各種研究集会のお知らせ(2023年第4四半期・開催日順)

このページは、会員の皆さんから寄せられた、研究会、学会または研究・教育機関等が開催する研究集会のご案内です。デザイン上若干変更させていただく場合もございますが、原則として寄せられた情報をそのまま掲載しています。内容についてのお問い合わせは、それぞれの問い合わせ先に直接お願いいたします。またこのページに情報を掲載したいかたは、こちらをご覧下さい

開館50周年記念シンポジウム「《海》と《日常》の間をつなぐ」

瀬戸内海歴史民俗資料館開館50周年記念事業 れきみんで瀬戸内海を学ぶ

開催日時:2023年11月3日(金・祝) 13:30〜16:30 (13:00開場)
開催会場:香川県立ミュージアム 講堂 地下1階
(香川県高松市玉藻町5-5)
開催趣旨:
 瀬戸内海は、古くから人やモノが往き交う重要な海の道であるとともに、豊かな自然とくらしが結びついた瀬戸内の文化の源となってきました。
 本シンポジウムでは、民俗学やデザインの専門家をお招きし、《海》と《自然》―さまざまなかたちで瀬戸内海とつながる沿岸地域とそこに住む人々のくらし― に改めて目を向け、その間をつなぐ場としての当館のこれからのあり方について考えます。
プログラム:
13:40 報告「瀬戸内海歴史民俗資料館の歩み」
(田井静明/瀬戸内海歴史民俗資料館専門職員)
13:55 講演1「海の民俗造形を読み解く ―歴民コレクションの面白さ―」
(神野善治/武蔵野美術大学名誉教授・日本民具学会会長)
14:40 講演2「生木に花咲くに驚け。」
(佐藤卓/グラフィックデザイナー)
15:40 パネルディスカッション
パネリスト:神野善治・佐藤卓・田井静明
聞き手:松岡明子(瀬戸内海歴史民俗資料館館長)
主催:瀬戸内海歴史民俗資料館
特別協力:船の科学館「海の学びミュージアムサポート」
問い合わせ先:
瀬戸内海歴史民俗資料館
〒761‐8001 高松市亀水町1412-2(五色台山上)
TEL: 087‐881‐4707 / FAX: 087‐881‐4874
URL: https://www.pref.kagawa.lg.jp/kmuseum/setorekishi/
URL: https://www.pref.kagawa.lg.jp/kmuseum/setorekishi/events/r5_symposium_50th_anniversary_sea__everydaylife.html
その他の情報:
定員230名(要事前申込=9/23より受付・先着順・参加費無料)
申込方法:電話・はがき・FAX・「香川県電子申請・届出システム」でお申し込みください。(お申し込みの際は、行事名と氏名、電話番号をお知らせください。)

現代民俗学会第70回研究会

公式な秩序/ヴァナキュラーな秩序 ―政治経済の民俗学的転回に向けて―

開催日時:2023年12月9日(土) 13:00-
開催会場:東京大学東洋文化研究所 大会議室(対面+オンライン併用)
発表者とタイトル:
河野正治・塚原伸治
「趣旨説明」
河野正治
「硬直した政治権威と生まれゆくヴァナキュラーなもの ―ミクロネシア人類学から考える『伝統政治』と民衆の想像力/創造力―」
塚原伸治
「美的コミュニケーションとしての経済と市場の相剋 ―民俗学から考える『伝統経済』と民衆の美学―」
コメンテーター:
加藤幸治(武蔵野美術大学教養文化・学芸員課程)
コーディネーター:
河野正治(東京都立大学人文科学研究科)
塚原伸治(東京大学大学院総合文化研究科)
菅豊(東京大学東洋文化研究所)
主催:現代民俗学会
共催:東京大学東洋文化研究所班研究「東アジアにおける「民俗学」の方法的課題」研究会、野の文化論研究会(科研「ヴァナキュラー概念を用いた文化研究の視座の構築―民俗学的転回のために―」)
問い合わせ先:
E-mail: mail★gendaiminzoku.com(★は@に変えて下さい)
URL: http://gendaiminzoku.com/meeting.html#meeting70
その他の情報:
本研究会は、会員資格を問わず、どなたでもご参加いただけます。ただし事前参加登録をお願いします。
参加登録について第70回研究会参加登録フォームは11月に公開予定です
東京大学東洋文化研究所での対面参加の席数は限られております(約50名、先着順)。収容可能数を超えた時点で、対面参加をお断りすることもございますので、その際は登録後送られるzoomのURLからオンラインでのご参加をお願いいたします。

第3回房総民俗研究会

開催日時:2023年12月10日(日)午後3時〜5時頃まで
開催会場:千葉大学西千葉キャンパス 国際教育センター1階 大講義室
(JR総武線西千葉駅北口から千葉大学キャンパス南門まで徒歩約2分。/京成千葉線みどり台駅から千葉大学キャンパス正門まで徒歩約7分。/千葉都市モノレール天台駅から千葉大学キャンパス北門まで徒歩約10分。)
発表者とタイトル:
(1) 山村恭子 「往来する祖霊についての一考察―安房地域の迎え火送り火を事例として―」
(2) 廣江咲奈 「地域博物館における民俗担当学芸員の仕事〜注染の型からみる地域〜」
 
※ 終了後、任意の夕食会を予定
主催:房総民俗研究会
E-mail: bouminken★gmail.com(★は@に変えてください)
その他の情報:
参加無料。申し込み不要。
但し上記問い合わせ先もしくは下記ホームページの「お問い合わせ」からご一報いただけると助かります。
ホームページURL(Google推奨):
https://bousouminzokukenkyukai-1.jimdosite.com/

現代民俗学会第71回研究会

海外フィールドから見た日本 ―逆さ読みの日本文化論の試み―

開催日時:2023年12月23日(土) 13:00〜17:00
開催会場:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室+オンラインのハイフレックス開催
発表者とタイトル:
〔司会〕飯田卓(国立民族学博物館)
〔趣旨説明〕清水展(関西大学総合政策学部)
発表者とタイトル:
川瀬由高(江戸川大学社会学部)
「コミュニタスの場 ―浅原神社秋季例大祭の「奉納煙火」に関する予備的報告―」
中村昇平(東洋大学)
「池は誰のものか ―共有地の使用権をめぐる当事者意識の重層性―」
片岡樹
「タイの廟から日本の神社を考える」
〔コメンテーター〕平井京之介(国立民族学博物館)・梅屋潔(神戸大学)
〔コーディネーター〕片岡樹(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
主催:現代民俗学会
共催:国立民族学博物館共同研究会「海外フィールド経験のフィードバックによる新たな人類学的日本文化研究の試み」(代表:片岡樹)、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
問い合わせ先:
mail★gendaiminzoku.com(★は@に変えて下さい)
その他の情報:
会員資格を問わず、どなたでもご参加いただけます。参加費無料。
京都大学の会場で対面参加される場合、事前登録は不要です。
URL: http://gendaiminzoku.com/meeting.html#meeting71

南山大学人類学研究所2023年度第3回公開シンポジウム

「王崧興『亀山島』と漢人社会研究」

開催日時:2023年12月26日(火) 10:00〜12:45
開催会場:南山大学G棟G27教室
https://www.nanzan-u.ac.jp/information/access.html
プログラム(使用言語=日本語):
10:00 開会の辞 渡部森哉(南山大学人類学研究所)
第1部『亀山島』を読む
10:05 川瀬由高(江戸川大学)「趣旨説明:あらためて『亀山島』を読むために」
10:10 呉松旆(関西学院大学)「台湾の人類学と「自文化」研究」
10:20 稲澤努(尚絅学院大学)「亀山島と「漢人らしさ」研究」
10:30 藤川美代子(南山大学)「女性の仕事と島の外に広がる世界」
10:40 長沼さやか(静岡大学)「複雑で名づけすら困難な人間関係」
10:50 川瀬由高「『亀山島』と「関係あり、組織なし」」
第2部 コメント
11:15 太田出(京都大学)
11:30 長津一史(東洋大学)
11:45 上水流久彦(県立広島大学)
12:00 リプライ&質疑応答
主催:南山大学人類学研究所
共催:東アジア人類学研究会
問い合わせ先:
南山大学人類学研究所
〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18
TEL: 052-832-3111(代表) / FAX: 052-833-6157
E-mail: ai-nu★ic.nanzan-u.ac.jp(★は@に変えて下さい)
URL: https://rci.nanzan-u.ac.jp/jinruiken/activities/information/027055.html