『日本民俗学』目次 301号(2020年2月29日)〜
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第301号(2020年2月29日)
- 論文
- 沖縄県宮古地方の骨観とその変化 ―多良間島の事例から―(古谷野洋子)[1]
- 田畑一筆の通称地名の変化と継承 ―長崎県平戸島の事例から―(今里悟之)[35]
- 研究ノート
- 青ヶ島における暮らしと巫俗の変容に関する一考察(宮澤早紀)[67]
- 畏怖の保存 ―情感の共有を考えるための一試論―(後藤晴子)[83]
- 書誌紹介
- 常光徹著『魔除けの民俗学 ―家・道具・災害の俗信―』(飯島吉晴)[101]
- 山陰民俗学会編『山陰民俗学会七十周年記念論集 山陰の暮らし・信仰・芸能』(飯島吉晴)[102]
- 鳥取県立公文書館県史編さん室編『新鳥取県史 民俗2 民具編』(加藤幸治)[103]
- 学会記事
- 理事会記録(32期8回)[104]
- 第71回年会総会議事録[108]
- 一般社団法人日本民俗学会2019年度会計決算書[113]
- 一般社団法人日本民俗学会2020年度予算書[115]
- 第39回研究奨励賞審査委員会報告[117]
- 会員異動[119]
- 会員資格喪失者一覧[119]
- 受贈図書・雑誌[120]
- 『日本民俗学』総目次(298-301号)[126]
- 投稿規定・執筆要領[134]
第302号(2020年5月31日)
- 論文
- 鬼魅の名は ―近世前期における妖怪の名づけ―(香川雅信)[1]
- 研究ノート
- 共同性のジレンマ ―「内と外」の観念に基づく柳田國男の氏神信仰論―(伊藤敏)[37]
- 小特集「かくれ、あらわす―民俗信仰における内面化と顕在化―」
- 「かくれ、あらわす―民俗信仰における内面化と顕在化―」特集にあたって(徳丸亞木)[55]
- 世界遺産における、かくれキリシタンの捉え方と課題(中園成生)[71]
- 離島における真宗と民俗の変容 ―角島大橋の開通とその影響から―(吉留徹)[88]
- 真宗禁制と民俗信仰(森田 清美)[105]
- 書評
- 坂本要著『民間念仏信仰の研究』(西海賢二)[118]
- 桑山敬己・島村恭則・鈴木慎一郎著 『文化人類学と現代民俗学』(岩本通弥 )[127]
- 戸邉優美著『女講中の民俗誌 ―牡鹿半島における女性同士のつながり―』(高木大祐)[132]
- 重信幸彦著『みんなで戦争 ―銃後美談と動員のフォークロア―』(真鍋昌賢)[138]
- 書誌紹介
- 今井秀和著『異世界と転生の井戸―平田篤胤と松浦静山』(飯島吉晴)[144]
- 伊藤慎吾・中村正明『〈生ける屍〉の表象文化史―死霊・骸骨・ゾンビ』(飯島吉晴)[145]
- フォーラム
- 関西学院大学世界民俗学研究センターの設立について(島村恭則)[146]
- 第九〇七回談話会報告 博物館の力 ―学芸員の活動と日本民俗学会(森隆男)[149]
- 市立博物館の学芸員活動 ―柏崎市立博物館を事例に―(池田孝博)[152]
- 県立博物館の学芸員活動 ―和歌山県立紀伊風土記の丘を事例に―(蘇理剛志)[155]
- 博物館と学芸員を取り巻く状況 ―中野区立歴史民俗資料館を事例に―(北河直子)[160]
- 学会記事
- 理事会記録(32期9回)[166]
- 談話会[170]
- 追悼[195]
- 会員異動[196]
- 会員資格喪失者一覧[196]
- 受贈図書・雑誌[196]
- 投稿規定・執筆要領[201]
- 著作権規程[205]
第303号(2020年8月31日)
- 論文
- ダム建設に伴う墓地移転による同族関係の変化 ―八ッ場ダム水没地域・川原湯を事例として―(渡邉直登)[1]
- 京都大原の産屋における籠もり空間(板橋春夫)[33]
- 小特集 「思いがけないお産の民俗」
- 「思いがけないお産の民俗」から見えてくること(安井眞奈美)[57]
- 産科医療における思いがけないお産(遠藤誠之)[60]
- 口唇裂・口蓋裂の民俗(伏見裕子)[68]
- 不育症という経験(中本剛二)[88]
- 「思いがけないお産の民俗」へのコメント―助産師の立場から(梶間敦子)[112]
- 「思いがけないお産の民俗」へのコメント ―医療人類学の立場から(澤野美智子)[117]
- 「思いがけないお産の民俗」へのコメント―文化人類学の立場から(松岡悦子)[122]
- 「思いがけないお産」の研究と今後の課題(安井眞奈美)[128]
- 書誌紹介
- 山本志乃著『鮮魚列車―〈カンカン部隊〉を追いかけて―』(内田忠賢)[134]
- 山本志乃著『「市」に立つ―定期市の民俗誌―』(内田忠賢)[135]
- 芳賀日出男著『秘境旅行』(関沢まゆみ)[136]
- 国立歴史民俗博物館監修・内田順子 編『映し出されたアイヌ文化―英国人医師マンローの伝えた映像―』(加藤幸治)[137]
- 野本寛一著『生きもの民俗誌』(加藤幸治)[138]
- 学会記事
- 理事会記録(32期10回)[139]
- 第七一回年会報告[143]
- 会員異動[153]
- 受贈図書・雑誌[153]
- 投稿規程・執筆要領[159]
第304号(2020年11月30日)
- 論文
- 離島における女性の労働と観光 ―愛知県日間賀島を事例に―(林春伽)[1]
- 嫁の稼ぎと私財 ―青森県小泊村下前における昭和初期の生活誌から―(長谷川方子)[35]
- 研究ノート
- トーカチ過ぎたら老人は仙人になる ―沖縄平安座島・浜比嘉島の長寿祝いに関する一考察―(伊藤ひろみ)[69]
- 書評
- 金田久璋著『ニソの杜と若狭の民俗世界』(今石みぎわ)[86]
- 書誌紹介
- 沖縄県教育庁文化財課史料編集班(編)『沖縄県史 各論編 第9巻 民俗』(森田真也)[91]
- 天理市文化遺産活性化委員会(編)『大和神社ちゃんちゃん祭り調査報告書』(村上忠喜)[92]
- 射水市教育委員会(編)『放生津八幡宮祭 曳山行事・築山行事総合調査報告書』(村上忠喜)[93]
- 大城公男著『八重山・祭りの源流 ―シチとプール・キツガン―』(森田真也)[94]
- 沢辺満智子著『養蚕と蚕神 ―近代産業に息づく民俗的想像力―』(飯島吉晴)[95]
- 平井聖(編集代表)/後藤治(編集幹事)/内田青蔵・大月敏雄・黒坂貴裕・斎藤英俊・藤川昌樹・藤原重雄・松崎照明・宮内貴久(編集委員)『日本の建築文化事典』(飯島吉晴)[96]
- フォーラム
- 日本とドイツの民俗学の協働の可能性―日独民俗学会共催国際シンポジウム論文集(ドイツ語)とその書評(金城ハウプトマン朱美)[98]
- 学会記事
- 理事会記録(32期11回)[105]
- 理事会記録(32期12回)[108]
- 理事会記録(32期13回)[110]
- 理事会記録(32期14回)[114]
- 会員異動[116]
- 受贈図書・雑誌[117]
- 投稿規程・執筆要領[127]
第305号(2021年2月26日)
- 研究ノート
- 「呉のやぶ」の多様性と経時的変化(堀口悟史)[1]
- 書評
- 佐々木美智子著『「俗信」と生活の知恵』(古家信平)[21]
- 書誌紹介
- 久万田晋・三島わかな(編)『沖縄芸能のダイナミズム ―創造・表象・越境―』(森田真也)[28]
- 岡倉捷郎著『神龍の棲む火の山 ―奥武蔵より伊豆山、日金山、富士山へ、熊野修験の影をさぐる―』(飯島吉晴)[29]
- 島村恭則著『民俗学を生きる―ヴァナキュラー研究への道』(辻本侑生)[30]
- 森田清美著『島津氏と霧島修験 ―霊山霧島の山岳信仰・その歴史と民俗―』(須永敬)[31]
- 戸井田克己著『大潟村物語 新生の大地・湖底のふるさと』(土田拓)[32]
- 安室知著『都市と農の民俗 ―農の文化資源化をめぐって―』(加藤幸治)[33]
- 小浜市教育委員会『小浜放生祭総合調査報告書』(村上忠喜)[34]
- フォーラム
- 柳田國男の絵ハガキを読む(中山薫)[35]
- 学会記事
- 新会長挨拶[39]
- 前会長挨拶[40]
- 理事会記録(32期15回、33期1-2回)[41]
- 第72回年会評議員会議事録[47]
- 第72回年会総会議事録[54]
- 一般社団法人日本民俗学会2020年度会計決算書[58]
- 一般社団法人日本民俗学会2021年度予算書[60]
- 第40回研究奨励賞審査委員会報告[62]
- 談話会(第910回)[64]
- 会員異動[76]
- 受贈図書・雑誌[77]
- 『日本民俗学』総目次(302-305号)
- 『日本民俗学』論文査読者一覧(302-305号)
- 投稿規程・執筆要領[89]
第306号(2021年5月28日)
- 論文
- 神輿荒れはどのように、そしてなぜ起こったのか ―明治・大正期京都祇園祭に注目して―(中西仁)[1]
- 研究ノート
- 農業用水の人神と水利慣行 ―天竜川左岸下流域の寺谷用水の事例より―(中山正典)[35]
- 小特集「あしもとの歴史をみつめる―語り、書き、あらわす」
[日本民俗学会第71回年会シンポジウム(誌上開催)]
- 誌上開催にあたって(徳丸亞木)[55]
- 趣旨説明(年会実行委員長・古家信平)[57]
- 人びとが語る物語を聞き、書く ―沖縄県の民俗医療の事例―(東資子)[59]
- 伝承と文字文化 ―民俗学的歴史研究の方法―(小池淳一)[69]
- 地域博物館における「語り、書き、あらわす」ことの意味について(清水満幸)[85]
- 「あしもとの歴史」の変化と「あるべき民俗学」(コメンテーター・山中弘)[98]
- 「あしもとの歴史」から考える共有の民俗学(コメンテーター・門田岳久)[103]
- ナラティブなんて存在しない?(コメンテーター・岸政彦)[113]
- 討論[123]
- 「あしもとの歴史」を描くための民俗誌という方法(コーディネーター・渡部鮎美)[145]
- 書評
- 木場貴俊著『怪異をつくる日本近世怪異文化史』(香川雅信)[153]
- 書誌紹介
- 島村恭則著『みんなの民俗学―ヴァナキュラーってなんだ?』(川松あかり)[159]
- 赤田光男著『中世都市の歳時記と宗教民俗』(高田照世)[160]
- 蒲池勢至著『探訪 真宗民俗―儀礼の伝承と現代社会』(吉原睦)[161]
- 一般社団法人日本民俗建築学会編『民家を知る旅 日本民家見どころ案内』(松崎かおり)[162]
- 吉原健一郎・西海賢二・滝口正哉編『郷土史大系 ―宗教・教育・芸能・地域文化―』(今里悟之)[163]
- 菊地暁・佐藤守弘編『学校で地域を紡ぐ ―『北白川こども風土記』から―』(村上忠喜)[164]
- 鹿谷勲著『茶粥・茶飯・奈良茶碗 ―全国に伝播した「奈良茶」の秘密―』(中村羊一郎)[165]
- 学会記事
- 理事会記録(33期3回)[166]
- 第71回年会報告[170]
- 第72回年会報告[171]
- 談話会(第911回)[177]
- 談話会(第912回)[180]
- 京都民俗学会第328回談話会(第7回修士論文報告会(日本民俗学会共催))[195]
- 京都民俗学会第330回談話会(第12回卒業論文報告会(日本民俗学会共催))[199]
- 会員異動[202]
- 受贈図書・雑誌[202]
- 投稿規程・執筆要領[212]
- 著作権規程[216]
第307号(2021年8月31日)
- 論文
- 墓のmetabolism―両墓制埋葬地サンマイにおける「美徳」の発生と墓地管理システム(大地真帆) [1]
- 戦後社会における旧華族神職家の継承 一阿蘇神社宮司三代の事例―(柏木亨介)[33]
- 研究ノート
- 近海カツオ一本釣り漁業の操業実態と外国人技能実習生について―高知県中土佐町久礼のJ丸を例にとって―(増崎勝敏)[69]
- 書評
- 加藤幸治著『津波とクジラとペンギンと ―東日本大震災10年、牡鹿半島・鮎川の地域文化』(川島秀一)[81]
- 和田健著『経済更生運動と民俗―1930年代の官製運動における介在と変容―』(岩本通弥)[86]
- 鈴木由利子著『選択される命―子どもの誕生をめぐる民俗―』(伏見裕子)[91]
- 書誌紹介
- 戸門秀雄著『川漁―越後魚野川の伝統漁と釣り―』(森行人)[97]
- 今井敬潤著『モノと人間の文化史185 柿」(古家晴美)[98]
- 今井昭彦著『近代日本と高崎陸軍埋葬地』(土居浩)[99]
- 植木行宣監修、福原敏男・西岡陽子・橋本章・村上忠喜編『山・鉾・屋台の祭り研究事典』(板橋春夫)[100]
- 比較家族史学会監修、小池誠・施利平編著『家族研究の最前線5 家族のなかの世代間関係 子育て・教育・介護・相続』(濱千代早由美)[101]
- 富澤公子著『幸福な老いを生きる―長寿と生涯発達を支える奄美の地域力―』(後藤晴子)[102]
- 中込睦子・中野紀和・中野泰 編著 『現代家族のリアル―モデルなき時代の選択肢―』(藤原洋) [106]
- 原田信男著 『「共食」の社会史』(新谷尚紀)[104]
- 渡山恵子 著『悪石島民俗誌―村落祭祀の世界観―』(森田真也)[105]
- 津波高志著 『沖縄の空手―その基本形の時代―』(小山隆秀)[106]
- 桑山敬己編 『人類学者は異文化をどう体験したかー16のフィールドから』(岩本通弥)[100]
- 小川直之・新谷尚紀編 『講座日本民俗学1 方法と課題』(福田アジオ)[108]
- 新谷尚紀編 『講座日本民俗学2 不安と祈願』(松崎憲三)[109]
- ヘルマン・バウジンガー 著/河野眞訳 『Formen der "Volkspoesie" 口承文藝の理論 〈民のうたごころ〉の諸形式 Form of "Folk Poetry"』(金城ハウプトマン朱美) [110]
- フォーラム
- 民俗学から見る神武東征の意義―合わせて、稲作の伝来・仮面の系譜・エビス神についても―(下野敏見)[111]
- コロナ禍のお産 ―妊産婦と家族にとっての「思いがけないお産」― 安井眞奈美・中本剛二・伏見裕子[120]
- 学会記事
- 理事会記録(33期4回、5回)[127]
- 談話会[134]
- 会員異動[148]
- 受贈図書・雑誌[149]
- 投稿規程・執筆要領[162]
第308号(2021年11月30日)
- 研究ノート
- 柳田國男の「空葬」概念と「二度の葬式」仮説の取り下げをめぐって ―「葬制の沿革について」再考― (加藤正春)[1]
- 昭和三十年代、山村の栗利用 ―富山県小矢部川上流域の場合― (加藤享子)[20]
- 存在論的反転としての股のぞき (廣田龍平)[39]
- 近代戦間期における眼の化粧法の変容 ――九二〇年代の「モガ」化粧と―九三〇年代のアイシャドウ使用― (増渕美穂)[56]
- 書評
- 才津祐美子著『世界遺産「白川郷」を生きる リビングヘリテージと文化の資源化』(荒井浩幸)[76]
- 松岡薫著『俄を演じる人々―娯楽と即興の民俗芸能―』(真鍋昌賢)[82]
- 書誌紹介
- 古谷野洋子著 『八重山離島の葬儀』(越智郁乃)[88]
- 松本誠―編『「共助をめぐる伝統と創造―日韓コミュニティ比較の視座―』(須永敬)[89]
- 岡浩平・平吹善彦編『大津波と里浜の自然誌』(金子祥之)[90]
- 倉石忠彦編 『道祖神伝承論・碑石形態論』(服部比呂美)[91]
- 卯田宗平編 『野生性と人類の論理 ポスト・ドメスティケーションを捉える4つの思考』(藤井弘章)[92]
- 岩井吉彌著 『山村に住む、ある森林学者が考えたこと』(村上忠喜)[93]
- 吉川雅章著 『宮座儀礼と「特殊神饌」―奈良県北・中部及び周辺地域を中心に―』(黒田―充)[94]
- 柏村祐司著 『下野の雷さまをめぐる民俗』(林洋平)[95]
- 倉石あつ子著 『蚕を養う女たち 養蚕習俗と起源説話』(佐野和子)[96]
- 学会記事
- 理事会記録(33期6回)[97]
- 談話会[101]
- 会員異動[102]
- 追悼[103]
- 受贈図書・雑誌[104]
- 投稿規程・執筆要領[113]
第309号(2022年2月28日)
- 論文
- 現代日本における位牌祭祀の持続と変容 ―群馬県北部 「位牌分け」 地域の三〇年―(中込睦子)[1]
- 墓の移転による死者の個性に対する意識の変化と親族組織の変化 ―八ッ場ダム水没地域・川原湯を事例として―(渡邊直登)[33]
- 福建の呉服行商人と近代日本の農村社会 ―ある華僑の回想録への解読を通して―(張玉玲)[65]
- 研究ノート
- 現世の家は仮宿、 墓は永遠の宿 ―沖縄浜比嘉島・平安座島を事例として― (伊藤ひろみ)[95]
- 小特集 民俗学における多文化共生 ―東アジアの十五夜行事から考える―
- 民俗学における多文化共生 ―東アジアの十五夜行事から考える―(永松敦)[113]
- アイヌ民族の月 「クンネチュㇷ゚」について (内田 祐―)[124]
- 十五夜を通してみるヒト/身体影響との関わり ―旧暦・月齢と人間の身体影響を模索する視点―(近藤 功行)[144]
- 台湾の中秋の民俗伝承(林承緯)[169]
- 国民休日となった中秋節(周星)[186]
- 朝鮮半島の秋夕民俗の考察(朴炫国)[201]
- 多文化主義民俗学から(コメント) (島村恭則) [217]
- 書評
- 大塚英志著 『「暮し」のファシズム ―戦争は「新しい生活様式」 の顔をしてやってきた』(梅屋潔)[225]
- 書誌紹介
- 中島伸男著 『惟喬親王伝説を旅する』(小椋 裕樹)[235]
- 川島秀―著『春を待つ海―福島の震災前後の漁業民俗―』(岩崎真幸)[236]
- 常光徹著 『日本俗信辞典 衣裳編』(伊藤龍平)[237]
- 須藤護著 『穴太衆積みと近江坂本の町』(松田睦彦)[238]
- 森田清美著『入定する霧島修験―島津氏帰依僧の「日録」に見る近世修験道の変容―』(西海賢二)[239]
- 菅豊著 『鷹将軍と鶴の味噌汁―江戸の鳥の美食学(ガストロノミー)―』 (永松敦)[240]
- 山本志乃著 『団体旅行の文化史―旅の大衆化とその系譜』(高木大祐)[241]
- 新谷尚紀編 『講座日本民俗学 3 行事と祭礼』(田中宣―)[242]
- 加藤幸治著 「民俗学 ヴァナキュラー編 人と出会い、問いを立てる」(武井基晃)[243]
- 学会記事
- 理事会記録(33期7回、8回)[244]
- ―般社団法人日本民俗学会2021年度会計決算書[253]
- ―般社団法人日本民俗学会2022年度予算書[255]
- 第四―回 研究奨励賞審査委員会報告[258]
- 談話会[260]
- 会員異動[263]
- 会員資格喪失者―覧[263]
- 受贈図書・雑誌[264]
- 投稿規程・執筆要領[280]
第310号(2022年5月31日)
- 特集 日本民俗学の研究動向I
- 研究動向号・特論の編集にあたって(村上忠喜)[1]
- 第一部 災害後の地域社会と民俗学―東日本大震災10年を経て
- 支援施策の変遷と民俗学のかかわり(後藤知美)[5]
- 災害と芸能 ―東日本大震災から新型コロナ禍ヘ ―(橋本裕之)[21]
- 第二部 新型コロナ禍における民俗学
- コロナ禍における北海道・東北地方の民俗行事の現状(小山隆秀)[39]
- 関東地方の民俗行事と博物館等展示への影響(戸邊優美)[55]
- コロナ禍における奮闘と模索―東京地区の場合 ―(乾賢太郎)[61]
- コロナ禍における民俗学 中部地区 長野県(櫻井弘人)[69]
- 近畿地方の新型コロナ禍における民俗学的現況 (蘇理剛志)[75]
- 新型コロナ禍の民俗行事と博物館活動の取り組み (中国四国地区のうち鳥取県) (福代宏)[83]
- 新型コロナ禍における長崎県から(才津祐美子)[89]
- 新型コロナ禍と祭礼行事(武田俊輔)[99]
- 新型コロナ禍の民俗芸能(久保田裕道)[110]
- 新型コロナ禍と民俗行事 ―東北三県での調査―(小谷竜介・瀧川裕貴・李善姫)[119]
- 第三部 新型コロナ禍における民俗学
- 改正文化財保護法と民俗学(小林稔)[131]
- 地方文化財行政の変化と民俗文化財 ―奈良県における民俗文化財の記録と活用をめぐって ―( 森本仙介)[150]
- 災禍の時代に向き合う博物館展示 ―東日本大震災から新型コロナまで ―(内山大介)[156]
- 小特集 海が結ぶ日本と世界―横浜から考える越境と接触の民俗
- 小特集の趣旨(小熊誠)[173]
- 横浜華僑婦女組織と水子地蔵像の造立をめぐって― 移民・慈善・イデオロギー・民俗―(郭立東)[179]
- 移住するという事 ― 横浜で行われる沖縄角力 ―(小熊誠)[191]
- 越境する都市祭礼 ― ブラジル・サンパウロ東洋街という時空から ―(根川幸男)[209]
- 日本の華僑墓地からみた子供の霊の祀り方(コメント) (曽士才)[228]
- エスニックフェスティバル研究の目指すもの(コメント)(阿南透)[240]
- 書誌紹介
- 小田龍哉著 『ニニフニ 南方熊楠と土法龍の複数論理思考』(千本英史)[245]
- 牧野修也編著 『変貌する祭礼と担いのしくみ』(三隅貴史)[246]
- 『人文學報』 CXVIII号 (118号) 特集 東アジアの民俗学―歴史と課題―(渡邉欣雄)[247]
- 関沢まゆみ編『講座日本民俗学』 4 社会と儀礼(中込睦子)[248]
- 卯田宗平著 『鵜と人間―日本と中国、北マケドニアの鵜飼をめぐる鳥類民俗学―」(伊藤廣之)[249]
- 服部志帆編著 『霊長類学者川村俊蔵のフィールドノート1950年代屋久島の猟師と後継者たち』(田口 洋美)[250]
- 栃原嗣雄著 『秩父山里の祭りと暮らし―秩父山村民俗 V-』(内田幸彦)[251]
- 国立歴史民俗博物館・花王株式会社 編『 <洗う>文化史―「きれい」とは何か―』(飯島吉晴)[252]
- 安井眞奈美 著 『狙われた身体―病と妖怪とジェンダー』(飯島吉晴)[253]
- 学会記事
- 理事会記録(33期9回、10回)[254]
- 2021年 評議員会議事録[260]
- 2021年 総会議事録[267]
- 第73回年会報告[269]
- 談話会[276]
- 会員異動[303]
- 受贈図書・雑誌[304]
- 投稿規程・執筆要領[315]
第311号(2022年8月31日)
- 論文
- 戦後農政における展開と人びとの向きあい方 ―岩手県紫波郡紫波町片寄漆立の 「志和型複合経営」 をめぐって―(真柄侑)[1]
- 研究ノート
- 語りの中の国境の変更 ―群馬県多野郡神流町生利地区戸野コーチを事例に―(間所瑛史)[35]
- 小特集 「海が結ぶ日本と世界―渋沢敬三と日本常民文化研究所―」(第七三回年会シンポジウム採録)
- 「郷土研究」から「世界常民学」へ(佐野賢治)[55]
- 魚と民具 ―渋沢敬三の歴史研究と 「生物学的人生観」( 安室知)[60]
- 海に生きる女性 ―船上生活者と海女―(藤川美代子)[90]
- 海を越えて続く鉄路 ―現代に生きる渋沢敬三のフィールドワーク観―(飯田卓)[112]
- 地方農村青年が描いた民俗誌 ―自民俗誌の可能性―(加藤幸治)[134]
- 海を越える民俗学の可能性 (コメント)(松田睦彦)[150]
- 渋沢敬三と海洋文化研究 (コメントにかえて)(後藤明)[159]
- 書評
- 市東真一著 『祭礼における権威創造の民俗誌―旦那衆・町鳶・若連―』(塚原伸治)[171]
- 板橋春夫著 『産屋の民俗』(伊賀みどり)[177]
- 書誌紹介
- 島添貴美子著 『民謡とは何か?』(内田順子)[183]
- 長沢利明著 『江戸東京ご利益事典』(内田忠賢)[184]
- 東北民俗の会編 『復刻版 東北民俗第一〜一〇輯』(大里正樹)[185]
- 野口憲一著「「やりがい搾取」 の農業論』(真柄侑)[186]
- 朴賛弼著『韓屋と伝統集落 韓国の暮らしの原風景』(倉石美都)[187]
- 木部暢子編『地域文化の可能性』(飯島吉晴)[188]
- 亀田佳代子・前迫ゆり 牧野厚史・藤井弘章著『カワウが森を変える―森林をめぐる鳥と人の環境史』(卯田宗平)[189]
- 佐藤雅也著 『近代民衆の生業と祀り 労働・生活 地域祭祀の民俗変容』(飯島康夫)[190]
- 鳥越晧之・足立重和・谷村要編著 『コロナ時代の仕事 家族・コミュニティー兵庫県民の声からみるウィズ / ポストコロナ社会の展望』(靏理恵子)[191]
- 小松和彦・安井眞奈美・南郷晃子編『妖怪文化研究の新時代』(及川祥平)[192]
- 朝里樹監修、寺西政洋・佐々木剛一・佐藤卓・戦狐著『日本怪異妖怪事典 東北』(廣田龍平)[193]
- 学会記事
- 理事会記録(33期11回)[194]
- 談話会[197]
- 追悼[211]
- 会員異動[211]
- 受贈図書・雑誌[212]
- 投稿規程・執筆要領[221]
第312号(2022年11月30日)
- 特集 日本民俗学の研究動向I
- 研究動向IIの編集にあたって(内田忠賢)[1]
- 〈総論〉
- コロナ禍前夜の時代に(川島秀一)[5]
- 〈各論〉
- 社会
- 発展的解消後の 「社会」 領域(塚原伸治)[16]
- 家族・親族・ジェンダー
- 現代を映し出す家族・親族ジェンダーの研究(谷口陽子)[39]
- 出産と育児
- 「日常」 を問い直す―変化と多様性への視点―(鈴木由利子)[54]
- 死と葬送
- イエなき時代からケア概念の導入へ(越智郁乃[74]
- 食
- 食生活の変化を捉える動き(尾曲香織)[94]
- 住
- 民家研究の動向(津山 正幹)[105]
- 生業
- 新たな視座へ拡張を続ける研究領域、 「生き方」を問う(磯本宏紀)[128]
- 信仰
- 民間信仰研究の課題と展望(鈴木正崇)[149]
- 祭礼と年中行事
- 再評価によって広がりを見せる研究分野(橋本章)[171]
- 芸能
- 持続可能な民俗芸能の継承にむけて―担い手の視点から―(松岡薫)[192]
- 口頭伝承
- 二〇一八〜二〇年の口承研究 ―コロナ禍以前(伊藤龍平)[207]
- 〈被災県の民俗文化 (日本民俗学の研究動向I)〉
- 岩手県
- 震災をめぐる岩手県の民俗学に係る動向(前川さおり)[219]
- 福島県
- 福島県の十一年目 東日本大震災後の民俗文化に対するまなざし(岩崎真幸)[244]
- 書評
- 村田典生著『流行神―民間信仰におけるハヤリスタリとそのメカニズム―』(岡本真生)[264]
- 鈴木正崇著 『女人禁制の人類学 相撲・穢れ・ジェンダー』(天田顕徳)[270]
- 書誌紹介
- 板垣時夫著 『埼玉県東部の民俗 上巻 祭り行事と民俗芸能/下巻 水と暮らしと信仰』(関孝夫)[276]
- 卯田宗平著 『外来種と淡水漁撈の民俗学―琵琶湖の漁師にみる 「生業の論理」―』(伊藤廣之)[277]
- 金田久璋 採話・編集 『若狭あどうがたり集成―昔話・伝説・語り部―』(野村典彦)[278]
- 長谷部八朗監修/講研究会編集委員会編 『人のつながりの歴史 民俗・宗教 ― 「講」 の文化論―』(佐野 治 )[279]
- 市川秀之著 『近代天皇制と遙拝所』(村上紀夫)[280]
- 赤田彰子発行 『赤田光男論集 歴史民俗学の展開』(高田照世)[281]
- 山田慎也・土居浩編 『無縁社会の葬儀と死者との過去・現在・未来』(大地真帆)[282]
- 浮ヶ谷幸代・田代志門・山田慎也編 『現代日本の「看取り文化」を構想する』(板橋春夫)[283]
- 加藤幸治著 『民俗学 フォークロア編 ―過去と向き合い、表現する―』(加藤秀雄)[284]
- フォーラム
- 第916回談話会報告 地域博物館における「ネットワーク」(加藤隆志)[285]
- 海藻食 「えご」 食文化を守る・つなぐ広める ―博物館学芸員と越後えご保存会の取り組み―(大楽和正)[290]
- 「徳島まるづかみ」 事業と地域連携 ―徳島県立博物館の常設展リニューアルをめぐって―(磯本宏紀)[294]
- ミュージアム連携と公共民俗学―ポスト震災一〇年新たなハコモノ行政からの脱却―(加藤幸治)[300]
- 第917回談話会報告 地域からの視点 ―地域研究団体の現状と課題―(飯島康夫)[305]
- 人々の笑顔に出会う合同調査の三日間(森隆男)[309]
- 創立五〇周年を迎えた長野県民俗の会のこれまでとこれから(田澤直人)[315]
- 下野民俗研究会のあゆみ ― 設立、休会、そして再開(篠崎茂雄)[322]
- 学会記事
- 理事会記録(33期12回、13回)[328]
- 談話会[335]
- 会員異動[346]
- 受贈図書・雑誌[347]
- 投稿規程・執筆要領[354]
第313号(2023年2月28日)
- 論文
- 金魚養殖の技術にみる人間の介入 ―奈良県大和郡山の金魚池養殖とため池養殖の比較から― (新海拓郎)[1]
- 地域認識の顕在化とモノの同質/異質 ―「鬼無里」 とナガノの屋台から― (樋口明里)[27]
- 小特集 半島のアート、 民俗の果て ―奥能登国際芸術祭と民俗文化研究の節合の試み―(第74回年会プレシンポジウム採録)
- アートと民俗文化研究の節合の試み ―奥能登国際芸術祭を事例として―(川村清志)[ 55]
- 芸術祭における地域や場所との関係性 ―大蔵ざらえからスズ・シアター・ミュージアムヘ―(南条嘉毅)[73]
- 地域の記憶と時間を結び直す 《待ち合わせの森》 ―珠洲キリコ祭りより―(大川友希)[84]
- アーティストと市民との協働による民具の 「緩やかな保存」 の取り組みと展望( 川邊咲子)[92]
- 書評
- 蒋明超著『石敢當の比較研究―中国・沖縄・鹿児島・奄美』(森田清美)[100]
- 書誌紹介
- 御坊市教育委員会『御坊祭総合調査報告書』(村上忠喜)[107]
- 新谷尚紀著『遠野物語と柳田國男―日本人のルーツをさぐる』(関沢まゆみ)[108]
- 宮前良平著『復興のための記憶論―野田村被災写真返却お茶会のエスノグラフィー』(岩崎真幸)[109]
- 菊地暁著『民俗学入門』(村上忠喜)[110]
第314号(2023年5月31日)
- 論文
- 守札の受容圏の変遷と山村の信仰活動 ―新潟県妻有地域における守札の分析から― (井上卓哉)[1]
- 新田猫の生成と展開 ―養蚕業の発達と新田岩松氏の貴種性― (板橋春夫)[37]
- 小特集 文化財と地域資源 ―活用をめぐる農政学との対話―(第74回日本民俗学会年会 公開シンポジウム採録)
- 【主旨解題】(山下裕作)[69]
- 【第一報告】 阿蘇の文化的景観 ―文化的景観の保存調査の成果から―(池田朋生)[73]
- 【第二報告] 民俗文化からアートへ ―現代における保存と活用のアルケミー―(川村清志)[88]
- 【第三報告 】地域づくりと農政 ―日本型直接支払による地域資源の保全・活用―(福与徳文)[98]
- 【コメント】文化財の活用に関する現状と課題(俵木悟)[110]
- 【コメント】農業経営は民俗文化の担い手たるか(八木洋憲)[118]
- 【総合討論】[121]
- 書評
- 櫻井弘人著 『遠山霜月祭の研究』(鈴木正崇)[134]
- 書誌紹介
- 石垣悟編著 『まつりは守れるか無形民俗文化財の保護をめぐって』(鈴木昂太)[144]
- 駒形覐(さとし)著 『妻有今昔物語』(飯島康夫)[145]
- 村上紀夫著 『文献史学と民俗学 地誌・隨筆・王権』(橋本章)[146]
- 学会記事
- 理事会記録(34期3回)[147]
- 談話会[150]
- 会員異動[198]
- 受贈図書・雑誌[199]
- 投稿規程・執筆要領[207]
第315号(2023年8月31日)
- 研究ノート
- 大規模漁業の漁業者による移動の超世代的継承― 以西底曳網漁業と徳島県南部出身者―(磯本宏紀)[1]
- 小特集 関わり合う世界を描く―人と動物を対象として― (923回談話会)
- 「人と動物との関わり合い」をいかに描くか(三津山智香)[23]
- 遊びを通した自然理解―千葉県と鹿児島県における"クモ合戦の事例から―(小林兆太)[37]
- 女人講による犬供養と琴田の犬不動にみる 「犬」観―利根川下流域を中心に―(榎美香)[55]
- 文学を通して動物について考える― 近年の研究動向と実践から― (江口真規)[75]
- 民俗学は現代日本の多種世界をいかに描きうるのか? (コメント) (近藤祉秋)[78]
- 書評
- 後藤知美著『旅館おかみの誕生』(山本志乃)[87]
- 書誌紹介
- 安井真奈美、ローレンス・マルソー 編 『【日文研・共同研究報告書172】 想像する身体 (上・下)』(中野紀和)[92]
- 上甫木昭春・押田佳子・上田萌子・大平和弘 編著、川野和昭・寺田仁志・田原直樹・角野幸博・松尾あずさ・井原縁・高田知紀 著 『神宿る隣の自然 祭祀一体体の緑から地域の健全な暮らし方を探る』(柏木亨介)[93]
- 福原敏男著 『風流 歴史民俗画像を読み解く』(橋本章)[94]
- 森田清美著 『隠れ念仏の母 霧島修験を基層に現代に生きる「かくれ あらわす」民俗信仰の諸相』(吉田扶希子)[95]
- フォーラム
- 地域博物館の活動報告 金沢くらしの博物館(東條さやか)[96]
- 学会記事
- 理事会記録(34期4回)[101]
- 談話会[104]
- 会員異動[123]
- 受贈図書・雑誌[124]
- 投稿規程・執筆要領[135]
第316号(2023年11月30日)
- 論文
- 稲作技術考 ― 大型機械化農業を対象とした生業研究の可能性 ―(今井雅之)[1]
- はげ山とむらの資源管理(渡部圭一)[35]
- 伊勢湾周辺地域におけるボラの民俗 ― 愛知県三河地域の事例を中心に ―(小早川道子)[71]
- 研究ノート
- 大都市近郊の漁業地区における遊漁船業 ― 大阪府岬町小島の事例より ―(増崎勝敏)[103]
- 「恥さらしな唄」から 「親しまれている曲」へ ― 「島原の子守唄」の展開と受容 ―(松尾有起)[115]
- 書評
- 大田黒司著『天草の民俗信仰』(永松敦)[134]
- 三隅貴史著『神輿と闘争の民俗学 浅草三社祭のエスノグラフィー』(中里亮平)[139]
- 書誌紹介
- 宇田哲雄著『見沼の龍神と女神』(関孝夫)[143]
- 住吉大社叢書刊行会企画 住吉大社編集『すみよっさんの境内と石燈籠』(橋本章)[144]
- 中山正典著『農と水の民俗 ― 人神信仰と農業用水 ―』(逵志保)[145]
- 渡山恵子著『悪石島民俗誌2―くらしの情景・民俗医療 ―』(安井眞奈美)[146]
- フォーラム
- 民俗資料の活用 ― 大阪歴史博物館の事例から ― (俵和馬)[147]
- 学会記事
- 理事会記録(34期5、6回)[152]
- 談話会[159]
- 追悼[168]
- 会員異動[168]
- 受贈図書・雑誌[170]
- 投稿規程・執筆要領[184]
第317号(2024年2月29日)
- 論文
- コロナ禍の祭礼において、なぜ担い手たちは疫病退散を強調したのか ― 岐阜県A神社の春祭り・秋祭りを事例として ― (三隅貴史)[1]
- 区長就任者の成長過程にみる自治会の存続原理 ― 沖縄県南城市奥武区を事例に ― (藤崎綾香)[33]
- 竹田聴洲のモノグラフからみた京都府旧山国村大字比賀江と中江における墓制形成の動態 (加藤正春)[67]
- 研究ノート
- 奥三河の花祭再考 ― 祭りの広がりとその要因 ― (櫻井弘人)[101]
- 「民間伝承」とは何か ― 感情の心理学的構成主義による「民間伝承」の再解釈 ― (伊藤敏)[118]
- 書評
- 及川祥平著『心霊スポット考――現代における怪異譚の実態』(山川志典)[137]
- 福田アジオ著 「種明かししない柳田国男 日本民俗学のために」(由谷裕哉)[143]
- 書誌紹介
- 岩野笙子著『室谷一新潟県東蒲原郡上川村「かみたに」のくらしー』(三国信一)[149]
- 川森博司著『ツレが「ひと」ではなかった 異類婚姻譚案内』(伊藤龍平)[150]
- 鷹取ゆう著・画『博物館の「怖い話」 学芸員さんたちの不思議すぎる日常』(蘇理剛志)[151]
- フォーラム
- 第926回談話会 集落の統計的把握をめぐる意義と課題: 農業集落調査の存廃問題から考える
- 趣旨説明(俵木悟)[152]
- 統計的把握から農村の民俗を考える ― 農業集落調査を中心に ―(渡部鮎美)[153]
- 「危機」の時代における集落調査に向けて(辻本侑生)[161]
- 渡部鮎美氏と辻本侑生氏の報告に対するコメント(松本貴文)[166]
- 地域博物館の活動報告
- 町見郷土館から佐田岬半島ミュージアムへ ― 佐田岬半島におけるミュージアムと地域 ― (高嶋賢二)[170]
- 学会記事
- 理事会記録(34期7回、8回、9回) [178]
- 2024年 評議員会議事録[185]
- 一般社団法人日本民俗学会2023年度一般会計決算書 [189]
- 一般社団法人日本民俗学会2024年度一般会計予算書 [191]
- 第43回研究奨励賞審査委員会報告[194]
- 追悼 [197]
- 会員異動 [198]
- 受贈図書・雑誌 [199]
- 投稿規程・執筆要領 [215]
第318号(2024年5月31日)
- 論文
- 現代沖縄の村落祭祀のあり方の再創造についての一考察 ―沖縄県宮古島西原のナナムイを事例として―(平井芽阿里)[1]
- 小特集 民俗学でつながる、民俗学をつなげる ―フィールドワークのこれからを考える― (第七五回年会シンポジウム採録)
- 五〇年後の民俗学を考える(加藤秀雄・塚原伸治)[33]
- 五感で学ぶ漁船操業 ―フィールドワークの可能性―(川島秀一)[41]
- フィールドワーク教育を通じた地域社会とのつながり(市川秀之)[52]
- 二つのミンゾクガク (民俗学/民族学) 的フィールドワークの交錯(越智郁乃)[65]
- 【コメント(1)】
- フィールドワークの多様性と創造性(内山大介)[84]
- 【コメント(2)】
- 民俗学をつなげていくためのフィールドワーク教育の現在(松岡薫)[91]
- 書評
- 渡部圭一著 『読み書きの民俗学』(大野啓)[99]
- 板橋春夫著『日本民俗学の萌芽と生成―近世から明治まで―』(田中宣一)[106]
- 書誌紹介
- 須藤護・山田貴生・黒崎英花編著 『民俗学の射程』(加藤 幸治)[111]
- 松本博之・関根康正編『 岩田慶治を読む 今こそ 〈自分学〉への道を』(本林靖久)[112]
- 今井昭彦 著『幕末維新と国事殉難戦没者―江戸・水戸・上信越・京都などの事例から―』 (橘尚彦)[113]
- 清水邦彦著『お地蔵さんと日本人』(大森恵子)[114]
- 村上紀夫著『怪異と妖怪のメディア史 情報社会としての近世』(香川雅信)[115]
- 国立歴史民俗博物館編『陰陽師とは何者か うらない、まじない、こよみをつくる」(橋本章)[116]
- 及川祥平/川松あかり/辻本侑生編 『生きづらさの民俗学―日常の中の差別・排除を捉える』(岩本通弥 )[117]
- 大石泰夫編『47都道府県、民俗芸能百科』(牧野由佳)[118]
- 小川直之編 『講座日本民俗学5 生産と消費』(加藤幸治)[119]
- 久世松菴著 東繁彦訳注・解説『全訳 家蜂蓄養記―古典に学ぶニホンミツバチ養蜂―』(佐治靖)[120]
- 宮崎靖士著『語りかける柳田國男』(中里寛)[121]
- 大塚英志編 『接続する柳田國男』(笠井賢紀)[122]
- 服部志帆/小野 環/横谷奈歩編『アートと人類学の共創―空き家・もの・こと・記憶』(川村清志)[123]
- 小川直之編 『民俗学からみる列島文化』(中野洋平)[124]
- 野本寛一著 『飽食以前 イモと雑穀の民俗』(藤井弘章)[125]
- フォーラム
- 地域博物館の活動報告 しばたの郷土館(岡山卓矢)[126]
- 学会記事
- 理事会記録(34期10回)[131]
- 2024年度 総会議事録[134]
- 第75回年会報告[136]
- 談話会[145]
- 会員異動[192]
- 受贈図書・雑誌[193]
- 投稿規程・執筆要領[202]
第319号(2024年8月31日)
- 論文
- 禊ぎと産霊 ―湯治文化の背景にある世界観について―(岡安裕介)[1]
- 書評
- 加藤秀雄著 『伝承現代 ― 民俗学の視点と可能性』 (徳丸亞木)[37]
- 書誌紹介
- 竹沢尚一郎編著 『ミュージアムと負の記憶 ―戦争・公害、疾病、災害:人類の負の記憶をどう展示するか』 (丸山泰明)[45]
- 永池健二編 『女性の力から歴史をみる 柳田国男 「妹の力」論の射程』(加賀谷真梨)[46]
- 今井昭彦著 『関東・東北戊辰戦役と国事殉難戦没者 ―上州・野州・白河・二本松・会津などの事例から―』 (橋本章)[47]
- 中村羊一郎著 『風流と有東木盆踊 中村羊一郎著作集第二巻』(橋本章)[48]
- 福原敏男著 『祭礼と葬送の行列絵巻』(橋本章)[49]
- 笹原亮二編 『日本の仮面―芸能と祭りの世界』(橋本章)[50]
- 立川市史編さん民俗・地誌部会編 『新編立川市史 資料編 砂川の民俗』(阿南透)[51]
- 鹿児島県いちき串木野市教育委員会編 『市来の七夕踊民俗文化財調査事業 市来の七夕踊民俗文化財調査報告書』 (永松敦)[52]
- 野間万里子著『近代日本牛肉食史 生産・供給・消費』 (加藤幸治)[53]
- 熊本県阿蘇郡高森町教育委員会編『熊本県高森町文化財調査報告書 第一集(二〇二四年) 高森のにわか』 (永松敦)[54]
- フォーラム
- 八代市民俗伝統芸能伝承館の憂鬱(早瀬輝美)[55]
- 「地域民俗学の歴史と現状(8)宮崎県における民俗研究の歴史と現状」 (永松敦)[62]
- 学会記事
- 理事会記録(34期11回)[70]
- 談話会[73]
- 会員異動[97]
- 受贈図書・雑誌[98]
- 投稿規程・執筆要領[108]