『日本民俗学』目次 281号(2015年2月28日)〜299号(2019年8月30日)

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第281号(2015年2月28日)

論文
中村琢「近世等覚寺の松会とその変化」[1]
小特集 日本民俗学と口承文芸
「特集にあたって」[35]
花部英雄「昔話研究における民俗学的方法は終わったか」[36]
重信幸彦「民俗学のなかの『世間/話』 ―『明治大正史世相篇』(一九三一)から―」[47]
書評
島村恭則 塩月亮子著『沖縄シャーマニズムの近代―聖なる狂気のゆくえ』森話社(2012年3月)[68]
八木康幸 イザベラ・バード/金坂清則訳注『完訳日本奥地紀行』全4巻 平凡社(2012年3月〜2013年3月)[74]
阿南透 中野紀和著『小倉園太鼓の都市人類学―記憶・場所・身体』古今書院(2007年2月)[79]
松田睦彦 加藤幸治著『紀伊半島の民俗誌―技術と道具の物質文化論』社会評論社(2012年10月)[85]
中西裕二 桑山敬己著『ネイティヴの人類学と民俗学―知の世界システムと日本』弘文堂(2008年12月)[90]
書誌紹介
中山和久 原淳一郎著『江戸の旅と出版文化―寺社参詣史の新視角』三弥井書店(2013年12月)[95]
大里正樹 門田岳久・室井康成編『〈人〉に向きあう民俗学』森話社(2014年6月)[96]
金田久璋 若狭路文化研究会編『若狭湾沿岸の産小屋資料集成(若狭路文化叢書第11集)』若狭路文化研究会(2014年3月)[97]
猿渡土貴 西海賢二著『江戸の女人講と福祉活動』臨川書店(2012年4月)[98]
佐々木美智子 安井眞奈美編『出産の民俗学・文化人類学』勉誠出版(2014年5月)[99]
佐々木美智子 板橋春夫著『出産―産育習俗の歴史と伝承 「男性産婆」』『長寿―団子・赤飯・長寿銭/あやかりの習俗』『生死―看取りと臨終の習俗/ゆらぐ伝統的生命観』社会評論社(2009年10月〜2012年9月)[100]
阿南透 岩上真珠・鈴木岩弓・森謙二・渡辺秀樹編『いま、この日本の家族―絆のゆくえ』弘文堂(2010年5月)[101]
鈴木正崇 日本宗教史懇話会編『日本宗教史研究の軌跡と展望』岩田書院(2014年8月)[102]
佐藤敏悦 仙台市教育委員会編『「秋保の田植踊」の歴史と現在』仙台市教育委員会(2014年3月)[103]
鈴木岩弓 内藤理恵子著『現代日本の葬送文化』岩田書院(2013年2月)[104]
阿南透 笹原亮二・西岡陽子・福原敏男著『ハレのかたち―造り物の歴史と民俗』岩田書院(2014年10月)[105]
学会記事
理事会記録:第29期第13回(2014年9月14日)・第29期第14回(2014年10月11日)
第66回年会評議員会議事録(2014年10月11日)
第66回年会総会議事録(2014年10月11日)
日本民俗学会2014年度会計決算書(2013年9月1日〜2014年8月31日)
一般社団法人日本民俗学会2015年度予算書(2014年9月1日〜2014年10月31日、2014年11月1日〜2015年8月31日)
第34回研究奨励賞審査委員会報告(2014年10月11日)
第66回年会記事(2014年10月11日〜13日)
坪郷英彦「追悼 湯川洋司氏」[135]
『日本民俗学総目次』(第278号〜281号)
『日本民俗学』論文査読者一覧(2013年12月〜2014年11月)

第282号(2015年5月29日)

論文
河野眞「民俗学にとって民藝とは ―ドイツ語圏における概念の推移と今日の課題―」[1]
研究ノート
小村純江「祭礼民俗誌における妙見信仰 ―千葉神社・寒川神社の事例を中心に―」[43]
大城公男「御嶽祭祀の変化 ―石垣市シカムラのプールの事例から―」[65]
書評
永池健二 室井康成著『柳田国男の民俗学構想』森話社(2010年3月)[84]
村上紀夫 今野大輔著『ハンセン病と民俗学―内在する差別論理を読み解くために』皓星社(2014年10月)[90]
藤井弘章 卯田宗平著『鵜飼いと現代中国―人と動物、国家のエスノグラフィー』東京大学出版会(2014年10月)[96]
福澤昭司 倉石忠彦著『民俗地図方法論』岩田書院(2015年2月)[101]
小田島建己 近藤剛編著『現代の死と葬りを考える ―学際的アプローチ―』ミネルヴァ書房(2014年10月)[109]
田中大介 国立歴史民俗博物館・山田慎也・鈴木岩弓編『変容する死の文化―現代東アジアの葬送と墓制』東京大学出版会(2014年11月)[114]
書誌紹介
武井基晃 福田アジオ・菅豊・塚原伸治著『「二〇世紀民俗学」を乗り越える ―私たちは福田アジオとの討論から何を学ぶか?―』岩田書院(2012年12月)[124]
川田牧人 ヨーゼフ・クライナー編『近代〈日本意識〉の成立 ―民俗学・民族学の貢献―』東京堂(2012年3月)[125]
渡邊欣雄 ヨーゼフ・クライナー編『日本とはなにか ―日本民族学の二○世紀―』東京堂(2014年3月)[126]
アンドリューズ・デール 由谷裕哉・佐藤喜久一郎著『サブカルチャー聖地巡礼 ―アニメ聖地と戦国史蹟―』岩田書院(2014年9月)[127]
フォーラム
佐藤雅也「学芸員にとって民俗とは、博物館(資料館)とは、展示図録とは何だろう!」[128]
学会記事
理事会記録:第30期第1回(2014年11月9日)・第30期第2回(2015年1月11日)
談話会記録:第875回(2014年7月13日)・第876回(2014年9月14日)・第877回(2014年11月9日)・第878回(2014年12月6日)・第879回(2015年3月8日)
柏村祐司「追悼 尾島利雄氏」[175]

第283号(2015年8月31日)

小特集:「めぐり」と民俗信仰
岩崎真幸「『めぐり』と民俗信仰―『めぐり』の意義と東北地方民俗学合同研究会の活動」[2]
村中健大「十和田湖のトワダ信仰 ―遠隔地参詣の事例として―」[11]
斉藤壽胤「『めぐり』儀礼の諸相―宮回り神事からトッコウ、巡り地蔵など」[32]
佐藤一伯「木曽御嶽山の信仰と観光 ―岩手明神講と三十八史跡巡りを事例に―」[42]
デール・アンドリューズ「現代巡礼考 ―アニメ・ゲームから生まれた聖地―」[54]
原淳一郎「置賜地方における山岳信仰と成年式―巡礼・参詣論と柳津参詣をめぐって」[70]
菊池健策「御枡廻しの行事 ―巡るものは何か―」[84]
書評
笠原政治 中俣均著『渡名喜島 ―地割制と歴史的集落景観の保全―』古今書院(2014年3月)[98]
板橋春夫 森隆男著『住まいの文化論 ―構造と変容をさぐる―』柊風社(2012年7月)[102]
石本敏也 山下裕作著『実践の民俗学―現代日本の中山間地域問題と「農村伝承」』農山漁村文化協会(2008年10月)[107]
小林忠雄 西海賢二著『城下町の民俗的世界 ―小田原の暮らしと民俗―』岩田書院(2014年9月)[113]
松田睦彦 安室知著『日本民俗生業論』慶友社(2012年2月)[119]
書誌紹介
鈴木正崇 新谷尚紀監修・広島県北広島町編『ユネスコ無形文化遺産 壬生の花田植―歴史・民俗・未来』吉川弘文館(2014年3月)[125]
鈴木正崇 岩田重則著『日本人のわすれもの―宮本常一『忘れられた日本人』を読み直す』現代書館(2014年7月)[126]
鈴木正崇 慶應義塾大学大学院社会学研究科六〇周年記念事業刊行会編『九十九里調査―日本に於ける沿岸及び沖合漁業に関する綜合調査』慶應義塾大学(2013年9月)[127]
鈴木岩弓 和歌山県教育委員会編『熊野三山民俗文化財調査報告書(本文編)(資料編)』和歌山県教育委員会(2013年3月)[128]
学会記事
理事会記録:第30期第3回(2015年3月8日)
理事会記録:第30期第4回(2015年5月10日)
談話会記録:第880回(2015年5月10日)

第284号(2015年11月30日)

論文
戸邉優美「女性集団の公的側面 ―女講中の婚礼関与を中心として―」[1]
研究ノート
福西大輔「都市の拡大と雨乞い習俗の変容 ―熊本市西区池田町長迫の雨乞い習俗を中心に―」[26]
星洋和「農家が営む塩田とその近代化過程 ―宮城県・渡波塩田の新技術をめぐる動向から―」[52]
書評
谷阪智佳子 中村羊一郎著『番茶と庶民喫茶史』吉川弘文館(2015年3月)[74]
森本一彦 真野純子著『宮座祭祀儀礼論 ―座と頭役の歴史民俗学的研究―』岩田書院(2010年10月)[81]
市川秀之 真野純子著『近江三上の祭祀と社会 ―民俗の歴史像を描く―』岩田書院(2015年4月)[86]
書誌紹介
内田忠賢 高知市史編さん委員会民俗部会編『地方都市の暮らしとしあわせ ―高知市史 民俗編―』高知市(2014年3月)[93]
内田忠賢 吉田孝夫著『山と妖怪 ―ドイツ山岳伝説考―』八坂書房(2014年6月)[94]
内田忠賢 水辺の生活環境史(水上生活)研究班編『北九州市若松洞海湾における船上生活者の歴史的変容 ―オーラルヒストリーからのアプローチ―』神奈川大学日本常民文化研究所非文字資料研究センター(2014年3月)[95]
上杉富之 ヨーゼフ・クライナー編『日本民族学の戦前と戦後―岡正雄と日本民族学の草分け』東京堂出版(2013年3月)[96]
福田アジオ 岡村民夫著『柳田国男のスイス―渡欧体験と一国民俗学』森話社(2013年1月)[97]
市川秀之 若狭町伝統文化保存協会編『若狭町の戸祝い・キツネガリ調査報告書』若桜町伝統文化保存協会(2015年3月)[98]
市川秀之 大津市教育委員会編『大津曳山祭総合調査報告書』大津市教育委員会(2015年3月)[99]
フォーラム
倉石忠彦「埋もれている民俗調査資料 ―文化庁・第二次民俗資料緊急調査資料―」[100]
小島瓔禮「相模民俗学会の私」(地域民俗学の歴史と現状(1))[103]
学会記事
理事会記録:第30期第5回(2015年7月11日)
理事会記録:第30期第6回(2015年9月13日)
談話会記録:第881回(2015年7月12日)

第285号(2016年2月28日)

論文
小長谷英代「『ヴァナキュラー』 ―民俗学の超領域的視点―」[1]
藤井紘司「子孫の絶えた家の先祖祭祀 ―波照間島における預かり墓と焼香地―」[31]
研究ノート
野口憲一「〈産業としての農業〉を営むという実践を理解する ―徳島県におけるレンコン生産農業の事例から―」[57]
書評
陸薇薇 陶思炎著『民俗芸術学 ―新たな学問領域のために―』南京出版社(2013年8月)[78]
書誌紹介
阿南透 射水市教育委員会編『富山県射水市放生津八幡宮築山行事・曳山行事調査報告書』(射水市教育委員会・2013年6月)[84]
香川雅信 天理大学考古学・民俗学研究室編『モノと図像から探る怪異・妖怪の世界』(天理大学考古学・民俗学シリーズ1)(勉誠出版・2015年3月)[85]
花部英雄 小松和彦編『妖怪文化の伝統と創造 ―絵巻・草紙からマンガ・ラノベまで―』(せりか書房・2010年9月)[86]
高橋典子 永澤正好著『岡村三男翁聞書 川は生きちょる ―四万十川に暮らす―』(大河書房・2012年12月)[87]
内田忠賢 岩田重則『宮本常一 逸脱の民俗学者』(河出書房新社・2013年8月)[88]
内田忠賢 中山正典著『富士山は里山である ―農がつくる山麓の風土と景観―』(農山漁村文化協会・2013年12月)[89]
内田忠賢 国立歴史民俗博物館+青木隆浩編『地域開発と文化資源(歴博フォーラム 民俗展示の新構築)』(岩田書院・2013年2月)[90]
安室知 佐藤敏悦著『仙台藩の食文化』(大崎八幡宮・2014年10月)[91]
福田アジオ R・A・モース、赤坂憲雄編『世界の中の柳田国男』(藤原書店・2012年11月)[92]
フォーラム
加藤隆志「学芸員としての民俗学」[93]
由谷裕哉「石川県における民俗研究の歴史と現状(地域民俗学の歴史と現状(2))」[97]
小熊誠「国際民俗学会連合について」[103]
小熊誠「ドイツ民俗学会との協定調印について」[106]
島村恭則「日本民俗学会2014年国際シンポジウム「『当たり前』を問う! ―日中韓・高層集合住宅の暮らし方とその生活世界―」」[107]
特別委員会報告
中長期計画策定特別委員会「日本民俗学会緊急会員意向調査(中間報告)」[115]
学会記事
理事会記録:第30期第7回(2015年10月10日)・第30期第8回(2015年11月8日)
第67回年会評議員会議事録(2015年10月10日)
第67回年会総会議事録(2015年10月10日)
一般社団法人日本民俗学会2015年度会計決算書(2014年9月1日〜2015年8月31日)
一般社団法人日本民俗学会2016年度予算書(2015年9月1日〜2016年8月31日)
第35回研究奨励賞審査委員会報告(2015年10月10日)
第67回年会記事(2015年10月10日〜12日)
談話会記録:第882回(2015年9月13日)・第883回(2015年11月8日)
小林忠雄「追悼 今村充夫氏」[163]
常光徹「追悼 水木しげる氏」[163]
『日本民俗学』総目次(第282号〜285号)

第286号(2016年5月31日)

論文
内山大介「町鳶をめぐる政策と民俗 ―東京・千住の鳶頭と地域社会の近現代―」[1]
卯田宗平「鵜飼い漁誕生の初期条件 ―野生ウミウを飼い馴らす技術の事例から―」[35]
研究ノート
宮平盛晃「沖縄の歳時習俗における八日という暦日の意味と変化 ―十二月八日の鬼餅(ムーチー)を事例に―」[67]
書評
武井基晃 赤嶺政信著『歴史のなかの久高島 家・門中と祭祀世界』(慶友社・2014年2月)[85]
阿部友紀 木大祐著『動植物供養と現世利益の信仰論』(慶友社・2014年2月)[91]
書評リプライ
室井康成「拙著『柳田国男の民俗学構想』に対する永池健二氏の書評に疑義あり」[97]
書誌紹介
八木橋伸浩 西海賢二著『山村の生活史と民具 ―古橋懐古館所蔵資料からみる―』(一般財団法人古橋会+岩田書院・2015年3月)[102]
小川直之 保坂達雄著『古代学の風景 ―折口信夫・琉球・日本―』(岩田書院・2015年7月)[103]
森隆男 永瀬克己著『沖縄・よみがえる民家と集落』(三協社・2015年8月)[104]
八木橋伸浩 矢島妙子著『「よさこい系」祭りの都市民俗学』(岩田書院・2015年5月)[105]
鈴木岩弓 松崎憲三編『人神信仰の歴史民俗学的研究』(岩田書院・2014年3月)[106]
鈴木由利子 聖和学園短期大学国文科学生・著、久野俊彦/錦仁・案内人『1976年夏 東北の昔ばなし 聖和学園短大生のレポートから』(笠間書院・2015年8月)[107]
フォーラム
金田久璋「福井県における民俗学の歴史と課題(地域民俗学の歴史と現状(3))」[108]
廣瀬直樹 「氷見市立博物館と氷見市文化財センター ―学校施設の収蔵施設転用とその活用について―」[114]
小嶋博巳「第10回人類学関連学会協議会合同シンポジウム『群れる・集う ―人間社会の原点を問う―』」[120]
武井基晃「公開シンポジウム『イエ亡き時代の死者のゆくえ』」[129]
島村恭則「関西学院大学社会学部における『現代民俗学』科目の新設について」[132]
学会記事
理事会記録:第30期第9回(2016年1月10日)
談話会記録:第884回(2015年12月13日)・第885回(2016年3月13日)・東北民俗の会2月例会=卒業論文発表会(日本民俗学会共催・2016年2月20日)・京都民俗学会談話会=第7回卒業論文報告会(日本民俗学会共催・2016年2月28日)
松崎憲三「追悼 岩井宏實先生」[179]

第287号(2016年8月31日)

論文
廣田龍平「俗信、科学知識、そして俗説 ―カマイタチ真空説にみる否定論の伝統―」[1]
村上紀夫「近世京都の火屋・寺・町 ―阿弥陀ヶ峰の火葬施設をめぐって―」[37]
書評
前田俊一郎 関沢まゆみ・国立歴史民俗博物館編『〈歴博フォーラム〉盆行事と葬送墓制』(吉川弘文館・2015年7月)[65]
小池淳一 中町泰子著『辻占の文化史 ―文字化の進展から見た呪術的心性と遊戯性―』(ミネルヴァ書房・2015年3月)[71]
映像批評
俵木悟 天龍村霜月神楽等資産化実行委員会製作、天龍村教育委員会発行、櫻井弘人監修『天龍村坂部の年中行事 ―「五度の祭り」ほか―』『「天龍村の霜月神楽」坂部の冬祭り』『「天龍村の霜月神楽」向方のお潔め祭り』『「天龍村の霜月神楽」大河内の池大神社例祭』(関連書籍『天龍村の霜月神楽』天龍村霜月神楽等資産化実行委員会(2015年3月))[77]
書誌紹介
市川秀之 八木透編『京のまつりと祈り ―みやこの四季をめぐる民俗―』(昭和堂・2015年5月)[81]
市川秀之 姫路市教育委員会文化財課編集・発行『播磨国総社三ツ山大祭 調査報告書』(姫路市教育委員会文化財課・2015年3月)[82]
鈴木正崇 山路興造著『中世芸能の底流』(岩田書院・2010年10月)[83]
鈴木正崇 鈴木則子編『歴史における周縁と共生 ―女性・穢れ・衛生―』(思文閣出版・2014年1月)[84]
東資子 大槌町文化遺産活性化実行委員会・大槌町民俗芸能調査委員会編『大槌町の民俗芸能 ―大槌町民俗芸能調査報告書―』(大槌町教育委員会・2016年3月)[85]
市川秀之 手塚恵子・大西信弘・原田禎夫編『京の筏 ―コモンズとしての保津川―』(ナカニシヤ出版・2016年3月)[86]
阿南透 射水市教育委員会編『富山県射水市 海老江加茂神社秋季祭礼の曳山行事 大門神社・枇杷首神社秋季祭礼の曳山行事 調査報告書』(射水市教育委員会・2015年3月)[87]
フォーラム
市川秀之「滋賀県における民俗学の歴史と現状(地域民俗学の歴史と現状(4))」[88]
久保禎子「学芸員としての民俗学」[93]
学会記事
理事会記録:第30期第10回(2016年3月13日)
談話会記録:第886回(2016年5月8日)
菊池健策「追悼 大島暁雄さんを偲ぶ」[114]

第288号(2016年11月30日)

小特集 民俗分布と民俗地図
小特集「民俗分布と民俗地図」の趣意(安室知)[1]
近畿村落における民俗の地域性 ―当屋制の問題を中心に―(市川秀之)[4]
からさおの分布地図と地域差の要因分析 ―徳島県域での分布図から―(磯本宏紀)[19]
オトタチバナヒメ伝説の分布(入江英弥)[41]
民俗学における「地図」の活用(内田忠賢)[62]
蝸牛と魚 ―周圏論の図化をめぐって、柳田国男と渋沢敬三―(安室知)[75]
書評
植木行宣著『中世芸能の形成過程(芸能文化史論集一)』『舞台芸能の伝流(同二)』『風流踊とその展開(同三)』(鈴木正崇)[112]
戸井田克己著『青潮文化論の地理教育学的研究』(藤森裕治)[118]
熊倉一紗著『明治・大正の広告メディア〈正月用引札〉が語るもの』(小田島建己)[124]
書誌紹介
文化庁文化財部編『無形の民俗文化財記録第62集関東の大凧揚げ習俗千葉県』(菊池健策)[131]
津田良樹・渡邊奈津子編著『海外神社とは―史料と写真が語るもの』(鈴木岩弓)[132]
田口祐子著『現代の産育儀礼と厄年観』(板橋春夫)[133]
学会記事
理事会記録(30期11回・12回)[134]
談話会(第887回)[143]
会員異動[146]
会員資格喪失者一覧[147]
受贈図書・雑誌[148]
投稿規程・執筆要領[158]

第289号(2017年2月28日)

論文
怨霊祭祀譚の均質性と易占書(井上智勝)[1]
低湿地農耕形態に見る割地慣行 ―新潟県西蒲原郡遠藤集落の事例から―(山田祐紀)[31]
「孝」に基づく養老の現在 ―陜西省H市D村における「孝」の実践の多様化とその言説―(伊藤ひろみ)[59]
研究ノート
戦後の地方都市を支えた助産観 ―大正生まれの助産婦のライフヒストリーより―(水尾智佐子)[85]
書評
設楽博己・工藤雄一郎・松田睦彦編著『柳田國男と考古学』(角南聡一郎)[105]
門田岳久著『巡礼ツーリズムの民族誌―消費される宗教経験』(鈴木正崇)[111]
裏直記著『農山漁村の生業環境と祭祀習俗・他界観:紀州日高地方の民俗世界』(加藤幸治)[116]
書誌紹介
宮本春樹著『ニホンカワウソの記録 ―最後の生息地四国西南より―』(安室知)[121]
フォーラム
地域民俗学の歴史と現状(5) 沖縄県における民俗研究の歩み(赤嶺政信)[122]
日独民俗学会共催国際シンポジウム報告(法橋量)[130]
学会記事
理事会記録(30期13回〜14回、31期1回〜2回)[135]
第68回年会評議員会議事録[145]
第68回年会総会議事録[149]
一般社団法人日本民俗学会2016年度会計決算書[151]
一般社団法人日本民俗学会2017年度予算書[153]
第36回研究奨励賞審査委員会報告[155]
談話会[157]
会員異動[166]
受贈図書・雑誌[166]
『日本民俗学』総目次(286〜289号)[175]
投稿規程・執筆要領[184]

第290号(2017年5月31日)

小特集 仏教民俗のゆくえ―現代葬儀の問題点と課題
小特集「仏教民俗のゆくえ―現代葬儀の問題点と課題」の趣意(蒲池勢至)[2]
真宗民俗から現代葬儀を問う(蒲池勢至)[5]
葬送儀礼研究の新しい視角 ―儀礼・地域社会・先祖観の変容に対処して―(板橋春夫)[23]
研究ノート
盆の墓掃除と白石拾い ―消滅していく習俗の意味とは―(加藤享子)[45]
書評
伊藤龍平著『ネットロアウェブ時代の「ハナシ」の伝承』(三隅貴史)[66]
書誌紹介
佐伯安一先生米寿記念文集編集委員会『常民へのまなざし佐伯安一先生米寿記念文集』(小林忠雄)[72]
小熊誠編『〈境界〉を越える沖縄 ―人・文化・民俗―』(渡邊欣雄)[73]
谷口貢・板橋春夫編著『日本人の一生 ―通過儀礼の民俗学―』(関沢まゆみ)[74]
フォーラム
地域民俗学の歴史と現状(6) 宮城県と民俗学 ―郷土研究から民俗学研究へ―(佐藤敏悦)[75]
学会記事
理事会記録(31期3回)[83]
第68回年会記事[86]
談話会[96]
会員異動[102]
追悼[102]
受贈図書・雑誌[103]
投稿規程・執筆要領[108]

第291号(2017年8月31日)

論文
手縫い製靴業の製造工程と職人社会の関係 ―近代産業の研究にむけて―(中島順子)[1]
葬儀の外部化における「自葬」の伝統 ―沖縄県八重山諸島波照間島の事例から―(古谷野洋子)[31]
研究ノート
鋳物工場の開業に見る民俗的思考(宇田哲雄)[65]
「こけし工人」と「木地師」について ―生業研究の視点からの民俗技術調査の観点―(守谷英一)[89]
関東地方の屋敷神について ―ウジガミとイナリ―(岸澤美希)[105]
書評
泉房子著『南九州における神楽面の系譜 ―王面から神楽面への展開―』(永松敦)[120]
粟津賢太著『記憶と追悼の宗教社会学 ―戦没者祭祀の成立と変容―』(今井昭彦)[126]
書誌紹介
日真吾著『災害と文化財ある文化財科学者の視点から』(加藤幸治)[131]
奈良県教育委員会編『奈良県民俗芸能緊急調査報告書奈良県の民俗芸能1・2』(関沢まゆみ)[132]
岡田照子・刀根卓代編著『柳田国男の手帖明治三十年伊勢海ノ資料』(中野泰)[133]
京都府立丹後郷土資料館編『丹後の紙漉き和紙と生きる人びとのあゆみとゆくえ』(加藤幸治)[134]
南八枝子著『柳田国男「歌のわかれ」と島崎藤村 ―歪められた人間関係の回復―』(松本博明)[135]
フォーラム
学術交流報告「無形文化遺産時代における日中両国の民俗学的社会実践と学術連携を考えるワークショップ」(川松あかり)[136]
柳田国男と教育勅語(加藤秀雄)[143]
シンポジウム報告「東アジアの民俗学:現代社会の日常を問う ―メディアと日常―」(島村恭則)[150]
学会記事
理事会記録(31期4回)[157]
談話会[160]
会員異動[183]
受贈図書・雑誌[184]
投稿規程・執筆要領[191]

第292号(2017年11月30日)

論文
宇治川の鵜飼におけるウミウの繁殖・飼育技術の特徴 ―中国における鵜飼との事例比較―(卯田宗平・澤木万理子・松坂善勝・江ア洋子)[1]
現代韓国における植民地遺産と近代観光 ―「九龍浦近代文化歴史通り」を事例に―(金賢貞)[29]
芸予諸島・鵜島における歴史≠フ構成 ―伝承の仕組みと動態をめぐる考察―(加藤秀雄)[61]
東京周辺地域の祭礼における「江戸前」の美学の成立 ―神輿会に注目して―(三隅貴史)[95]
書評
及川祥平著『偉人崇拝の民俗学』(岡本真生)[126]
岡本雅享著『出雲を原郷とする人たち』(金田久璋)[130]
伊藤好英著『折口信夫民俗学の場所』(保坂達雄)[136]
和田健著『協業と社会の民俗学 ―協同労働慣行の現代民俗誌的研究―』(塚原伸治)[141]
橋本章著『戦国武将英雄譚の誕生』(及川祥平)[147]
斎藤英喜・井上隆弘編『神楽と祭文の中世 ―変容する信仰のかたち―』(鈴木正崇)[152]
植田今日子著『存続の岐路に立つむら ―ダム・災害・限界集落の先に―』(加藤幸治)[157]
書誌紹介
村田弘著『山の神・鮭の大助譚・茂吉東北からの民俗考』(菅豊)[161]
萩原法子著『的からさぐるオビシャの真意』(阿南透)[162]
秋山裕之・小西公大編『フィールド写真術』(阿南透)[163]
川田稔著『柳田国男―知と社会構想の全貌』(谷口貢)[164]
加藤幸治著『復興キュレーション―語りのオーナーシップで作り伝えるくじらまち=\』(大石泰夫)[165]
植木行宣・樋口昭編『民俗文化の伝播と変容』(大石泰夫)[166]
フォーラム
史料紹介「太宰春台『登富嶽紀事』」(中山薫)[167]
華東師範大学における民俗学の教育・研究について(中村貴)[176]
地域民俗学の歴史と現状(7) 栃木県における民俗研究の歴史と現状(柏村祐司)[183]
学会記事
理事会記録(31期5回〜8回)[198]
第69回年会評議員会議事録[208]
第69回年会総会議事録[212]
一般社団法人日本民俗学会2017年度会計決算書[214]
一般社団法人日本民俗学会2018年度予算書[216]
第37回研究奨励賞審査委員会報告[218]
第69回年会報告[220]
談話会[228]
会員異動[247]
追悼[248]
受贈図書・雑誌[249]
投稿規程・執筆要領[263]

第293号(2018年2月28日)

特集 日本民俗学の研究動向(2012〜2014)
特集にあたって(阿南透)[1]
〔総論〕「萃点」としての民俗学(徳丸亞木)[3]
〔各論〕
生業:民俗技術の研究から生活の記述への転換(加藤幸治)[21]
社会:人のつながりと、行動の規制(大野啓)[35]
人生:人生をめぐる民俗研究(加藤紫識)[48]
民間信仰:現代に生きる民間信仰(阿部友紀)[65]
口承:二〇一二〜二〇一四、震災と総括の時期(飯倉義之)[78]
芸能:民俗芸能におけるネットワークを考える(久舞)[90]
〔特論〕
災害:民俗学として被災地と関わる(小谷竜介)[101]
観光:民俗学における観光研究の現状と課題(阿南透)[114]
書評
安井眞奈美著『出産環境の民俗学 ―〈第三次お産革命〉にむけて―』(加賀谷真梨)[127]
杉本仁著『民俗選挙のゆくえ ―津軽選挙 VS 甲州選挙―』(室井康成)[132]
河野眞著『ファウストとシンデレラ ―民俗学からドイツ文学の再考に向けて―』(法橋量)[136]
書誌紹介
長沼豊丸著『先人たちの大内記録 1 郷土の歴史伝承 豊丸覚書―郷土のくらし・会津戊辰戦争・年中行事―』(小池淳一)[144]
菅豊著『「新しい野の学問」の時代へ―知識生産と社会実践をつなぐために―』(飯島吉晴)[145]
フォーラム
博物館における「民俗分野」の位置 ―震災を起点とした活動から―(内山大介)[146]
徳島県における民俗学の歴史と現状(磯本宏紀)[151]
シンポジウム報告「上方で考える葬儀と墓 ―近現代を中心に―」(問芝志保)[159]
学会記事
理事会記録(31期9回)[163]
談話会[166]
会員異動[171]
追悼[172]
受贈図書・雑誌[173]
『日本民俗学』総目次(290〜293号)[176]
投稿規程・執筆要領[181]

第294号(2018年5月31日)

論文
現代の沿岸漁業者に関する生活誌的研究 ―福岡県福岡市志賀島のある漁業者を例にとって―(増ア勝敏[1]
小特集 ドイツ語圏民俗学の現在(その1)
特集にあたって(島村恭則)[25]
ヨーロッパ民族学?文化人類学とは―所在確定の試み(ジルケ・ゴェッチュ=エルテン/翻訳:櫻木さつき/校閲:川松あかり)[30]
ヨーロッパ民族学における都市研究の現在(ヨハネス・モーザー/翻訳:櫻木さつき/校閲:川松あかり)[54]
ドイツ語圏文化人類学における移民研究(ヴァルター・ライムグルーバー/翻訳:櫻木さつき/校閲:島村恭則)[82]
書評
及川高著『「宗教」と「無宗教」の近代南島史 国民国家・学知・民衆』(川田牧人)[125]
室井康成著『首塚・胴塚・千人塚 ―日本人は敗者とどう向きあってきたのか―』(塚原伸治)[130]
佐々木美智子著『「産む性」と現代社会 ―お産環境をめぐる民俗学―』(川松あかり)[136]
書誌紹介
岩鼻通明著『出羽三山山岳信仰の歴史を歩く』(西海賢二)[142]
鳥越皓之著『自然の神と環境民俗学』(山泰幸)[143]
アン・ミジョン著/キム・スンイム訳/小島孝夫監修『済州島海女(チャムス)の民族誌―「海畑」という生活世界(済州学研究センター済州学叢書28)』(松田睦彦)[144]
学会記事
理事会記録(31期10回)[145]
談話会[148]
会員異動[178]
会員資格喪失者一覧[178]
追悼[179]
受贈図書・雑誌[180]
投稿規程・執筆要領[189]

第295号(2018年8月31日)

論文
農業変化の中の「壬生の花田植」の伝承(川嶋麗華)[1]
ダム建設による墓の移転と先祖観 ―群馬県吾妻郡長野原町川原湯の事例から―(渡邉直登)[37]
調査報告
福井県下のアマメンとアッポッシャについて(高橋史弥)[71]
小特集 ドイツ語圏民俗学の現在(その2)
災害の文化―ドイツ語圏民俗学・文化学における研究の視点(ラインハルト・ヨーラー、ヤン・ヒンリクセン、サンドロ・ラット/翻訳:櫻木さつき/校閲:小泉優莉菜)[83]
文化遺産―過去というものの現在化に対する文化人類学的視点(マルクス・タウシェク/翻訳:櫻木さつき/校閲:小泉優莉菜)[108]
書評
中村羊一郎著『イルカと日本人―追い込み漁の歴史と民俗』(川島秀一)[133]
福江充著『立山信仰と三禅定 ―立山衆徒の檀那場と富士山・立山・白山―』(由谷裕哉)[137]
関口健著『法印様の民俗誌―東北地方の旧修験系宗教者』(鈴木正崇)[141]
武田尚子著『荷車と立ちん坊―近代都市東京の物流と労働』(山本志乃)[145]
越智郁乃著『動く墓 ―沖縄の都市移住者と祖先祭祀―』(及川高)[151]
学会記事
理事会記録(31期11回)[156]
談話会[158]
会員異動[179]
受贈図書・雑誌[180]
投稿規程・執筆要領[191]

第296号(2018年11月30日)

論文
縁を結ぶ人々 ―国立ハンセン病療養所菊池恵楓園の弔い慣行から―(原田寿真)[1]
研究ノート
志式神社の早魚行事の生成に関する一考察(弓削淳一)[39]
小特集 山・鉾・屋台行事
「山・鉾・屋台行事」の意味論/政治論 ―京都で考える民俗学のかたち―(第69回年会プレシンポジウム採録)(村上忠喜)[59]
山・鉾・屋台行事の指定とはなにか(菊池健策)[66]
山笠から日本民俗学の可能性を観る(福間裕爾)[72]
飛騨高山祭のイマとサキーザイとマチ、タビの流動化(岡田浩樹)[87]
戦略としての祇園祭と京都 ―山・鉾・屋台行事が日本全国に展開する現状との関係性から―(橋本章)[102]
コメント:「山・鉾・屋台行事」が民俗学に投げかける課題(俵木悟)[115]
書評
マイケル・ディラン・フォスター著(廣田龍平訳)『日本妖怪考百鬼夜行から水木しげるまで』(香川雅信)[121]
植松明石著『沖縄新城島民俗誌「パナリ」その光と影』(澤井真代)[128]
俵木悟著『文化財/文化遺産としての民俗芸能 ―無形文化遺産時代の研究と保護―』(村上忠喜)[136]
田澤晴子著『吉野作造と柳田国男―大正デモクラシーが生んだ「在野の精神」』(室井康成)[143]
書誌紹介
阿南透・藤本武編『富山の祭り ―町・人・季節輝く―』(小林忠雄)[148]
久野俊彦・小池淳一著『歴史と文化のよりどころを求めて ―福島県只見町から―』(加藤幸治)[149]
高倉浩樹・山口睦編『震災後の地域文化と被災者の民俗誌 ―フィールド災害人文学の構築―』(加藤幸治)[150]
田中宣一著『柳田国男・伝承の「発見」』(小池淳一)[151]
小畑紘一著『祭礼行事柱松の民俗学的研究』(八木透)[152]
国立歴史民俗博物館編『歴史研究と〈総合資料学〉』(新谷尚紀)[153]
鈴木岩弓・磯前順一・佐藤弘夫編『〈死者/生者〉論 傾聴・鎮魂・翻訳』(大石泰夫)[154]
フォーラム
橘三喜『諸国一宮巡詣記』巻六(中山薫)[155]
研究批評 神楽研究の課題と展望(鈴木正崇)[162]
台湾・国立交通大学客家文化学院に植松文庫開設(山本芳美)[169]
学会記事
理事会記録(31期12回〜13回)[172]
談話会[177]
会員異動[182]
追悼「三村泰臣先生のご逝去を悼んで」(尾多賀晴悟)[183]
受贈図書・雑誌[184]
投稿規程・執筆要領[199]

第297号(2019年2月28日)

論文
大正天皇悠紀斎田の一〇〇年 ―近代国家儀礼と「民俗芸能」の関係性―(矢嶋正幸)[1]
人・家畜・カミの関係から捉える蒼前信仰 ―青森県十和田市を事例に―(三津山智香)[33]
祭礼における旦那衆の権威の創造 ―埼玉県熊谷市熊谷うちわ祭を事例に―(市東真一)[67]
調査報告
川崎市宮前区土橋の万作踊り(清水亨桐)[93]
書評
Petra Karlová著『Japan's Pre-War Perspective of Southeast Asia Focusing on Ethnologist Matsumoto Nobuhiro's Works during 1919-1945』(鈴木正崇)[104]
小池淳一著『陰陽道の歴史民俗学的研究』(渡部圭一)[108]
東資子著『治癒と物語―南西諸島の民俗医療―』(村松彰子)[115]
書誌紹介
由井常彦・武田晴人編『歴史の立会人―昭和史の中の渋沢敬三』(和田健)[122]
冨岡典子著『ごぼう(ものと人間の文化史170)』(市川秀之)[123]
和歌山県教育委員会『高野山周辺地域民俗文化財調査報告書』(市川秀之)[124]
一関市教育委員会『南部神楽調査報告書岩手県一関市文化財調査報告書第五集』(市川秀之)[125]
東栄町盆踊り調査会編集『東栄町の盆行事ハネコミ・手踊り・大念仏調査報告書』(市川秀之)[126]
福岡サヨ『野良着に魅せられて(さきがけ新書)』(刀根卓代)[127]
青森県史編さん民俗部会編『青森県史民俗編資料津軽』(阿南透)[128]
関沢まゆみ編『民俗学が読み解く葬儀と墓の変化 国立歴史民俗博物館研究叢書第2巻』(阿南透)[129]
赤嶺政信著『キジムナー考 ―木の精が家の神になる―』(飯島吉晴)[130]
Barbara F. Kawakami『Picture bride stories』(刀根卓代)[131]
武田俊輔編著・滋賀県立大学式年大祭調査団著『世代をつなぐ竜王の祭り ―苗村神社三十三年式年大祭―』(関沢まゆみ)[132]
学会記事
理事会記録(31期14回〜15回・32期1回)[133]
第70回年会評議員会議事録[138]
第70回年会総会議事録[142]
一般社団法人日本民俗学会2018年度会計決算書[145]
一般社団法人日本民俗学会2019年度予算書[147]
第38回研究奨励賞審査委員会報告[149]
第70回年会報告・研究発表プログラム[151]
談話会[160]
会員異動[165]
会員資格喪失者一覧[165]
受贈図書・雑誌[166]
『日本民俗学』総目次(294〜297号)[171]
投稿規程・執筆要領[179]

第298号(2019年5月31日)

小特集 地域における神楽と宗教者
     ―比婆荒神神楽・豊前神楽・いざなぎ流―
問題の所在(梅野光興)[1]
広島県備北地方における太夫の宗教活動 ―比婆荒神神楽を中心に―(鈴木昂太)[6]
神楽と加持祈禱 ―豊前神楽の系譜―(白川琢磨)[19]
博士・神職・太夫 ―土佐いざなぎ流の神楽と宗教者―(斎藤英喜)[35]
「土地や家に根ざした神」と「持ち運び可能な神」 ―神楽の地域性を考える―(梅野光興)[49]
論文
川上村の後南朝伝承と朝拝式 ―「変容」に見られた当事者の実践―(何谷有美)[61]
書評
伏見裕子著『近代日本における出産と産屋 ―香川県伊吹島の出部屋の存続と閉鎖―』(板橋春夫)[94]
アーサー・ビナード編著『知らなかったぼくらの戦争』(菅豊)[99]
田中大介著『葬儀業のエスノグラフィ』(武井基晃)[105]
神田より子著『鳥海修験 ―山麓の生活と信仰―』(関口健)[110]
書誌紹介
柄谷行人著『柳田国男論』(鈴木正崇)[116]
柄谷行人著『遊動論―柳田国男と山人』(鈴木正崇)[117]
山内健治著『基地と聖地の沖縄史 ―フェンスの内で祈る人びと―』(森田真也)[118]
森隆男著『クチとオク ―住まいの民俗学的研究の一視座―』(飯島吉晴)[119]
津波高志著『奄美の相撲 ―その歴史と民俗―』(飯島吉晴)[120]
鈴木岩弓・小林隆編『柳田國男と東北大学』(加藤幸治)[121]
フォーラム(サマー・フォークロア・インスティチュート 報告)
二〇一七 サマー・フォークロア・インスティチュートに参加して ―「民俗」を研究するということ―(鳥居建己)[122]
二〇一八 サマー・フォークロア・インスティチュート参加報告(川森博司・雷婷)[130]
学会記事
理事会記録(32期2回・3回)[137]
談話会(第902回・第903回・東北民俗の会2月例会・沖縄民俗学会2月例会・京都民俗学会第314回談話会)[143]
会員異動[175]
受贈図書・雑誌[176]
投稿規程・執筆要領[183]

第299号(2019年8月30日)

小特集 日本民俗学会・ドイツ民俗学会共催国際シンポジウム
    「ドイツ民俗学の最前線」
シンポジウムの紹介(小熊誠)[1]
(Un)Doing Gender―ヨーロッパ民族学・文化人類学における交差性ジェンダー研究(ベアーテ・ビンダー/翻訳:金城ハウプトマン朱美)[8]
アンチ・エリートモチーフとポピュラーなものの再構成:ドイツにおける経験文化学的ポップカルチャー・ポピュラーカルチャー研究の課題(モーリッツ・エゲ/翻訳:金城ハウプトマン朱美)[19]
文化遺産、記憶と想起の文化―ドイツにおける研究の展開と現状(ゲルトラウト・コッホ/翻訳:法橋量)[37]
文化の挑戦としての自然―民俗学的文化学の研究課題(フリーデマン・シュモル/翻訳:法橋量)[48]
インターセクションとしてのジェンダー研究―ベアーテ・ビンダー論文に寄せて(門田岳久)[62]
問いかけるドイツの無形文化遺産―ゲルトラウト・コッホ論文の導入として(岩本通弥)[70]
民俗学とデジタル・ヒューマニティーズ(俵木悟)[75]
共約不可能性(incommensurability)に民俗学はいかに対応すべきか(菅豊)[82]
民俗学的視角とは何か(島村恭則)[88]
書評
福西大輔著『加藤清正公信仰―人を神に祀る習俗』(及川祥平)[94]
安井眞奈美著『怪異と身体の民俗学 ―異界から出産と子育てを問い直す―』(猿渡土貴)[99]
由谷裕哉著『近世修験の宗教民俗学的研究』(鈴木正崇)[105]
書誌紹介
山形健介編著『人と自然 民俗のダイナミズム ―野本寛一全著作目次総覧―』(飯島吉晴)[111]
宮平盛晃著『琉球諸島の動物儀礼 ―シマクサラシ儀礼の民俗学的研究―』(飯島吉晴)[112]
飯田卓編『文化遺産と生きる』(加藤幸治)[114]
飯田卓編『文明史のなかの文化遺産』(加藤幸治)[115]
李春子編著『八重山の御嶽―自然と文化』(澤井真代)[116]
学会記事
理事会記録(32期4回)[117]
談話会(第904回)[121]
会員異動[138]
受贈図書・雑誌[138]
投稿規程・執筆要領[151]

第300号(2019年11月30日)

特集 日本民俗学の研究動向(2015〜2017)
特集にあたって(宮内貴久)[1]
【各論】
[生業]多様に展開する「生業」研究(橋村修)[3]
[食]食生活の変化と民俗学(関沢まゆみ)[17]
[住]新しい視座の創出と共同研究にむけて(森隆男)[31]
[社会]眼前にある課題群(武井基晃)[43]
[出産と育児]激変する環境のなかで(猿渡土貴)[56]
[生と死]変容する死の文化と民俗学研究(山田慎也)[66]
[宗教]民俗信仰研究の動向と課題(及川祥平)[83]
[口承]ことばの実践として、もの語りとして(野村典彦)[97]
[芸能]民俗学的芸能研究を開く/拓く(俵木悟)[110]
[自然]民俗学は「自然」をどう描いてきたか、また描いてゆくのか(安室知)[123]
[物質文化]さまざまなモノ研究と民俗学(角南聡一郎)[135]
【特論】
[祭礼]「祭礼研究」の成立にむけて(中里亮平)[154]
[妖怪]『妖怪ウォッチ』のせいなのか? ―妖怪研究の新たな画期―(香川雅信)[167]
[文化資源]オープンであること/デジタルになること(菊地暁)[181]
[自治体史]活用とともに編纂の意義が問われる時代へ(樫村賢二)[202]
平成時代の『日本民俗学』(鈴木岩弓)[212]
書評
室井康成著『事大主義―日本・朝鮮・沖縄の「自虐と侮蔑」』(橋本章)[227]
武田俊輔著『コモンズとしての都市祭礼 ―長浜曳山祭の都市社会学―』(阿南透)[233]
藤原洋著『仮親子関係の民俗学的研究 筆親子と瀬戸内島嶼社会の家族誌』(大野啓)[239]
書誌紹介
高瀬助次郎著/山形県立博物館友の会・村山民俗学会編『百姓生活百年記 巻弐』(鳥居建己)[245]
新潟放送制作・著作『新潟放送ラジオ朗読番組記念CD イザベラ・バードが見た明治の新潟(ブックレット付き)』(内田忠賢)[246]
田中緑紅著『緑紅叢書 復刻版』(菊地暁)[247]
中原ゆかり著『奄美の花ジマ 佐仁のわらべうた』(酒井正子)[248]
八木透著『日本の民俗信仰を知るための30章』(飯島吉晴)[249]
千葉克介著『消えた山人―昭和の伝統マタギ』(飯島吉晴)[250]
及川祥平・加藤秀雄・金子祥之・クリスチャン・ゲーラット編『東日本大震災と民俗学』(加藤幸治)[251]
学会記事
理事会記録(32期5・6・7回)[253]
談話会(京都民俗学会第317回談話会・第905回)[265]
会員異動[286]
追悼「上井久義先生」(黒田一充)[287]
追悼「佐々木哲哉先生を偲んで」(久野隆志)[287]
受贈図書・雑誌[288]
投稿規定・執筆要領[293]

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