各種研究集会のお知らせ(2017年第4四半期・開催日順)

このページは、会員の皆さんから寄せられた、研究会、学会または研究・教育機関等が開催する研究集会のご案内です。デザイン上若干変更させていただく場合もございますが、原則として寄せられた情報をそのまま掲載しています。内容についてのお問い合わせは、それぞれの問い合わせ先に直接お願いいたします。またこのページに情報を掲載したいかたは、こちらをご覧下さい

第38回日本山岳修験学会 山北・丹沢学術大会(2017年10月4日掲載)

開催日時:2017年10月6日(金)〜8日(日)
開催会場:神奈川県山北町立生涯学習センター
(神奈川県足柄上郡山北町山北1301-4)
プログラム:
10月6日 研究発表会、合同会議及び役員会
10月7日 午前=研究発表会、午後=開会式、公開講演、総会、懇親会
10月8日 巡見(見学会)
公開講演(2017年10月7日(土))
12:30 開場(受付開始12:00)
12:50〜 開会式
挨拶(日本山岳修験学会会長、大会実行委員長)
13:00 公開講演
久保田昌希(駒澤大学教授)「『新編相模国風土記稿』と丹沢山麓の世界」
西海賢二(古橋懐古館館長)「旅する民間宗教者−小田原木食上人−」
久保田裕道(東京文化財研究所無形民俗文化財研究室長)「山北のお峯入りについて」
主催:日本山岳修験学会
問い合わせ先:
URL: http://www.sangakushugen.jp/38info1.pdf
日本山岳修験学会事務局(駒澤大学長谷部研究室内)
URL: http://www.sangakushugen.jp/conference.html
その他の情報:
公開講演は事前申し込み不要、参加費無料

奈良文化財研究所第9回東京講演会 (2017年10月4日掲載)

デジタル技術で魅せる文化財 ―奈文研とICT―

開催日時:2017年10月7日(土) 10:00〜16:00
開催会場:有楽町朝日ホール
(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11F)
プログラム:
「奈文研のデータベース」森本晋
「全国遺跡報告総覧と考古学ビッグデータ」高田祐一
「木簡データベースの高次化とMOJIZO」渡辺晃宏
「デジタルデータでみる高松塚古墳」廣瀬覚
「文化財のデジタル文化資源化:見たままの姿を伝え、深層を探る」山口欧志
「発掘された歴史的地震・火山災害痕跡データベース:考古学の新たな挑戦」村田泰輔
主催:独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所
問い合わせ先:
URL: http://www.kuba.co.jp/nabunken2017/
奈良文化財研究所 第9回東京講演会 シンポジウム事務局
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-11-15 UEDAビル 6F (株)クバプロ内
TEL:03-3238-1689
FAX:03-3238-1837
E-mail: nabunken2017★kuba.jp(★は@に変えて下さい)
その他の情報:
参加費:入場無料・要事前申込
その他の詳細および申込につきましてはホームページをご参照ください

第148回比較民俗研究会(2017年10月4日掲載)

開催日時:2017年10月13日(金) 16:00〜18:00
開催会場:神奈川大学横浜キャンパス9号館9-212共同研究室
発表者とタイトル:
陳祖英(北京師範大学・博士後期課程)
「20世紀中国民間伝説研究小史」
問い合わせ先:
神奈川大学大学院 歴史民俗資料学研究科 佐野賢治研究室
TEL: 045-481-5661(内線4022)
その他の情報:
発表後には大学近くのお店にて懇親会を開催します(参加自由)

北陸宗教文化学会第24回学術大会シンポジウム「白山開山1300年を迎えて―近世近代を中心に」(2017年10月4日掲載)

開催日時:2017年10月21日(土) 14:15〜17:00
開催会場:石川県西田幾多郎記念哲学館
(石川県かほく市内日角井1)
プログラム:
「白山豊原寺の子院および関係寺院」角明浩(みくに龍翔館)
「白山・立山・富士山を巡る三禅定について」福江充(北陸大学)
「白山美濃側における泰澄伝承と白山修験」由谷裕哉(小松短期大学)
「白山信仰と民俗芸能―かんこ踊の由来と伝承―」石森長博(石川県山岳協会)
主催:北陸宗教文化学会
問い合わせ先:
北陸宗教文化学会事務局
〒910-8505 福井市学園3-6-1 福井工業大学建築土木工学科 市川秀和研究室
TEL: 0776-29-2590
E-mail: hidei★fukui-ut.ac.jp(★は@に変えて下さい)
その他の情報:
事前申し込み不要。
シンポジウム前に9:20より一般発表6本あり

『旅の民俗』シリーズ出版記念フォーラム「人はなぜ旅に出るのか―旅の歴史と民俗」(2017年9月17日掲載)

開催日時:2017年10月31日(火) 13:00〜16:00(12:00開場)
開催会場:銀座ブロッサム・中央会館
(東京都中央区銀座2-15-6/東京メトロ有楽町線「新富町」駅下車、徒歩1分)
プログラム:
基調講演「宮本常一の旅学から」
神崎宣武(旅の文化研究所所長)
実演「津軽三味線ひきがたり」
高橋竹山
パネルディスカッション「旅の民俗―行商・芸能・観光」
岡村隆(作家・探検家)
亀井好恵(成城大学民俗学研究所研究員)
山本志乃(旅の文化研究所研究主幹)
コーディネーター:佐伯順子(同志社大学大学院教授)
主催:旅の文化研究所
協賛:株式会社現代書館
問い合わせ先:
旅の文化研究所
TEL: 03-5820-0360(平日9:10〜18:00)
URL: http://www.tabinobunka.com
その他の情報:
参加費:1000円
募集人員:600名(申込先着順)
郵便払込取扱票に下記の口座番号および加入者名、参加希望者の郵便番号・住所・氏名・電話番号をご記入の上、参加費をご入金ください。ご入金をもって受付とし、入金確認後に参加証を送ります。
口座番号「00900-7-288091」
加入者名「旅の文化研究所」

第149回比較民俗研究会

開催日時:2017年11月10日(金) 16:00〜18:00
開催会場:神奈川大学横浜校舎9号館9-212室
発表者とタイトル:
于暁飛(日本大学法学部教授)
「ホジェン族の口承文芸『イマカン』の保存について」
主催:比較民俗研究会
問い合わせ先:
比較民俗研究会幹事ショウ メイチョウ
E-mail: siou_kanesiro★yahoo.co.jp(★は@に変えて下さい)
その他の情報:
参加自由、申し込み不要

シンポジウム「上方で考える葬儀と墓:近現代を中心に」(2017年10月4日掲載)

開催日時:2017年11月12日(日) 13:30〜17:00
開催会場:浄土宗應典院
(大阪市天王寺区下寺町1-1-27)
開催趣旨:
 現在、少子高齢化、家族構造の変化などにより、家族葬や直葬などの葬儀の形態も変化し、また継承者を必要としない永代供養墓や墓を作らずに散骨や樹木葬等を行うなど、葬儀や墓のあり方も大きく変容している。ただし葬送墓制のありかたは地域の歴史的経緯によって相違があり、とくに大阪、京都といったいわゆる上方では、歴史的にも古く、葬送墓制に関する前近代までの研究は相当の蓄積がある一方で、上方に留意した近代以降の研究は必ずしも多いとはいえない。近現代を中心に上方の葬送墓制をあらためて見つめ直すことにより、葬送墓制研究にとっても、変わりゆく現代社会にとっても、大きな示唆を与えてくれるものと考える。
プログラム:
13:30 開会・趣旨説明
山田慎也(研究代表・国立歴史民俗博物館)
「上方の葬送研究の意義」
13:40 〈前近代〉
報告:木下光生(奈良大学)
「家の存続と葬送文化 ―貧困史と葬送史の接点―」
コメント:谷川章雄(早稲田大学)
「江戸の家の墓と都市下層民の墓」
討論
14:20 〈近代〉
報告:槇村久子(関西大学)
「近代墓制の成立と都市の発展−現代の葬送墓制の上方の”先取り”」
コメント:村上興匡(大正大学)
「近代化による葬儀変化:関東関西の相違」
コメント:問芝志保((公財)国際宗教研究所)
「近代都市札幌の墓制」
討論
15:00 〈現代〉
報告:陸奥賢(観光家)
「大阪七墓巡り復活プロジェクトの取り組みについて」
コメント:小谷みどり(第一生命経済研究所)
「現代における死後の共同性」
コメント:瓜生大輔(東京大学)
「最新テクノロジーと現代の供養」
討論
15:40 休憩
16:00
コメント:秋田光彦(浄土宗大蓮寺・應典院)
「生前個人墓〈自然〉の試行について」
16:10 フロアを交えた質疑応答
16:40 総括
森謙二(茨城キリスト教大学)
「文化的装置としての墓」
鈴木岩弓(東北大学)
「現代人の死生観」
16:50 閉会挨拶:山田慎也
(司会:土居浩/ものつくり大学)
主催:科学研究費基盤研究(B)「現代日本における死者儀礼のゆくえ−生者と死者の共同性の構築をめざして」(研究代表=山田慎也(国立歴史民俗博物館))
特別協力:浄土宗應典院
問い合わせ先:
国立歴史民俗博物館 山田慎也
E-mail: shinya★rekihaku.ac.jp(★は@に変えて下さい)
その他の情報:
参加費無料・申込不要

日本山岳修験学会・日本宗教民俗学会第1回合同例会

開催日時:2017年11月25日(土) 13:00〜17:30
開催会場:二松學舍大学九段キャンパス4号館4061教室
プログラム:
13:15-15:15 由谷裕哉(小松短期大学教授)
「近世修験という問題の発見」
15:30-17:30 鈴木正崇(慶應大学名誉教授)
「講と地域社会 ―成田山門前町の事例から―」
主催:日本山岳修験学会・日本宗教民俗学会
問い合わせ先:
日本山岳修験学会
E-mail: sangakushugen★gmail.com(★は@に変えて下さい)
日本宗教民俗学会
E-mail: nichisyuumin★hotmail.com(★は@に変えて下さい)
URL: http://religiousfolklore.in.coocan.jp/sub1.html

駒澤大学大学院仏教学研究会公開講演会

開催日時:2017年12月4日(月) 16:30〜18:00
開催会場:駒澤大学深沢キャンパス アカデミーホール
発表者とタイトル:
鈴木正崇(慶應義塾大学名誉教授・日本山岳修験学会会長)
「仏教と山岳信仰」
主催:駒澤大学大学院仏教学研究会
問い合わせ先:
駒澤大学大学院仏教学研究会
URL: https://www.komazawa-u.ac.jp/academics/graduate/research/buddhism-study-group/public-lecture.html
その他の情報:
事前申込み不要。参加費無料。終了後、懇親会(18:30〜)。

京都民俗学会第302回談話会

パネルトーク「戦国武将のフォークロア ―歴史の再説にどう向き合うか―」

開催日時:2017年12月9日(土) 13:30-17:00
開催会場:京都市職員会館かもがわ
(京都市中京区土手町通夷川上ル末丸町284)
プログラム:
室井康成(建築資材販売業)
「『おんな城主・直虎』問題 ―新たな戦国武将像の生成現場に遭遇して―」
及川祥平(川村学園女子大学文学部専任講師)
「戦国武将は誰のものか―武田氏をめぐる動きを手掛かりに」
橋本章(京都文化博物館)
「姉川合戦をめぐる物語の成立と史実 ―信長・家康・長政の英雄譚から―」
司会:岡本真生(関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程)
主催:京都民俗学会
問い合わせ先:
E-mail: mail★kyoto-minzoku.jp(★は@に変えて下さい)
URL: http://kyoto-minzoku.jp/nextmeeting.shtml
その他の情報:
事前申し込み不要。会員は参加費無料、会員以外からは300円頂戴いたします。
懇親会にもぜひご参加ください。受付時にお伺いします。

2017年度第1回歴民講演会

開催日時:2017年12月15日(金) 16:00〜18:00
開催会場:神奈川大学横浜キャンパス 24号館106教室
(東横線伯楽下車徒歩15分)
発表者とタイトル:
楊海英(静岡大学人文社会科学部教授)
「モンゴル研究の新資料・新方法・新知見」
 楊海英氏は1964年、中国内モンゴル自治区オルドス生まれ、1989年3月に来日し、国立民族学博物館総合研究大学院博士課程を修了。2000年日本へ帰化、日本名、大野旭。文化大革命時に内モンゴル自治区が受けた迫害の実態を公文書と聞き書き資料で丹念に描いた『墓標なき草原』(岩波書店)で第14回司馬遼太郎賞受賞。北・中央アジア遊牧民族史の歴史軸と国際関係の横軸を絡めた視角で精力的に歴史の闇を掘り起こした仕事で知られる文化人類学者である。本講演への多数の方の来聴を歓迎したい。申し込み不要。
主催:神奈川大学大学院歴史民俗学研究科
共催:神奈川大学日本常民文化研究所
問い合わせ先:
神奈川大学歴史民俗資料学研究科・佐野研究室
E-mail: sanok010★kanagawa-u.ac.jp(★は@に変えて下さい)

平成29年度講研究会公開シンポジウム「人と場所をつなぐ」

霊場・聖地巡礼と講のあり方の変化

開催日時:2017年12月16日(土) 13:00〜16:30
開催会場:駒澤大学駒澤キャンパス1-204教場
(東急田園都市線「駒沢大学」駅下車、「駒沢公園」出口から徒歩10分)
プログラム:
パネリスト
原淳一郎(米沢女子短期大学・歴史学)
中山郁(國學院大學・宗教学)
高田彩(大正大学大学院・宗教学)
亀■敦司(九州大学PD・人類学/民俗学)
コーディネーター
天田顕徳(東京工芸大学非常勤講師・宗教社会学)
主催:講研究会
問い合わせ先:
講研究会
駒澤大学仏教学部 長谷部八朗研究室気付
E-mail: kokenkyukai★gmail.com(★は@に変えて下さい)

現代民俗学会第40回研究会

「競い」の光景―祭礼・芸能・スポーツ研究を展望する

開催日時:2017年12月17日(日) 14:00〜17:30
開催会場:早稲田大学早稲田キャンパス3号館304教室
プログラム:
趣旨説明
伊藤純(早稲田大学人間総合研究センター)
「『競い』にみる祭芸分離の諸相」
中里亮平(長野大学非常勤講師)
「綱引きからみるスポーツと民俗の間」
田邊元(富山大学芸術文化学部)
「『技法の復興』を目指す人々」
コメント:阿南透(江戸川大学社会学部)
総合討議
主催:現代民俗学会
共催:科研費基盤研究(C)「都市祭礼における「競技化」の民俗学的研究」(研究代表者:阿南透)
問い合わせ先:
E-mail: mail★gendaiminzoku.com(★は@に変えて下さい)
URL: http://gendaiminzoku.com/meeting.html
その他の情報:
事前申し込み、参加費、いずれも不要です。

科研「パブリック・ヒストリー構築のための歴史実践に関する基礎的研究(研究代表者:菅豊)」第6回研究会

公開勉強会「『十三浜小指 八重子の日記』について語りあう

開催日時:2017年12月17日(日) 14:00〜16:00
開催会場:復興まちづくり情報交流館北上館
(宮城県石巻市北上町十三浜丸山41-2)
プログラム:
〔趣旨〕 宮城県石巻市北上町小指で生まれ、暮らし、1952年に33歳で亡くなった佐々木八重子は、晩年の2年間、その生活ぶりを詳細に、かつ淡々と描いた日記を残していました。その日記が、彼女の死後65年後の今年、その孫や、その地域で調査研究を行っていた研究者、大学院生たちによって整理され、注釈が付され、活字化されました。そこで描かれた八重子の言葉は、戦後日本の地方の生活状況を示す貴重な史料であるとともに、日常生活のなかのありきたりの「日常」の意味とその力を、読者に訴えています。本研究会では、プライベート・ヒストリーのなかの日常が掘り起こされ、それがパブリック・ヒストリーとして多くの人びとの日常として再定置されるプロセスと、その活動の意味について学びたいと思います。八重子の人生について、当時の十三浜の暮らしぶりについて、そして、日記への思いについて、みんなで語り合います。
話し手:
佐藤恵子(『八重子の日記』編者。八重子の孫。看護師)
佐藤清吾(元十三浜漁協組合長。郷土史家。大室)
宮内泰介(『八重子の日記』編者。北海道大学教授。環境社会学)
菅豊(東京大学教授。民俗学)
主催:パブリック・ヒストリー研究会(科研「パブリック・ヒストリー構築のための歴史実践に関する基礎的研究(研究代表者:菅豊)」グループ)、東京大学東洋文化研究所班研究「東アジアにおける「民俗学」の方法的課題」研究会
問い合わせ先:
川野裕一朗(東京大学東洋文化研究所特任研究員)
E-mail: yuichirokawano★ioc.u-tokyo.ac.jp(★は@に変えて下さい)
その他の情報:
どなたでもご参加いただけます(参加費:無料)

第150回比較民俗研究会

開催日時:2017年12月22日(金) 15:00〜18:00
開催会場:神奈川大学横浜キャンパス9号館9-212共同研究室
(東横線伯楽下車徒歩15分)
プログラム:
15:00〜15:10 程亮(神奈川大学博士後期課程)
趣旨説明「中日若手研究者によるハニ族研究の最前線」
15:10〜16:10 張多(中国社会科学院博士研究員)
「コミュニティの視点からみる中国の文化遺産保護―雲南省紅河ハニ族棚田を事例に」
16:10〜17:10 阿部朋恒(首都大学東京博士後期課程)
「供食・共食の場からみるハニ族のつながり」
17:10〜18:00 コメント(張多・阿部朋恒・佐野賢治)・全体討論
18:30〜 懇親会
主催:比較民俗研究会
問い合わせ先:
神奈川大学歴史民俗資料学研究科佐野研究室
E-mail: sanok010★kanagawa-u.ac.jp(★は@に変えて下さい)
その他の情報:
参加自由。会後、大学近くのお店にて懇親会を開催します。