各種研究集会のお知らせ(2016年第3四半期・開催日順)
このページは、会員の皆さんから寄せられた、研究会、学会または研究・教育機関等が開催する研究集会のご案内です。デザイン上若干変更させていただく場合もございますが、原則として寄せられた情報をそのまま掲載しています。内容についてのお問い合わせは、それぞれの問い合わせ先に直接お願いいたします。またこのページに情報を掲載したいかたは、こちらをご覧下さい。
- 2016.07.01. 第138回比較民俗研究会 (神奈川大学横浜キャンパス)
- 2016.07.02. 民俗芸能學會第160回研究会(早稲田大学演劇博物館)
- 2016.07.02. 慶應義塾大学人類学研究会(慶應義塾大学三田キャンパス)
- 2016.07.04. 共同研究「日本常民文化研究所所蔵資料からみるフィールド・サイエンスの史的展開」第1回研究会(神奈川大学横浜キャンパス)
- 2016.07.08. 第139回比較民俗研究会(神奈川大学横浜キャンパス)
- 2016.07.29. 第140回比較民俗研究会(神奈川大学横浜キャンパス)
- 2016.07.30. ヤミ(タオ)族文化研究フォーラム第53回研究会(慶應義塾日吉キャンパス)
- 2016.08.06. 現代民俗学会第32回研究会(神戸大学鶴甲第1キャンパス)
- 2016.08.06. 第29回農村文化ゼミナール(山形県米沢市伝国の杜)
- 2016.09.10. 現代民俗学会第33回研究会(東京大学東洋文化研究所)
- 2016.09.18. 現代民俗学会第34回研究会(東京大学東洋文化研究所)
第138回比較民俗研究会
- 開催日時:2016年7月1日(金) 16:00-18:00
- 開催会場:神奈川大学横浜キャンパス9号館9-212共同研究室
- 発表者とタイトル:
- 梁青(国立歴史民俗博物館外来研究員・湖北大学講師)
- 「中国の歴史文献からみる方相氏と追儺の変容について」
- 主催:比較民俗研究会
- 問い合わせ先:
- 程 亮(テイ リョウ・神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士後期課程)
- TEL: 080-3201-8006
- その他の情報:
- 参加費不要。発表後に大学近くのお店にて懇親会。
民俗芸能學會第160回研究会
- 開催日時:2016年7月2日(土) 14:00〜(13:30開場)
- 開催会場:早稲田大学演劇博物館レクチャールーム(6号館3階318教室)
- (東京メトロ東西線「早稲田」駅下車)
- 発表者とタイトル:
- 鈴木昂太(総合大学院大学博士課程)
- 「備北地方の神弓祭―広島県庄原市西城町と比和町の事例」
- 司会:神田より子(敬和学園大学教授)
- コメンテーター:神田竜浩(国立劇場)
- 主催:民俗芸能學會
- 問い合わせ先:
- 民俗芸能学会事務局(毎週火曜日13〜17時)
- 〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学演劇博物館内
- TEL: 03-3203-4141(内線71-5936)
- E-mail: office★minzokugeino.com(★は@に変えて下さい)
- URL: http://minzokugeino.com/aboutsite.html
- その他の情報:
- 参加費200円(会員でない方も参加できます)
慶應義塾大学人類学研究会
- 開催日時:2016年7月2日(土) 17:00〜19:00
- 開催会場:慶應義塾大学(三田キャンパス)南校舎473教室
- (JR「田町」駅下車、徒歩10分)
- 発表者とタイトル:
- Chiang Yen-Sheng(江彦生、香港中文大学社会系Assistant Professor)
- 「宗教、制度演化與人類的利他行為(宗教、制度の発展と人類の利他行為)」
- 講演言語:中国語(日本語通訳付き)
- 司会:三尾裕子(慶應義塾大学文学部教授・文化人類学)
- 講演要旨:
人間の本質は利己的か、それとも利他的でありうるだろうか。この問題は長らく哲学や科学において、論議がなされてきた。利己ないし利他の程度は、人によって異なるだけではなく、個人が所属する社会の文化や制度の影響を強く受けてきた。本講演では、過去十年来の進化人類学と心理学(「演化人類學與心理學」、Evolutionary Anthropology and Psychology)を紹介しながら、宗教制度と利己的あるいは利他的行為の相関関係を論じる。まず利己的行為、利他的行為の定義およびそれにかかわる一連の問題について議論を行い、行動学派が用いる検証方法と研究の枠組みを紹介する。その後、過去十年来の学界(進化人類行動学派)が、宗教制度と自己の集団を利することを目的とする行為との関係について明らかにしてきたことを振り返る。最後に今後の検討課題について論じ、異なる領域の研究が相互に共同しあうことで、こうした問題を解明することを期待したい。 - 講演者プロフィール:
PhD (University of Washington)。専門は社会行動科学(social behavioural science)。江教授はpro-sociality、すなわち社会や集団の利益を追求するために個人がいかに犠牲にするのかについて、特に、ソーシャルネットワークが人々がpro-socialな行動を形成する際に果たす役割についての研究を進めている。最近の業績として、2015 "Good Samaritans in networks: An experiment on how networks influence egalitarian sharing and the evolution of inequality". PLoS ONE, 10(6): e0128777。また講演として、「太陽の下の雨傘とひまわり ソーシャルメディアと香港、台湾の学生運動」 講演会「台湾、香港の若者の意識とソーシャルメディア」2015年11月4日 於北海道大学。 - 主催:慶應義塾大学人類学研究会
- 共催:慶應義塾大学東アジア研究所、三田哲学会
- 問い合わせ先:
- 三尾裕子(慶應義塾大学文学部)
- TEL03-5427-1287
- URL: http://qingyingrenleixue.web.fc2.com/
- E-mail: YQB03736★nifty.com(★は@に変えて下さい)
- その他の情報:
- 事前申込み不要。参加費無料。
共同研究「日本常民文化研究所所蔵資料からみるフィールド・サイエンスの史的展開」
第1回研究会
- 開催日時:2016年7月4日(月) 16:30〜18:00
- 開催会場:神奈川大学横浜キャンパス9号館11室(日本常民文化研究所)
- (東急東横線「白楽」駅下車、徒歩15分)
- 発表者とタイトル:
- 飯田卓(国立民族学博物館准教授)
- 「日本民族学協会の共同事業−博物館とエクスペディション」
- 今年度より、研究所の共同研究として「日本常民文化研究所所蔵資料からみるフィールド・サイエンスの史的展開」を開始することになりました。この研究は、研究所が所蔵する民族学振興会資料とアチック写真・フィルムを主な基礎資料とし、研究会と調査を行ないます。このたび、共同研究の発足にあたり改めて、アチック資料の変遷についての共通認識を確立するために、「日本民族学協会の共同事業―博物館とエクスペディション」をテーマに研究会を開催いたします。参加自由、事前申し込み不要ですので、興味のある方はぜひご参加ください。なお、この研究会は、第107回日本常民文化研究所研究会と共催となります。
- 主催:神奈川大学日本常民文化研究所
- 問い合わせ先:
- 神奈川大学日本常民文化研究所
- 〒221-8686 横浜市神奈川区六角橋3-27-1
- TEL: 045-481-5661(内線4358) / FAX: 045-413-4151
- URL: http://jominken.kanagawa-u.ac.jp/
- その他の情報:
- 参加自由、事前申し込み不要
第139回比較民俗研究会
- 開催日時:2016年7月8日(金) 16:00〜18:00
- 開催会場:神奈川大学横浜キャンパス9号館9-212共同研究室
- 発表者とタイトル:
- 柏木亨介
- 「台湾の選挙にみられる民俗」
- 主催:比較民俗研究会
- 問い合わせ先:
- 程 亮(テイ リョウ・神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士後期課程)
- TEL: 080-3201-8006
- その他の情報:
- 参加費不要。発表後に大学近くのお店にて懇親会。
第140回比較民俗研究会
- 開催日時:2016年7月29日(金) 16:00〜18:00
- 開催会場:神奈川大学横浜キャンパス9号館9-212共同研究室
- 発表者とタイトル:
- 蘇瑤崇(台湾・静宜大学教授)
- 「国際法からみた終戦直後の台湾」
- 主催:比較民俗研究会
- 問い合わせ先:
- 程 亮(テイ リョウ・神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士後期課程)
- TEL: 080-3201-8006
- その他の情報:
- 参加費不要。発表後に大学近くのお店にて懇親会。
ヤミ(タオ)族文化研究フォーラム第53回研究会
- 開催日時:2016年7月30日(土) 14:00〜18:00
- 開催会場:慶應義塾日吉キャンパス 来往舎2F大会議室
- (東急東横線「日吉」駅下車)
- 発表者とタイトル:
- 魏徳聖(台北南天書局社主)
- 「發現Formosan--從古地圖看台灣原住民發展史(當時Formosan是指台灣的原住民族)」
- 発表要旨:古地図の蒐集・研究家としてよく知られる南天書局社主魏徳聖氏に、原住民委員会からの委託を受けた「原住民歴史地図集」(先月刊行とのこと)に関連した話をしてもらいます。蘭嶼を指す古い呼称「タバコ島」が表記されている1623年のオランダの古地図などを画像で見せてもらえるかもしれません。
- 問い合わせ先:
- 皆川隆一(Si magaga)
- E-mail: minagawa.z7★keio.jp(★は@に変えて下さい)
- その他の情報:
- 事前申込み不要・参加費無料
現代民俗学会第32回研究会
フォーク・メディアとフォーク・コミュニケーション ―〈いくつもの民俗学〉と現代民俗学―
- 開催日時:2016年8月6日(土) 13:30〜
- 開催会場:神戸大学鶴甲第1キャンパス 国際文化学研究科 学術交流ルーム(E410)
- (http://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/)
- 発表者とタイトル:
- 荒井芳廣(大妻女子大学)
- 「ブラジル民俗学への道」
- 竹村嘉晃(人間文化研究機構総合人間文化研究推進センター)
- 「神霊祭祀が具象化するインド民俗学の視座」
- 主催:現代民俗学会
- 問い合わせ先:
- E-mail: mail★gendaiminzoku.com(★は@に変えて下さい)
- その他の情報:
- コーディネーター:梅屋潔(神戸大学)・島村恭則(関西学院大学)
- 趣旨・発表要旨はサイト参照のこと http://gendaiminzoku.com/meeting.html#meeting32
- 事前申し込み、参加費ともに不用です。
第29回農村文化ゼミナール
“モノ”語り ―米沢の手仕事―
- 開催日時:2016年8月6日 13:00〜16:30
- 開催会場:山形県米沢市伝国の杜 大会議室
- (米沢駅より徒歩20分)
- プログラム:
- 基調講演
- 佐野賢治(農村文化研究所長・神奈川大学教授)
- 「“民”の発見 ―民具・民芸から民俗まで―」
- 報告
- 報告1 水野哲「置賜の自然の結晶、成島焼」
- 報告2 山岸幸一「心模様を織る、置賜紬」
- 報告3 高橋信行「雪国の冬の花、笹野彫り」
- 報告4 相良髞n「土を操り魂を入れる、相良人形」
- 報告5 遠藤きよ子「半農半士の誇、原方刺し子」
- 報告6 永井伸治郎「使うほどの輝き、米沢箪笥」
- パネルディスカッション
- 司会進行:佐野賢治
- 主催:農村文化研究所
- 後援など:米沢市教育委員会、置賜民俗学会
- 問い合わせ先:
- 公益財団法人農村文化研究所置賜民俗資料館研究員(民俗)・学芸員 阿部宇洋(アベタカヒロ)
- 〒992-0093 山形県米沢市六郷町西藤泉71-32
- TEL: 0238-37-5362
- E-mail: noubunken★gmail.com(★は@に変えて下さい)
- URL: http://noubunken.com/
- その他の情報:
- 参加費:500円、ゼミナール後懇親会あり
現代民俗学会第33回研究会
パブリック・ヒストリー ―多様なる歴史実践から生まれる開かれた歴史―
- 開催日時:2016年9月10日(土) 13:00〜
- 開催会場:東京大学東洋文化研究所大会議室
- プログラム:
- ○発表:菅豊(東京大学教授)
- 「パブリック・ヒストリーとは何か? ―歴史実践研究に向けての基本的枠組み―」
- ○基調講演:岡本充弘(東洋大学名誉教授)
- 「パブリックな場にある歴史」
- ○コーディネーター・ディスカッサント:北條勝貴(上智大学准教授)、菅豊
- 主催:
- 現代民俗学会
- パブリック・ヒストリー研究会(科研「パブリック・ヒストリー構築のための歴史実践に関する基礎的研究」グループ)
- 東京大学東洋文化研究所班研究「東アジアにおける「民俗学」の方法的課題」研究会
- 問い合わせ先:
- 現代民俗学会事務局
- E-mail: mail★gendaiminzoku.com(★は@に変えて下さい)
- URL: http://gendaiminzoku.com
- その他の情報:
- 申込・参加費ともに不要です。
現代民俗学会第34回研究会
民俗学の論点2016
- 開催日時:2016年9月18日(日) 13:00〜
- 開催会場:東京大学東洋文化研究所 3階大会議室
- プログラム:
- 13:00〜13:10 趣旨説明
- 13:10〜14:30 第1部 研究企画プレゼン大会
- 14:40〜16:00 第2部 次世代ユニット・ディスカッション
- 16:00〜17:30 フロア・ディスカッション(第1部、第2部にたいして、フロアからのコメントとさらなる討論)
- 主催:現代民俗学会
- 問い合わせ先:
- 現代民俗学会事務局
- E-mail: mail★gendaiminzoku.com(★は@に変えて下さい)
- URL: http://gendaiminzoku.com
- その他の情報:
- 申込・参加費ともに不要です。