各種研究集会のお知らせ(2017年第3四半期・開催日順)
このページは、会員の皆さんから寄せられた、研究会、学会または研究・教育機関等が開催する研究集会のご案内です。デザイン上若干変更させていただく場合もございますが、原則として寄せられた情報をそのまま掲載しています。内容についてのお問い合わせは、それぞれの問い合わせ先に直接お願いいたします。またこのページに情報を掲載したいかたは、こちらをご覧下さい。
- 2017.07.08. 第2回共同研究フォーラム「東アジアの船」(神奈川大学横浜キャンパス)
- 2017.07.18. 慶應義塾大学人類学研究会(慶應義塾大学三田キャンパス)
- 2017.07.19. 第114回神奈川大学日本常民文化研究所研究会(神奈川大学横浜キャンパス)
- 2017.07.22. 大学コンソーシアム石川平成29年度公開講座(金沢市しいのき迎賓館)
- 2017.07.27. 慶應義塾大学人類学研究会(慶應義塾大学三田キャンパス)
- 2017.07.28. 第147回比較民俗研究会(神奈川大学横浜キャンパス9号館9-212共同研究室)
- 2017.07.29. 加能民俗の会 柳田賞受賞・会創立80周年記念研究大会(金沢市近江町交流プラザ)
- 2017.07.30. ドキュメンタリー映画『廻り神楽』完成記念特別上映会(早稲田大学小野記念講堂)
- 2017.09.02. 現代民俗学会第38回研究会(神戸大学鶴甲第1キャンパス)
- 2017.09.26. ユネスコ・チェア「遺産保護における自然と文化の連携」(つくば国際会議場)
- 2017.09.28. 京都民俗学会第301回談話会(ウィングス京都)
- 2017.09.30. 現代民俗学会第39回研究会(埼玉県立歴史と民俗の博物館)
第2回共同研究フォーラム
東アジアの船 ―木造船技術とその構造―
- 開催日時:2017年7月8日(土) 10:00-17:45
- 開催会場:神奈川大学横浜キャンパス 3号館305講堂
- (東急東横線「白楽」駅または「東白楽」駅下車、徒歩13分)
- プログラム:
- 趣旨説明・活動経過(中国調査概要)
- 昆政明(国際常民文化研究機構共同研究(一般)2014代表・神奈川大学外国語学部特任教授)
- 王蕾(神奈川大学歴史民俗資料学科研究科博士後期課程)
- パネル報告
- 1. 出口晶子(甲南大学教授)
- 「東アジアの木造船文化継承のゆくえ」
- 2. 出口正登(写真家)
- 「目で見る日本の木造船」
- 3. 廣瀬直樹(氷見市立博物館主任学芸員)
- 「船体構造からみた船材接合概念の地域性」
- 4. 前田一舟(うるま市立海の文化資料館学芸員)
- 「沖縄・越來家船大工の造船技術 ―日本・中国福建省・台湾基隆市と比べて―」
- 5. 織野 英史(瀬戸内海歴史資料館専門職員)
- 「大陸と列島の接合用具と操船具を比較する」
- 6. 王亦錚(閩南師範大学閩南文化研究所講師)
- 「中国泉州地区の木造船時代における漁業生産技術 ―崇武鎮と祥芝鎮のフィールドワークを基礎として―」
- コメント
- 安達裕之(日本海事史学会会長)
- 越來勇喜(越来造船・沖縄木造船船大工手元)
- 総合討論
- 司会=小熊誠(国際常民文化研究機構運営委員会副委員長)・昆政明(国際常民文化研究機構共同研究(一般)2014代表・神奈川大学外国語学部特任教授)
- 主催:神奈川大学 国際常民文化研究機構
- 問い合わせ先:
- 神奈川大学 国際常民文化研究機構
- 〒221-8686 神奈川県横浜市六角橋3-27-1
- TEL: 045-481-5661 / FAX: 045-481-3155
- http://icfcs.kanagawa-u.ac.jp/
- その他の情報:
- 参加無料・事前申し込み不要
慶應義塾大学人類学研究会
- 開催日時:2017年7月18日(火) 18:00〜20:00
- 開催会場:慶應義塾大学三田キャンパス 大学院棟1階313教室
- (https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html)
- 発表者とタイトル:
- 田中大介(東京大学大学院総合文化研究科学術研究員)
- 「超高齢多死社会におけるデス・ワークの探究:葬儀業の活動からみる死と看取りの現在」
- 司会:三尾裕子(慶應義塾大学文学部教授・文化人類学)
- 講演要旨・講演者プロフィール
- 【講演要旨】 わが国における年間総死亡者数が130万人を超えるに至った今日、死という出来事を受けとめる社会−文化システムも刻々と変化を遂げています。今回の発表では、死と遺体を扱うデス・ワーク(死の仕事)の中心に位置づけられる葬儀業を調査対象として研究を展開してきた田中大介氏を招き、多様な事例を通じて現代の死と看取りをオーディエンスの皆さまと共に考えていきたいと思います。
- 【講演者プロフィール】 東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科学術研究員。博士(学術)。主な業績は、『葬儀業のエスノグラフィ』東京大学出版会(2017年)、「ライフエンディングとしての現代葬儀―儀礼と人生設計の『あいだ』」『質的心理学フォーラム』第8号(2016年)、「葬儀業の仕事に見る専門家のケアとサファリング―死と葬儀をめぐる職業的機制の関節から」浮ケ谷幸代編『苦悩することの希望』協同医書出版社(2014年)など。
- 主催:慶應義塾大学人類学研究会
- 共催:三田哲学会
- 問い合わせ先:
- 慶應義塾大学文学部三尾裕子研究室(文化人類学)
- URL: http://qingyingrenleixue.web.fc2.com/researchmeeting.html
- その他の情報:
- 事前申込み不要・参加費無料
第114回神奈川大学日本常民文化研究所研究会
- 開催日時:2017年7月19日(水) 17:30〜19:00
- 開催会場:神奈川大学横浜キャンパス 9号館11室(日本常民文化研究所)
- (東急東横線「白楽」駅下車、徒歩15分)
- 発表者とタイトル:
- 安室知(神奈川大学日本常民文化研究所所員・歴史民俗資料学研究科教授)
- 「民俗学史における魚名研究の意義 ―渋沢敬三と柳田国男―」
- 主催:神奈川大学日本常民文化研究所
- 問い合わせ先:
- 神奈川大学日本常民文化研究所
- 〒221-8686 横浜市神奈川区六角橋3-27-1
- TEL: 045-481-5661(内線4358) / FAX:045-413-4151
- URL: http://jominken.kanagawa-u.ac.jp/index.html
- その他の情報:
- ※参加費:無料、事前申し込み不要
大学コンソーシアム石川平成29年度公開講座
学都石川の才知
- 開催日時:2017年7月22日(土) 14:00〜16:30
- 開催会場:しいのき迎賓館
- (金沢市広坂2-1-1)
- プログラム:
- 14:00〜15:00 「富士山・立山・白山を巡る三禅定の旅―特に白山山麓の馬場の問題にも関連して」
- 福江充(北陸大学准教授)
- 15:30〜16:30 「白山信仰と泰澄伝承−白山開山1300年の年にあたって」
- 由谷裕哉(小松短期大学教授)
- 主催:公益社団法人大学コンソーシアム石川
- 問い合わせ先:
- 公益社団法人大学コンソーシアム石川
- E-mail: info★ucon-i.jp(★は@に変えて下さい)
慶應義塾大学人類学研究会
- 開催日時:2017年7月27日(木) 18:00〜20:00
- 開催会場:慶應義塾大学三田キャンパス 大学院棟1階313号室
- (http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html)
- 発表者とタイトル:
- 関口由彦(成城大学民俗学研究所研究員)
- 「アイヌ文化を継承する人々―重層化する共同性原理をめぐって」
- 司会:三尾裕子(慶應義塾大学文学部教授・文化人類学)
- 講演要旨・講演者プロフィール
- 【講演要旨】 近年、「誰がアイヌであるか」という問題をめぐって、出自/血統にもとづく帰属集団の固定化が見られる一方で、それとは異なる自/他承認のあり方もまた、「血」、「系譜」、「地域」、「仲間」といった区別の基準が複雑に錯綜する地域社会の内に秘められているのではないだろうか。本講演は、現代のアイヌ民族の文化継承をめぐる動きを詳細に検討することで、生活/活動の「場」を共有する直接的な人と人とのつながりに基づく共同性について考察するとともに、民族の境界を越えるトランスエスニックなつながりによる共生の可能性を展望する。
- 【講演者プロフィール】 成城大学民俗学研究所研究員。成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻修了。博士(文学)。専門は、文化人類学。主な業績に『首都圏に生きるアイヌ民族―「対話」の地平から』草風館(2007年)、「近代日本人類学とアイヌ/コロボックル人種表象―坪井正五郎の人種概念の検討から」山路勝彦編『日本の人類学:植民地主義、異文化研究、学術調査の歴史』関西学院大学出版会(2011年)、「首都圏におけるアイヌ文化伝承活動と移動をめぐる一考察:先住民族の移ろい動く日常」(人の移動とその動態に関する民俗学的研究)『国立歴史民俗博物館研究報告』199(2015年)など。
- 主催:慶應義塾大学人類学研究会
- 問い合わせ先:
- 慶應義塾大学文学部三尾裕子研究室
- URL: http://qingyingrenleixue.web.fc2.com/researchmeeting.html
- その他の情報:
- 事前申込み不要・参加費無料
第147回比較民俗研究会
- 開催日時:2017年7月28日(金) 16:00〜18:00
- 開催会場:神奈川大学横浜キャンパス 9号館9-212共同研究室
- 発表者とタイトル:
- 藤川美代子(南山大学人類学研究所・第一種研究員)
- 「船と陸に住まう:中国福建・連家船漁民の日常生活から」
- 問い合わせ先:
- 神奈川大学大学院 歴史民俗資料学研究科 佐野賢治研究室
- TEL: 045-481-5661(内線4022)
- その他の情報:
- 発表後には大学近くのお店にて懇親会を開催します(参加自由)
加能民俗の会 柳田賞受賞・会創立80周年記念研究大会
331回研究例会
- 開催日時:2017年7月29日(土) 13:20〜16:40
- 開催会場:近江町交流プラザ 研修室2
- (金沢市青草町88 近江町いちば館4F/北鉄・「近江町市場」バス停前)
- プログラム:
- 13:20〜13:30 会長挨拶
- 13:30〜 研究発表
- 森俊「民俗誌余滴―富山県黒部市宇奈月町下立民俗誌作成にあたって」
- 小林忠雄「都市民俗再考 ―金沢の食文化を中心に―」
- 天野武「年齢階梯制の記録作成調査覚書 ―その機縁・展開の概要などについて―」(仮題)
- 由谷裕哉「郷土会時代における柳田國男の神社を巡る言説」
- 主催:加能民俗の会
- 問い合わせ先:
- 石川県立博物館内加能民俗の会・大門哲
- E-mail: daimon★pref.ishikawa.lg.jp
ドキュメンタリー映画『廻り神楽』完成記念特別上映会
- 開催日時:2017年7月30日(日) 13:45〜
- 開催会場:早稲田大学27号館地下2階 小野記念講堂
- (東京都新宿区西早稲田1-16-1)
- プログラム:
- 映画「廻り神楽」(監督:遠藤協)
- 上映後、監督とゲストによるトークを開催
- 登壇者:神田より子(敬和学園大学教授)・和田修(早大文学学術院准教授)
- 共催:早大文学学術院和田研究室
- 問い合わせ先:
- ヴィジュアルフォークロア
- TEL: 03-3352-2291
- その他の情報:
- 参加費:早稲田大学学生・教職員は身分証提示で無料。一般の方は1,000円てご入場できます。
- 新作映画「廻り神楽」 https://motion-gallery.net/projects/mawarikagura
- 宮古市会場でも開催:
- 2017年7月17日(月祝) 10:30 / 14:30 / 18L30(各回15分前開場)
- 上映後、監督とゲストによるトークを予定
- 宮古市会場:宮古市小山田2-2-1 いわて生協マリンコープDORA 2F
現代民俗学会第38回研究会
東アフリカ・ウガンダのフォークロアと文化遺産
―文化遺産として承認されるフォークロア/承認されないフォークロア―
- 開催日時:2017年9月2日(土) 14:30〜17:00
- 開催会場:神戸大学国際文化学研究科 鶴甲第1キャンパス中会議室A403
- プログラム:
- 14:30〜14:40 趣旨説明:梅屋潔(神戸大学)
- 14:40〜15:20 報告1:プリンス・ジョセフ・ムロンド(サー・エドワード・サファリ・リミテッド)
- 「カスビの墓の復興現状と世界遺産指定から得たもの/そこなわれうるもの」
- 15:20〜16:00 報告2:マイケル・オロカ=オボ(ワールド・ヴィジョン・ウガンダ)+梅屋潔(神戸大学)
- 「パドラにおけるウィッチクラフトと呪詛―決して保護されることのない伝統的無形文化」
- 16:00〜16:15 休憩
- 16:15〜16:30 コメント:島村恭則(関西学院大学)
- 16:30〜17:00 総合討論
- コーディネーター:梅屋潔
- 主催:現代民俗学会
- 共催:神戸人類学研究会、神戸大学国際文化学研究推進センター
- 問い合わせ先:
- 現代民俗学会事務局
- E-mail: mail★gendaiminzoku.com(★は@に変えて下さい)
- URL: http://gendaiminzoku.com/index.html
- その他の情報:
- 使用言語:英語 抄訳の通訳あり。
ユネスコ・チェア「遺産保護における自然と文化の連携」(2017年9月17日掲載)
第2回国際シンポジウム「自然と文化をつなぐ-神聖な景観」
- 開催日時:2017年9月26日(火) 13:00〜17:00
- 開催会場:つくば国際会議場 ホール300
- (アクセス:https://www.epochal.or.jp/access/map_shuhen.html)
- 開催趣旨:
- 筑波大学大学院世界遺産専攻及び自然保護寄附講座では、昨年度からユネスコ世界センター、IUCN、ICCROM、ICOMOSの協力を得て、遺産保護における自然と文化の連携を促進するためのプログラムを実施していますが、このほどユネスコ・チェアの認可を受け、その一環として本事業を実施・継続することとなりました。
第2回目となります今年度は、「神聖な景観」をテーマに、アジア・太平洋地域を中心に16人の若手専門家を招へいしして人材育成事業を実施しますが、そのまとめを兼ねた国際シンポジウムを下記の通り開催します。
自然と文化を連携する分野で活躍している専門家のキーノートスピーチほか、研修者の成果発表、研修者を交えた専門家とのディスカッションセッションを実施します。どうぞご参加ください。 - プログラム:
- 09:30 受付開始
- 10:00〜10:15 開会挨拶・主旨説明
- 永田恭介(筑波大学学長)
- メヒティルド・ロスラー(ユネスコ世界遺産センター長)
- 10:15〜12:45 基調講演(11:05〜11:25休憩)
- トーマス・シャープ(元ユネスコ生態地球科学部長)
- ティム・バッドマン(IUCN世界遺産部長)
- 鈴木正崇(慶應義塾大学名誉教授)
- アムラン・ハムザ(マレーシア工科大学教授)
- 上記講演者によるパネルディスカッション
- 12:45〜13:45 昼食休憩
- 13:45〜14:10 研修生の成果発表
- 14:10〜17:00 総合討論(16:00〜16:20 休憩)
- 上記講演者に加えて下記の専門家及び全研修者
- クリスティーナ・キャメロン(モントリオール大学教授)
- ガミニ・ウィジェスリヤ(ICCROM)
- カロリーナ・カステリャノス(ICOMOSコンサルタント)
- エドウィン・ベルンバウム(マウンテン・インスティチュート)
- 稲葉信子(筑波大学教授)
- 吉田正人(筑波大学教授)
- マヤ・イシザワ(筑波大学研究員)
- 使用言語:英語/日本語(同時通訳あり)
- 主催:筑波大学大学院世界遺産専攻、同自然保護寄附講座
- 筑波大学グローバルサイエンスウィークプログラムの一部として同会場内で実施します。
- 問い合わせ先:
- 筑波大学自然保護寄附講座事務局(世界遺産専攻事務室内)
- TEL: 029-853-6344 / FAX: 029-853-7099
- E-mail: nature★heritage.tsukuba.ac.jp(★は@に変えて下さい)
- URL: http://www.conservation.tsukuba.ac.jp/joq34i8vl-15/#_15
- その他の情報:
- 参加費無料。下記のウェブサイトで申し込みをお願いします。
- http://www.kokuren.tsukuba.ac.jp/TGSW2017/j/index_j.html
- 画面上部にあります「事前登録(英語画面の場合はREGISTRATION)」から、氏名などを入力して登録を進めますとセッション名の入力画面に入ります。セッション名は「8-6」をご指定ください。
京都民俗学会第301回談話会(2017年9月8日掲載)
- 開催日時:2017年9月28日(木) 18:30〜21:00
- 開催会場:ウィングス京都 セミナーA
- 発表者とタイトル:
- 磯部敦(奈良女子大学)
- 「澤田四郎作の営為 ―澤田文庫等の調査から見えてきたこと―」
- 主催:京都民俗学会
- 問い合わせ先:
- E-mail: mail★kyoto-minzoku.jp(★は@に変えて下さい)
- URL: http://kyoto-minzoku.jp/nextmeeting.shtml
- 備考:
- 事前申込不要。会員は参加費無料、会員以外からは300円頂戴いたします。
現代民俗学会第39回研究会(2017年9月8日掲載)
戦う身体の民俗学
- 開催日時:2017年9月30日(土) 13:00〜16:45
- 開催会場:埼玉県立歴史と民俗の博物館 講堂・講座室
- プログラム:
- 報告者
- 中里亮平(長野大学非常勤講師)「祭りの喧嘩」
- 池本淳一(松山大学准教授)「中国武術の体操化」
- 清水亮(東京大学大学院)「軍人の滞在する日常」
- コメンテーター:戸邉優美(埼玉県立歴史と民俗の博物館)
- 司会・コーディネーター:鈴木洋平(埼玉県立歴史と民俗の博物館)
- 主催:現代民俗学会
- 協賛:粋陽堂(木刀制作・販売)
- 問い合わせ先:
- 現代民俗学会事務局
- E-mail: mail★gendaiminzoku.com(★は@に変えて下さい)
- URL: http://gendaiminzoku.com/
- その他の情報:
- 申し込み、参加費ともに不要です。