各種研究集会のお知らせ(2025年第3四半期・開催日順)
このページは、会員の皆さんから寄せられた、研究会、学会または研究・教育機関等が開催する研究集会のご案内です。デザイン上若干変更させていただく場合もございますが、原則として寄せられた情報をそのまま掲載しています。内容についてのお問い合わせは、それぞれの問い合わせ先に直接お願いいたします。またこのページに情報を掲載したいかたは、こちらをご覧下さい。
- 2025.07.05-06. 日本昔話学会 2025年度大会(静岡文化芸術大学)
- 2025.07.11. 京都民俗学会第374回談話会(京都精華大学明窓館4F/オンライン)
- 2025.09.13 歌舞伎学会夏季企画(早稲田大学戸山キャンパス33号館3階第1会議室)
- 2025.09.14. 第10回房総民俗研究会(千葉大学西千葉キャンパス)
- 2025.09.23 第376回京都民俗学会談話会(キャンパスプラザ京都 6F第2講習室 / オンライン(zoom))
- 2025.09.27 シンポジウム「私/私たちがつなぐ戦争の記憶――「遠さ」と「近さ」の間で」(鵜ノ木八幡神社社務所(大田区南久が原 2-24-1))
日本昔話学会 2025年度大会
- 開催日時:2025年7月5日(土)〜7月6日(日)
- 開催会場:静岡文化芸術大学
- (浜松駅(北口)から徒歩15分)
- プログラム:
- 7月5日(土) 12:30より受付開始
- 【公開シンポジウム】多文化共生と昔話 13:00-16:40
- 開会の挨拶 二本松康宏(静岡文化芸術大学教授)
- 司会/趣旨説明 鵜野祐介(立命館大学教授)
- [基調講演]「外国人花嫁」の昔話など 野村敬子(聴き耳の会代表)
- 「外国ルーツの子どもたちへの日本語教育における「昔話」の活用―「おむすびころりん」と「おおきなかぶ」―」寺澤昌子(浜松外国人子ども教育支援協会理事長)/鈴木絵美(日本語学習支援コーディネーター)
- 「台湾の日本語教育と昔話」伊藤龍平(國學院大学教授)
- 「<メルヒェンを語ること>(Maerchenerzaehlen)とドイツにおける多文化共生について」金城ハウプトマン朱美(富山県立大学准教授)
- 「メキシコの多文化共生と物語を絵にする伝統」山森靖人(関西外国語大学教授)
- 【天竜さくまの民話を聴く】16:50-17:20 浜松市天竜区佐久間町・やまんばの会
- 【総会】17:25-17:55
- 7月6日(日) 9:00 受付開始
- 【研究発表】9:30-12:30
- 「「都市の語り」「都市の語り手」とは何だったのか―『語りの世界』の用例を中心に―」川又理奈(國學院大学大学院生)
- 「話の中の博打と博徒―「天狗の隠れ蓑」・「博徒婿入り」を中心に―」齊藤竹善(大阪公立大学研究員)
- 「東アジアに共通する類話の昔話絵本/教材化に関する比較検討―「古屋の漏り」・「虎と串柿」・「漏」を中心に―」黒川麻実(愛知県立大学准教授)
- 「脚本からみる「ヘンゼルとグレーテル」の受容―昭和期を中心に―」小泉直美(京都女子大学非常勤講師)
- 「昔話からみられるスリランカと日本の繋がり」ロクガマゲ・サマンティカ(スリジャヤワルダナプラ大学上級講師)、ディ シルバ・ウダラ(ケラニヤ大学上級講師)、グナワルダナ・サンダマリ(セント・ポール女子学校教諭)、セーナラトナ・イローミ(折り紙作家)
- 【公開講演会】 14:00-17:00
- 「昔話 声の表現の探究へ」真下厚(元立命館大学教授)
- 「東アジアにおける「瘤取り爺」譚(ATU503)の展開」斧原孝守(昔話研究者)
- 「イギリスのシンデレラ 口承・出版・舞台」美濃部京子(静岡文化芸術大学名誉教授)
- 閉会の挨拶 武庫川女子大学名誉教授 野口 芳子
- 主催:日本昔話学会
- 後援:静岡文化芸術大学
- 問い合わせ先:
- 〒430-8533 浜松市中央区中央 2-1-1 静岡文化芸術大学 二本松康宏研究室内
- 日本昔話学会事務局 E-mail:y-niho@suac.ac.jp
- その他の情報:
- https://sites.google.com/site/mukashi2005/news
京都民俗学会 第374回談話会
- 開催日時:2025年7月11日(金) 19:00-(開場18:30)
- 開催会場:京都精華大学明窓館4F/オンライン(zoom)
- 発表者とタイトル:
- 軸原ヨウスケ(デザイナー・玩具工芸社)・中村裕太(美術家)
- 「ビヨンド・ザ・『アウト・オブ・民藝』」
- コメンテーター:角南聡一郎(神奈川大学)
- 司会:菊地 暁(京都大学)
- 主催:京都精華大学・京都民俗学会 共同主催
- 問い合わせ先:
- E-mail: mail★kyoto-minzoku.jp(★は@に変えて下さい)
- その他の情報:
- 【対面】会場に直接お越しください。参加登録は不要です。
- 【オンライン】京都民俗学会会員の方のみオンライン参加が可能です。開催2日前(目安)に、会員全員にオンライン参加情報を送信します。オンラインアプリはzoomを使用します。
歌舞伎学会夏季企画(2025年8月25日掲載)
『越境する歌舞伎-戦前・戦後の小芝居と女役者』合評会
- 開催日時:2025年9月13日15時開始、17時30分終了(予定)
- 開催会場:早稲田大学戸山キャンパス33号館3階第1会議室
- プログラム:
- 歌舞伎学会2025年度夏季企画
- 『越境する歌舞伎 ― 戦前・戦後の小芝居と女役者』合評会
- 登壇者
- 浅野 久枝 (龍谷大学世界仏教文化研究センター研究員)
- 評者
- 佐藤かつら (青山学院大学教授)
- 高久舞 (帝京大学文学部講師)
- 土田牧子 (東京藝術大学准教授)
- 進行
- 舘野太朗 (東京文化財研究所研究補佐員)
- 主催:歌舞伎学会
- 問い合わせ先:
- E-mail: kabukiga2014★yahoo.co.jp
- (★は@に変えて下さい)
- その他の情報:
- 対面とZOOMのハイブリット開催です。
- 要事前申込。
- 歌舞伎学会会員は無料、非会員は参加費1500円。
- 非会員の参加申込は下記のサイトからおねがいします。
- https://kabugakkaikaki.peatix.com/
- 詳細は歌舞伎学会のブログを参照ください。
- https://blog.goo.ne.jp/kabukiga02
第10回房総民俗研究会(2025年7月12日掲載)
- 開催日時:2025年9月14日(日) 15:00-17:30ごろまで
- 開催会場:千葉大学西千葉キャンパス 国際教育センター1階 大講義室
- (JR総武線「西千葉」駅北口から千葉大学キャンパス南門まで徒歩約2分/京成千葉線「みどり台」駅から千葉大学キャンパス正門まで徒歩約7分/千葉都市モノレール「天台」駅から千葉大学キャンパス北門まで徒歩約10分)
- 発表者とタイトル:
- 島立理子「小櫃川上流の灌漑用水路 ‐ニ五穴−」
- 川上健氏「草川原用水(君津市)の存続要因 ―地域資源管理における生産活動や社会関係に着目して―」
- 主催:房総民俗研究会
- 問い合わせ先:
- E-mail: bouminken★gmail.com(★は@に変えてください)
- その他の情報:
- 参加無料・申し込み不要(但し、上記問い合わせ先もしくは下記ホームページの「お問い合わせ」からご一報いただけると助かります)
- URL: https://bousouminzokukenkyukai-1.jimdosite.com/
- ※終了後、任意の夕食会を予定しています。
- ※民俗に関わる広報チラシ等お持ちいただければ会場で配布いたします。
第376回談話会(2025年9月2日掲載)
民俗学実践フォーラム「動物行事の実施と存続」
- 開催日時:2025年9月23日(火・祝)13:30〜17:00
- 開催会場:キャンパスプラザ京都 6F第2講習室 / オンライン(zoom)
- プログラム:
- 趣旨説明 東城義則氏(佛教大学宗教文化ミュージアム)
- 報告(1) 上げ馬神事の変遷と現状 久保田恵友氏(桑名市観光課文化振興係)
- 報告(2) 鹿の角きりの変遷と現状 東城義則氏(佛教大学宗教文化ミュージアム)
- コメント 辻 貴志氏(アジア太平洋無形文化遺産研究センター)
- 総合討論
- 主催:京都民俗学会
- 問い合わせ先:
- mail★kyoto-minzoku.jp(★は@に変えて下さい)
- その他の情報:
- 【対面】会場に直接お越しください。参加登録は不要です。京都民俗学会非会員の方は受付で参加費300円を頂戴いたします。
- 【オンライン】京都民俗学会会員の方のみ、オンライン参加が可能です。
シンポジウム「私/私たちがつなぐ戦争の記憶――「遠さ」と「近さ」の間で」(2025年9月20日掲載)
- 開催日時:2025年09月27日(土) 13:30-16:15
- 開催会場:鵜ノ木八幡神社社務所(大田区南久が原 2-24-1)
- (昭和のくらし博物館(https://www.showanokurashi.com)より徒歩2分)
- ■概要:
- 昭和のくらし博物館「戦後80年特別展 昭和のくらし博物館の戦争展2025」で展示されるリサーチ型プロジェクト「戦争と〈私〉をつなぐ物語を探す」と、学術変革領域(A)「顔身体デザイン」C01班「死する身体/不在の身体」が連携してシンポジウムを開催します。
- 博物館には、戦時中に市井の人々が作った千人針や子供たちによる慰問文などが寄贈されており、「国家のために死する身体」と「大切な人の生を祈る身体」の間で揺れ動いた経験が見て取れます。
- 本シンポジウムでは、戦時下の日本と現代を行き来しながら、戦争をめぐる語りやモノと私たちの感情・記憶・尊厳との多角的な関わりを探り、死生観や身体観を捉え直す場をひらくことを試みます。また、戦争の記憶を「自分ごと」として受けとめる地域と、新たな歴史に上書きされ「遠い出来事」と感じる地域との差異に注目し、「戦争を記憶すること」の意味や継承について考えます。
- *趣旨文や当日の詳細なプログラムについては、下記サイトを参照ください。
- https://www.showanokurashi.com/events/war-watashi-sympo-20250927/
- ■プログラム:
- (1)丹⽻ 朋⼦ (国際ファッション専⾨職⼤学)、下中 菜穂 (昭和のくらし博物館)
- 趣旨説明「戦争と〈私〉をつなぐ物語を探す」
- (2)⽯井 美保 (京都大学)
- 「〈私〉の⽴っている場所から戦争を考える――『裏庭のまぼろし』を題材に」
- (3)河合 ⽂ (AA研)
- 「戦争記憶の地域差と継承――「⼤きな物語」と「具体の物語」をつなぐ⾝体」
- (4)質疑応答‧対話
- 共催:学術変革領域(A)顔⾝体デザインC01「死する⾝体/不在の⾝体、昭和のくらし博物館
- ■問い合わせ先:
- 顔身体デザインC01事務局:kaoshintai.aa★tufs.ac.jp
- (★は@に変えて下さい)
- ■申込み:
- ・参加ご希望の方は以下より事前のご登録をお願いします。(https://forms.gle/mm7Q8Gxnt3zBMZpq6)
- *申し込み期限:9月26日(定員に達し次第締切)
- ・参加費:無料
- *昭和のくらし博物館を⾒学される⽅は別途⼊館料(基本500円、現⾦のみ)が必要です。博物館受付にてお⽀払いください。
- ■ その他の情報:
- □ 関連URL
- 戦後80年特別展 昭和のくらし博物館の戦争展 2025「戦争と<私>をつなぐ物語を探す」プロジェクト展
- https://www.showanokurashi.com/exhibition/lounge/war-watashi-2025
- 学術変革領域(A)顔身体のデザイン:実践・実証・設計に基づく顔身体の深化と昇華
- https://face-body-design.tamacc.chuo-u.ac.jp/