監修:箕の研究会

令和2年度荒川ふるさと文化館企画展「江戸里神楽 松本源之助ー国重要無形民俗文化財 江戸の里神楽 松本社中ー」

開催期間:2020年10月31日(土)〜2020年12月6日(日)
休館日:月曜(月曜が祝日の場合は開館、翌日休館)・毎月第2木曜(館内整理日)
開館時間:9:30〜17:00(展示室への入館は16:30まで)
入館料:100円(但し、荒川区民で中学生以下・65歳以上・障がい者及びその介助者は無料)
開催会場:荒川ふるさと文化館企画展示室
交通アクセス:JR常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス:南千住駅(徒歩で約10分) 京成線:千住大橋駅(徒歩で約10分) 都電荒川線:三ノ輪橋停留場(徒歩で約15分) コミュニティバスさくら南千01系統:南千住図書館停留所(徒歩で約3分) 都バス草43系統:千住大橋停留所(徒歩で約5分)
企画展などの内容:
「古事記」「日本書紀」などの神話を題材とした黙劇で、テンポの良いお囃子に合わせて身振り手振りだけで演じられる「江戸里の神楽」。
 本展では、江戸の里神楽の保持団体として荒川区西日暮里で江戸の里神楽を伝承し、活動を続けている松本社中(代表:松本源之助)に伝わるお囃子の道具や貴重な面、華麗な装束などのほか、古文書などから社中の歴史を紐解きます。
【関連イベント】(参加費無料・全て申込順)
1. 民俗芸能等記録映像「諏方神社の年中行事と芸能」上映会+源之助師匠に聞いてみよう
 出演:五代目松本源之助
 日時:11月8日(日) (1)11:00〜12:00 (2)14:00〜15:00
 定員:各回25名
 会場:荒川ふるさと文化館地下1階視聴覚室
2. 記念講演会「神楽の歴史と変遷」(仮)
 講師:俵木悟先生(成城大学教授)
 日時:11月22日(日) 14:00〜16:45
 定員:25名
 会場:荒川ふるさと文化館地下1階視聴覚室
3. 江戸の里神楽を見よう
 出演:松本社中
 日時:11月29日(日) (1)10:00〜11:00 (2)14:00〜15:00
 定員:各回30名
 会場:諏方神社(西日暮里3-4-8)※雨天中止
【南千住図書館主催イベント】
 16mmフィルム映写会「江戸里神楽の源流」
 日時:11月23日(月・祝) 10:30〜11:15
 定員:25名
※上記イベントの参加者は当日企画展を無料でご覧いただけます。
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a016/event/2kikakuten.html
主催:主催:荒川区・荒川教育委員会
協力:松本社中(代表・松本源之助)・諏方神社
問い合わせ先:
地域文化スポーツ部生涯学習課荒川ふるさと文化館
〒116-0003 東京都荒川区南千住六丁目63番1号
TEL: 03-3807-9234 / FAX: 03-3803-7744
その他の情報:
「荒川ふるさと文化館の観覧再開に際してのお願い」をご確認の上ご来館ください。https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a016/bunkageijutsu/furusato/furusato-chuui.html

国際企画展示「昆布とミヨク―潮香るくらしの日韓比較文化誌」

開催期間:2020年3月17日(火)〜2020年5月17日(日)
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(月曜日が休日の場合は開館し翌日休館、3月30日(月)は開館します)
入館料:一般=1,000円(800円)/大学生=500円(400円)/小・中学生、高校生=無料(カッコ内は20名以上の団体)
※総合展示もあわせてご覧になれます。
※高校生及び大学生の方は学生証等を提示して下さい(専門学校生など高校生及び大学生に相当する生徒・学生も同様です)。
※障がい者手帳等保持者は、手帳提示により、介護者とともに入館が無料です。
開催会場:国立歴史民俗博物館 企画展示室A/B
(京成上野駅から京成本線にて京成佐倉駅(約55分)下車、 徒歩約15分またはバス約5分
展示内容:
 昆布とわかめ(ミヨク)。日本でも韓国でも、どちらもなじみ深い海藻で、古くから日々のくらしの糧とされてきました。一方で、儀礼食や贈答品という観点からは、日本では昆布が、韓国ではわかめが重要な役割を果たしており、異なる文化的意味を持っています。海底の岩に根を張って、長く青黒いその姿を揺らす昆布とわかめは、似ているけれども、どこか違う。違うけれども、どこか似ている。日本と韓国との関係を、昆布とわかめに象徴させることができるのではないか、という発想から、本展示は出発します。
 列島を成す日本と半島を成す韓国は、ともに長い海岸線を持ち、共通する海洋環境も多くあります。一方で、韓国西南海の広大な干潟や日本が面する太平洋など、独特の環境も存在します。また、長い交流の歴史に裏づけられた東アジア的文化基盤を共有するとともに、独自の文化的展開や技術的発展が見られます。本展示では、日本と韓国の、海をめぐるありふれた日常の歴史とその移りかわりに、類似と相違という観点から光をあてます。先人たちが互いに影響しあい、主体的に相手の文化を受けいれてきた躍動的な姿をご覧ください。
主催:国立歴史民俗博物館 韓国国立民俗博物館
助成:東京倶楽部
問い合わせ先:
国立歴史民俗博物館
TEL: 03-5777-8600(ハローダイヤル)