『日本民俗学』目次 261号(2010年2月28日)〜280号(2014年11月30日)
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第261号(2010年2月28日)
- 論文
- 門田岳久「巡礼ツーリズムにおける「経験」の解釈 ―サービスと宗教性の交叉的生成に基づく間身体的共同性―」[1]
- 中村和代「村の「民俗」から国家のシンボルへ ―韓国河回別神グッタルノリのナショナル・ブランド化過程―」[34]
- 卯田宗平「中国大陸の鵜飼い ―漁撈技術の共通性と相違性―」[64]
- 工藤豪「現代家族における「隠居研究」の意義 ―茨城県高萩市高岡地区調査からの接近―」[94]
- 中里亮平「変更からみる祭礼の現代的状況 ―東京都府中市大国魂神社くらやみ祭の事例から―」[120]
- 市川秀之「神武天皇祭の民俗行事化 ―奈良県下のレンゾを中心に―」[154]
- 研究ノート
- 中山正典「富士山麓の生業空間 ―静岡県富士宮市根原地区の野焼きを事例にして―」[188]
- 書評
- 山下裕作 伊藤亜人著『文化人類学で読む日本の民俗社会』[209]
- 加賀谷真梨 倉石あつ子著『女性民俗誌論』[214]
- 青柳智之 中山正典著『風と環境の民俗』[220]
- 書誌紹介
- 湯川洋司 小島孝夫・田中宣一編『半島のくらし ―広域民俗誌の試み―』
- 安室知 小川宏編『狩言葉大概 付・鷹狩用語』
- フォーラム
- 今里悟之「実践の民俗学の傍らで」[228]
第262号(2010年5月31日)
- 特集 日本民俗学の研究動向(2006−2008)
- 篠原徹「総説 民俗学における流行と不易」[4]
- 石垣悟「生業 暮らし(あるいは生き方)を捉える糸口」[16]
- 宮内貴久「衣食住 生活感なき衣食住研究」[39]
- 和田健「社会 民俗学は社会から何を見るのか? ―場と個人をめぐる方法的態度」[52]
- 前田俊一郎「人生 『生』と『死』に向かう人生儀礼研究」[77]
- 徳丸亞木「信仰 歴史、外部、個人そして内面」[106]
- 根岸英之「口承 学会の動向と『実践』への潮流」[136]
- 大石泰夫「芸能 民俗芸能における『実践』の研究とは何か」[155]
- 加賀谷真梨「民俗学におけるジェンダー研究の現状と今後の展望 ―『女性化』したジェンダー概念からの脱却に向けて―」[179]
- 室井康成「『ガバナンス』の現在と民俗学研究の方向」[193]
- 門田岳久「消費/消費社会から捉えなおす日常への視角 ―人・物・商品の社会的プロセス―」[205]
- 書評
- 藤井弘章 菱川晶子著『狼の民俗学 ―人獣交渉史の研究―』[223]
- 小椋純一 岡惠介著『視えざる森の暮らし ―北上山地・村の民俗生態史―』[227]
- 書誌紹介
- 丸山仁美 佐伯和香子著『菅江真澄の旅と和歌伝承』[233]
- 湯川洋司 松崎憲三編『小京都と小江戸 ―「うつし」文化の研究―』
第263号(2010年8月31日)
- 特集 海外の現代民俗学―欧米編―
- 法橋量「現代ドイツ民俗学のプルーラリズム ―越境する文化科学への展開―」[5]
- アルブレヒト・レーマン「意識分析 ―民俗学の方法―」(及川祥平訳)[31]
- ゲリット・ヘアリン「人生記録研究・日常文化研究のテーマとしての科学技術」(池松瑠美訳)[57]
- ヴォルフガング・カシューバ「ヨーロッパとグローバル化 ―ヨーロッパ民族学の新たな挑戦―」(エルメル・フェルトカンプ訳)[75]
- 菅豊「現代アメリカ民俗学の現状と課題 ―公共民俗学(Public Folklore)を中心に―」[94]
- 小長谷英代「パフォーマンス理論 ―「ポスト」領域の民俗学―」[127]
- 吉村亜弥子「北アメリカで民俗学を学ぶ」[153]
- 重信幸彦「動員と実践のはざまから ―バード・ホンブルグの問い―」[179]
- フォーラム
- 飯倉義之「〈前に進むための学史〉の試み ―『世間話関連文献目録集成 〈口承〉研究へのとびら』―」[198]
第264号(2010年11月30日)
- 論文
- 山本志乃「市稼ぎの生活誌 ―農家日記にみる定期市出店者の生活戦略―」[1]
- 渡部典子「造り物の伝承基盤の変容 ―法勝寺一式飾りを事例として―」[31]
- 小特集 民俗学と記録映像
- 坂本要「『記録映像の概念と方法」[62]
- 牛島巖「研究撮影者へのすすめ一映像テキストの作成―」[72]
- 北村皆雄「映像民俗学の方法 ―遠山霜月祭と久高島祭配から―」[86]
- 三宅流「映像の自律性と芸能の記録について ―『面打/men-uchi』、『究竟の地―岩崎鬼剣舞の一年』の製作からの考察―」[102]
- 大澤未来「中国ドキュメンタリー映画の現在」[116]
- 俵木悟「無形民俗文化財の映像記録 ―「使える記録」の実現に向けて―」[122]
- 濱崎好治「民俗映像とアーカイブの現状と問題 ―川崎市市民ミュージアムを例に―」[138]
- 久野隆志「ふくおか民俗芸能ライブラリー覚書」[160]
- フォーラム:研究活動
- 平松登志樹「性悪の便益と環境」[165]
- 書誌紹介
- 福原敏男 岡山県教育委員会編『岡山県の会陽の習俗』総合調査報告書[172]
第265号(2011年2月28日)
- 論文
- 比嘉理麻「プロセスとしての民俗分類―現代沖縄におけるブタ/肉の商品化の時間と空間―」[1]
- エルメル・フェルトカンプ「科学技術とフォークロア―「たまごっち」の生と死に対する文化的反応」[30]
- 研究ノート
- 郷堀ヨゼフ「小正月行事に参加する子どもの行動と意識に関する一考察」[57]
- 及川高「奄美・喜界島における『神々の明治維新』―神社神道とノロの宗教―」[72]
- 佐々木美智子「産む性の現在―現代社会と民俗学―」[92]
- 田野登「柴右衛門狸伝承の一展開―洲本市の観光マチおこしにおける道頓堀中座楽屋話との関連―」[104]
- 大澤未来「愛知のお鍬祭り―愛知県海部郡甚目寺町上萱津および愛知県海部郡美和町蜂須賀を事例として―」[122]
- 書評
- 野地恒有 松田睦彦著『人の移動の民俗学 ―タビ〈旅〉から見る生業と故郷―」[128]
- 越川次郎 小林公子著『生業信仰の形成と展開―技(わざ)の神から同業組織の神へ―』 [133]
- 岩田重則 前田俊一郎著『墓制の民俗学―死者儀礼の近代―』[139]
第266号(2011年5月31日)
- 論文
- 葉山茂「産業化した生業活動における自然と人の関わり―愛媛県宇和島市津島のブリ養殖を事例に―」[1]
- 中嶋奈津子「早池峰神楽における『弟子神楽』―旧花巻市と旧東和町からみる弟子神楽の条件」[37]
- 書評
- 板橋春夫 吉田清著『日本人の一生―初心者のための宗教民俗学入門―上・下』[66]
- 書誌紹介
- 西海賢二 福江充著『立山曼荼羅―絵解きと信仰の世界』[72]
- フォーラム
- 第五回人類学関連学会協議会合同シンポジウム「加齢―老いの生態をめぐって―」
- 「人類学関連学会協議会合同シンポジウムについて」[74]
- 谷口貢「シンポジウムの趣旨説明」[75]
- 鈴木隆雄「老年学・老年医学からの視点」[77]
- 板橋春夫「長寿民俗にみる老人観」[83]
- 高畑由紀夫「サルに「老い」は存在するのか?」[90]
- 井上芳光「発汗機能の老化―全身的協関の視点から―」[99]
- 佐野(藤田)真理子「文化概念としての老い」[108]
- フォーラム:研究所紹介
- 鈴木正崇「慶應義塾大学東アジア研究所」[114]
第267号(2011年8月31日)
- 論文
- 山口睦「香典の変遷と地域社会―山形県南陽市の香典帳を事例として―」[1]
- 中川千草「『参加』制度の変更と『かかわり』の連続性―三重県相賀浦地区におけるトウヤ制度を例に―」[35]
- 研究ノート
- 野口憲一「農村・農業研究に関する『当事者』研究の提案―蓮根生産農業の『当事者』研究を事例に―」[68]
- 書評
- 西海賢二 永松敦『狩猟民俗研究―近世漁師の実像と伝承―』[84]
- 映像批評
- 吉原睦 岡山県教育委員会編『「岡山県の会陽の習俗」映像記録』[87]
- 書誌紹介
- 西海賢二 鹿沼市史編さん委員会編『鹿沼の近世石造物I・II』[91]
- 西海賢二 つまり石仏の会編『野仏の里 つなん』[92]
- フォーラム:研究所紹介
- 上杉富之「成城大学民俗学研究所グローカル研究センター」[94]
第268号(2011年11月30日)
- 論文
- 及川祥平「武田信玄祭祀史考―近世・近代を中心に―」[1]
- 石川俊介「聞きづらい『話』と調査者―諏訪大社御柱祭における死傷者の『話』を事例として―」[36]
- 書評
- 井出幸男 永池健二『柳田国男 物語作者の肖像』[71]
- 書誌紹介
- 西海賢二 千々和到編『日本の護符文化』[79]
- 西海賢二 木村博・加藤和徳・市村幸夫『信州石工 出羽路旅稼ぎ記』[81]
- 岩花通明 三木一彦『三峰信仰の展開と地域的基盤』[82]
- フォーラム
- 松田睦彦「特別集会『被災地の博物館に聞く』」[84]
第269号(2012年2月29日)
- 論文
- 磯本宏紀「漁民移動にともなう技術継承と技術伝播―伊島漁民による器械潜水技術を中心にして―」[1]
- 金賢貞「『近代文化都市』韓国群山市の負の遺産とまちづくり―植民地時代の建築物の記憶と評価をめぐる一九九〇年代末以降の変化に注目して」[35]
- 研究ノート
- 米村創「沖縄で製作されたトンビャンという竜舌蘭繊維の織物―中国産の糸で製作された桐板との比較―」[67]
- 安田尚道「小正月の粥の国土生成の唱え言と記紀の創世神話」[84]
- 特別掲載
- カール・リンダール/谷口陽子・訳「記憶の風―ヒューストンにおけるニューオーリンズから来たハリケーンカトリーナの生存者たち」[106]
- フォーラム
- 武井基晃「参加記(第八六〇回談話会 東日本大震災関係シンポジウム『震災の記憶と語り―民俗の再生へ向けて―』)」[133]
- 松田香代子「東日本大震災関係シンポジウム『震災の記憶と語り―民俗の再生へむけて―』に参加して」[135]
- 石井克玖「東日本大震災関係シンポジウムに参加して」[138]
- 板橋春夫「シンポジウム『震災復興と無形文化―現地からの報告と提言―』を聞いて想うことなど」[141]
- 書評
- 伊藤純郎 杉本仁著『柳田国男と学校教育―教科書をめぐる諸問題』[144]
- 武井基晃 加勝正春著『奄美沖縄の火葬と葬墓制―変容と持続―』[149]
- 映像批評
- 松田香代子 蟹江町教育委員会製作・著作『須成祭』[153]
- 書誌紹介
- 法橋量 へルマン・バウジンガー著/河野眞訳『フォルクスクンデ ドイツ民俗学―上古学の克服から文化分析の方法へ―』[157]
- 花部英雄 藤原潤子著『呪われたナターシャ―現代ロシアにおける呪術の民族誌―』[159]
- 西海賢二 日本民俗建築学会編『日本の生活環境文化大事典―受け継がれる暮らしと景観』[160]
- 大嶋善孝 静岡県教育委員会文化課編『静岡県文化財調査報告書第六一集 国記録選択無形文化財調査報告書 小稲の虎舞』[161]
- 牧野眞一 吉川市史編さん委員会編『吉川市史 民俗編』[162]
- 石垣悟 国立歴史民俗博物館編『〈歴博フォーラム〉高度経済成長と生活革命』[163]
第270号(2012年5月31日)
- 特集 柳田没後五十年と口承文芸―生前・没後の研究状況―
- 花部英雄「総説 柳田國男と口承文芸」[1]
- 花部英雄「柳田昔話研究の軌跡」[9]
- 川森博司「柳田の口承文芸論と柳田以後の昔話研究―伝承と社会の変化を視点にして―」[30]
- 小池淳一「柳田國男における伝説研究の軌跡」[50]
- 小掘光夫「柳田國男以後の伝説研究―『日本伝説名彙』の軌跡―」[65]
- 重信幸彦「『声』のマテリアル―方法としての『世間話』・柳田國男から現代へ―」[85]
- 永池健二「柳田園男と歌謡研究」[111]
- 真鍋昌賢「『語り物』から〈口頭芸〉へ」[128]
- 山田厳子「ことわざ研究の射程」[146]
- 香川雅信「柳田國男と妖怪・怪談研究」[163]
- 板橋作美「柳田國男の発想法、論証法、常民観―まじない、占い研究に無力だったわけ―」[186]
- 書評
- 中生勝美 王京著『一九三〇、四〇年代の日本民俗学と中国』[207]
- 島村恭則 アンヌ・ブッシイ著『神と人のはざまに生きる―近代都市の女性巫者―』[213]
- 書誌紹介
- 岩崎真幸 高木誠一著・夏井芳徳校注『磐城の民謡・民俗学ノート』[218]
- 山下裕作 中島成久著『森の開発と神々の闘争―改訂増補版屋久島の環境民俗学』[219]
- 古家晴美 田中宣一編『暮らしの革命―戦後農村の生活改善事業と新生活運動』[221]
- 西海賢二 特別区庚申塔共同調査チーム編『文化財の保護』43号『東京都東部庚申塔データー集成』[222]
- 西海賢二 赤木祥彦編『山地農民の昭和史―赤木勝太郎日誌・金銭出入帳』[223]
- フォーラム
- 葉山 茂「東日本大震災に民俗学はどのように立ち向かうのか 東日本大震災にともなう国立歴史民俗博物館の被災文化財救援活動」[225]
- 鈴木岩弓「いま、震災被災地で民俗学者ができること」[232]
第271号(2012年8月31日)
- 論文
- 清水 純「神田祭―担ぎ手の動員をめぐる町会と神輿同好会の関係―」[1]
- 特集 柳田國男の超克と継承―没後五十年の今―
- 新谷尚紀「静寂からの出発―柳田没後五十年シンポ「柳田國男の超克と継承」の企画に当たって―」[33]
- 小田 亮「レヴィ=ストロースによる柳田國男―真正性の水準と歴史の観念をめぐって―」[48]
- 赤嶺政信「南島から柳田國男を読む―祖霊信仰論に焦点を当てて―」[64]
- 小川直之「柳田國男と折口信夫―民俗学の交錯―」[91]
- 小島孝夫「柳田國男の歴史認識をめぐって―日本民俗学が超克すべき課題―」[120]
- 書評
- 関沢まゆみ 新谷尚紀著『民俗学とは何か―柳田・折口・渋沢に学び直す―』[125]
- 書誌紹介
- 倉石あつ子 大島建彦編『民俗のかたちとこころ』[132]
- 板橋春夫 安井真奈美編『出産・育児の近代―「奈良県風俗誌」を読む―』[133]
- フォーラム
- 岩鼻通明「東日本大震災関係シンポジウム『震災の記憶と語り―民俗の再生へむけて―』シンポジウムの企画趣旨」[134]
- 前川さおり「二つの津波と遠野―明治三陸地震津波と東日本大震災から―」[138]
- 川島秀一「津波常襲地の生活文化」[144]
- 大山孝正「地域崩療で問われる「民俗」の意味―原発事故であぶり出されるもの―」[151]
- 佐藤敏悦「コメントと討論」[156]
第272号(2012年11月30日)
- 論文
- 藤原洋「擬制的親子の変容にみる現代の「家」の特性 ―岡山県笠岡市白石島のフデノオヤとフデノコに注目して―」[1]
- 福西大輔「加藤清正虎退治伝承の広がりと、その背景について」[31]
- 研究ノート
- 中山正典「旧暦の固守と見付天神裸祭 ―月の運行と祭礼行事との関係―」[56]
- 池田貴夫「日本領期樺太の民俗・緒論」[72]
- 書誌紹介
- 牧野眞一 大森恵子著『稲荷信仰の世界 ―稲荷祭と神仏習合―』[90]
- 西海賢二 胡桃沢勘司著『近世海運民俗史研究 ―逆流 海上の道―』[91]
- 八木橋伸浩 厚香苗著『テキヤ稼業のフォークロア』[93]
- 湯川洋司 佐藤洋一郎監修/原田信男・鞍田崇編『地球研ライブラリー17 焼畑の環境学―いま焼畑とは』
- 斎藤弘美 福田アジオ・内山大介・小林光一郎・鈴木英恵・萩谷良太・吉村風編『図解案内 日本の民俗』
- 岩井宏實 松本三喜夫著『絵馬をあるきよむ』
- 学会記事
- 理事会記録:第28期第11回(2012年5月13日)
- 談話会記録:第862回(2012年5月13日)・第863回(2012年7月8日)
- 会員異動
第273号(2013年2月28日)
- 特集 アメリカと中国の民俗学のフロントライン
- 菅豊「特集にあたって―日本の民俗学を世界から孤立させないために」[1]
- リチャード・バウマン「ヴァナキュラーの文献学」(谷口陽子訳)[9]
- レイ・キャッシュマン「北アイルランドにおける批判的ノスタルジアと物質文化」(渡部圭一訳)[17]
- マイケル・ディラン・フォスター「視覚的想像 ―「甑島のトシドン」における見る/見られる関係の一考察―」(塚原伸治訳)[55]
- ロバート・バロン「アメリカにおける公共民俗学 ―その課題・実践・展望―」(吉村亜弥子・室井康成共訳)[96]
- 巴莫曲布嫫「ナラティブのコンテクストと演じられる場 ―ノス系イ族の「克智」およびその叙事詩伝統を例に―」(西村真志葉訳)[128]
- 施愛東「フィールドよさらば」(西村真志葉訳)[154]
- 高丙中「無形文化遺産研究の課題としての民間信仰」(西村真志葉訳)[171]
- 劉宗迪「書面パラダイムから口頭パラダイムヘ ―民間文芸学のパラダイムシフトとディシプリンの自立について―」(西村真志葉訳)[194]
- 書評
- 法橋量 河野眞著『フォークロリズムから見た今日の民俗文化』[215]
- 書誌紹介
- 三村宜敬 川野明正著『中国の〈憑きもの〉』[220]
- 政岡伸洋 宮本袈裟雄著『被差別部落の民俗』[221]
- 中村羊一郎 吉川祐子著『西浦田楽の民俗文化論』[223]
- 学会記事
- 理事会記録:第28期第12回(2012年7月8日)・第13回(2012年9月9日)・第14回(2012年10月6日)
- 第64回年会評議員会議事録(2012年10月6日)
- 第64回年会総会議事録(2012年10月6日)
- 第32回研究奨励賞審査委員会報告
- 談話会記録:第864回(2012年9月9日)・第865回(2012年11月11日)
- 会員異動
- 『日本民俗学』総目次(第270号〜第273号)
第274号(2013年5月31日)
- 論文
- 武井基晃「頼れるホンケと家関係の変化 ―藩政時代の家附親類から今日の頼み本家まで―」[1]
- 研究ノート
- 荒一能「瀬戸内海漁師の生活リズム ―香川県高見島における休日の分析を通して―」[31]
- 小出亜耶子「風鎮め儀礼における農具の使用」[51]
- 書評
- 澤井真代 高梨一美著『沖縄の「かみんちゅ」たち ―女性祭司の世界―』 岩田書院(2009年3月)[67]
- 書誌紹介
- 高橋泉 平井芽阿里著『宮古の神々と聖なる森』 新典社(2012年5月)[73]
- 中村とも子 外国民話研究会編『猿蟹合戦とブレーメンの音楽隊 ―弱小連合、強きをくだく―』 日本民話の会(2012年4月)[74]
- 大本敬久 加藤幸治著『郷土玩具の新解釈 ―無意識の“郷愁”はなぜ生まれたか―』 社会評論社(2011年12月)[75]
- フォーラム
- 岩本通弥「『法人化特別委員会の設置』について」[76]
- 学会記事
- 理事会記録:第29期第1回(2012年11月11日)
- 談話会記録:第866回(2012年12月2日)
- 年会記事:第64回年会記事(2012年10月6〜7日)
- 田中宣一「追悼 井之口章次先生」[111]
- 福田アジオ「追悼 西垣晴次氏」[111]
第275号(2013年8月31日)
- 小特集 民俗研究は文字文化をどう扱うか
- 小池淳一「文字文化を扱うことで民俗研究の視界はどのように広がるか ―文字の伝承と書物の民俗―」[1]
- 武井基晃「系図と子孫 ―琉球王府士族の家譜の今日における意義―」[14]
- 久野俊彦「修験道聖教典籍にみる書物の表象と機能 ―民俗学と書誌学―」[35]
- 渡部圭一「周縁の史料学の可能性」[58]
- 書評
- 徳丸亞木 高田照世著『祖霊と精霊の祭場―地域における民俗宗教の諸相―』 岩田書院(2012年3月)[73]
- 理恵子 岡田照子編著『瀬川清子―女性民俗学者の軌跡―』 岩田書院(2012年5月)[78]
- フォーラム:シンポジウム報告
- 「花祭りの継承からみた映像記録の意義」(2012年1月22日・名古屋大学)
- 佐々木重洋「花祭の継承と映像記録」[84]
- 北村皆雄「花祭 映像記録の継承」[91]
- 山ア一司「民俗芸能の伝承と保存 ―奥三河花祭りの現況から―」[97]
- 川村清志「民俗文化の映像化をめぐって」[104]
- フォーラム:学術交流報告
- アルブレヒト・レーマン(及川祥平・訳)「日独学術交流と日本への講演旅行 ―2010年9月―」[111]
- 学会記事
- 理事会記録:第29期第2回(2013年1月13日)・第29期第3回(2013年3月10日)
- 談話会記録:第867回(2013年3月10日)
第276号(2013年11月30日)
- 論文
- 増ア勝敏「大阪湾のイワシきんちゃく網漁業 ―その産業構造とネットワーク―」[1]
- 研究ノート
- 宮平盛晃「琉球諸島における動物・防除儀礼《シマクサラシ儀礼》の名称に関する研究 ―悉皆調査による新たな展開と問題―」[31]
- 小特集 京都で読む『先祖の話』
- 菊地暁「主な登場人物2 ―京大文化史学派の『先祖の話』受容―」[52]
- 角南聡一郎「墓石研究と民俗学 ―柳田以前・以後―」[69]
- 大野啓「竹田聴洲の祖先祭祀論」[85]
- 土居浩「ことはそれだけではないだろう ―高取正男の読み方思案―」[93]
- (コメント)
- 渡部圭一「『先祖の話』と竹田聴洲の民俗仏教研究」[103]
- 大谷栄一「竹田聴洲の「仏教」理解と方法論」[111]
- 林淳「戦後のアカデミック民俗学の東西」[116]
- 書評
- 花部英雄 阿部敏夫著『北海道民間説話<生成>の研究』共同文化社(2012年3月)[120]
- 波平恵美子 六車由実著『驚きの介護民俗学』医学書院(2012年3月)[124]
- 川島秀一 葉山茂著『現代日本漁業誌 ―海と共に生きる人々の七十年―』昭和堂(2013年2月)[129]
- 書誌紹介
- 小林忠雄 有末賢著『生活史宣言 ―ライフヒストリーの社会学―』慶應義塾大学出版(2012年8月)[135]
- 福原敏男 三重県編『三重県史 別編 民俗』株式会社ぎょうせい東海支社(2012年3月)[136]
- 内田忠賢 亀井好恵著『女相撲民俗誌 ―越境する芸能―』慶友社(2012年10月)[138]
- 内田忠賢 由谷裕哉編著『郷土再考 ―新たな郷土研究を目指して―』角川学芸出版(2012年2月)[139]
- 菅豊 鳥越晧之著『水と日本人』岩波書店(2012年2月)[140]
- 酒向伸行 田中久夫著『海の豪族と湊と』岩田書院(2012年12月)[141]
- 出口雅敏 長野隆之著『都市民俗論への序章』都市民俗学研究会(2012年12月)[142]
- 鈴木正崇 福岡県文化財調査研究委員会編『豊前神楽調査報告書 ―京築地域の神楽を中心として―』福岡県文化財調査研究委員会(2012年8月)[143]
- 鈴木正崇 松崎憲三著『地蔵と閻魔・奪衣婆 ―現世・来世を見守る仏―』慶友社(2012年9月)[144]
- 鈴木正崇 林承緯著『宗教造型與民俗伝承 ―日治時期在臺日人庶民信仰世界―』藝術家出版社(2012年10月)[145]
- 飯島吉晴 柴田純著『日本幼児史 ―子どもへのまなざし―』吉川弘文館(2013年1月)[146]
- 赤羽正春 戸門秀雄著『職漁師伝 ―渓流に生きた最後の名人たち―』農山漁村文化協会(2013年3月)[147]
- フォーラム
- 佐藤みどり「アメリカ民俗学教科書を分析する ―民俗の多様性と創造性―」[149]
- 学会記事
- 理事会記録:第29期第4回(2013年5月12日)・第29期第5回(2013年7月14日)
- 談話会記録:第868回(2013年5月12日=2012年度民俗学関係修士論文発表会)
第277号(2014年2月28日)
- 特集 日本民俗学の研究動向(2009〜2011)
- 鈴木正崇「研究動向に寄せて」[2]
- 岩本通弥「総論」[6]
- 《各論》
- 野地恒有「生業」[15]
- 安井眞奈美「出産・育児」[26]
- 土居浩「葬送・墓制」[33]
- 市川秀之「村落」[43]
- 中込睦子「家族・親族」[51]
- 倉石あつ子「年中行事」[64]
- 中西裕二「民間信仰」[72]
- 齊藤純「口頭伝承」[84]
- 久保田裕道「民俗芸能」[100]
- 《特論》
- 鈴木岩弓「災害」[113]
- 村上忠喜「文化財」[129]
- 藤井弘章「自然」[149]
- 《隣接学問との交流》
- 今里悟之「地理学と民俗学」[162]
- 理恵子「社会学と民俗学」[178]
- 時枝務「考古学と民俗学」[194]
- 伊藤純郎「教育学と民俗学」[206]
- 書評
- 真下厚 澤井真代著『石垣島川平の宗教儀礼 ―人・ことば・神―』森話社(2012年11月)[219]
- 上杉妙子 山口睦著『贈答の近代 ―人類学からみた贈与交換と日本社会―』東北大学出版会(2012年12月)[225]
- 朝岡康二 須藤護著『木の文化の形成 ―日本の山野利用と木器の文化―』未来社(2010年2月)[232]
- 湯川洋司 小椋純一著『森と草原の歴史 ―日本の植生景観はどのように移り変わってきたのか―』古今書院(2012年4月)[238]
- 書誌紹介
- 阿南透 関沢まゆみ編著『戦争記憶論 ―忘却、変容そして継承―』昭和堂(2010年7月)[244]
- 阿南透 中村孚美遺稿論文集出版委員会編『都市の祭り ―中村孚美遺稿論文集―』中村孚美遺稿論文集出版委員会(2013年4月)[245]
- 阿南透 鳥取県教育委員会事務局文化課編『県選択記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財「弓浜半島のトンド」調査報告書』鳥取県教育委員会(2012年11月)[246]
- 神田より子 中嶋奈津子著『早池峰岳神楽の継承と伝播』思文閣出版(2013年2月)[247]
- 鈴木正崇 パーシヴァル・ローエル著/菅原壽清訳・解説『オカルト・ジャパン ―外国人の見た御嶽行者と憑霊文化―』岩田書院(2013年2月)[248]
- 谷部真吾 足立重和著『郡上八幡 伝統を生きる ―地域社会の語りとリアリティ―』新曜社(2010年8月)[249]
- 菱川晶子 小倉美恵子著『オオカミの護符』新潮社(2011年12月)[250]
- 真鍋祐子 岩本通弥編著『世界遺産時代の民俗学 ―グローバル・スタンダードの受容をめぐる日韓比較―』風響社(2013年2月)[252]
- 飯倉義之 常光徹著『妖怪の通り道 ―俗信の想像力―』吉川弘文館(2013年7月)[253]
- 阿部友紀 長谷部八朗編著『「講」研究の可能性』慶友社(2013年5月)[254]
- 米屋陽一 酒井董美著『山陰のわらべ歌・民話文化論』三弥井書店(2013年6月)[255]
- 樽井由紀 山本早苗著『棚田の水環境史 ―琵琶湖辺にみる開発・災害・保全の1200年―』昭和堂(2013年2月)[256]
- フォーラム:総会報告
- 第29期理事会「一般社団法人への移行について」[257]
- 第29期理事会「理事選出方法の改定について」[259]
- 学会記事
- 理事会記録:第29期第6回(2013年9月8日)・第29期第7回(2013年10月12日)
- 第65回年会評議員会議事録(2013年10月12日)
- 第65回総会議事録(2013年10月12日)
- 第33回研究奨励賞審査委員会報告(2013年10月12日)
第278号(2014年5月31日)
- 論文
- 島村恭則「フォークロア研究とは何か」[1]
- 金子祥之「災害格差を均衡化する仕組みとしての水利慣行 ―利根川下流域・布鎌地域における水害受容の論理―」[35]
- 研究ノート
- 宇田哲雄「民俗学における産業研究の沿革と重要性について ―産業民俗論序説―」[69]
- 松尾あずさ「一九八〇年代以降の門中ブームとその背景」[85]
- 書評
- 梅野光興 斎藤英喜著『いざなぎ流 祭文と儀礼』法蔵館(2002年12月)[106]
- 須藤護 朝岡康二著『雑器・あきない・暮らし―民俗技術と記憶の周辺』慶友社(2011年8月)[112]
- 真鍋昌賢 野村典彦著『鉄道と旅する身体の近代―民謡・伝説からディスカバー・ジャパンへ』青弓社(2011年10月)[117]
- 松本孝三 阿部幹男著『東日本貞任伝説の生成史―鎮魂の系譜』三弥井書店(2012年10月)[124]
- 中山和久 新堀歓乃著『近代仏教教団とご詠歌』勉誠出版(2013年5月)[130]
- 書誌紹介
- 久野俊彦 大島建彦著『十方庵の遊歴と民俗』三弥井書店(2013年6月)[138]
- 大本敬久 山田慎也・国立歴史民俗博物館編『近代化のなかの誕生と死 ―歴博フォーラム民俗展示の新構築―』岩田書院(2013年3月)[139]
- 阿南透 有末賢・内田忠賢・倉石忠彦・小林忠雄編『都市民俗基本論文集』(全4巻、別冊2巻)岩田書院(2009〜2012年)[140]
- 大本敬久 菊地和博著『シシ踊り ―鎮魂供養の民俗―』岩田書院(2012年10月)[141]
- 佐野賢治 奥村隆彦著『十三仏信仰と大阪の庚申信仰』岩田書院(2010年10月)[142]
- 阿南透 石井研士・國學院大學研究開発推進センター渋谷学研究会編『渋谷の神々』雄山閣(2013年)[143]
- 巻山圭一 千曲市教育委員会生涯学習文化課文化財係編『長野県千曲市武水別神社大頭祭民俗文化財調査報告書』千曲市教育委員会(2010年3月)[144]
- 内田忠賢 坂野徹著『フィールドワークの戦後史 ―宮本常一と九学会連合―』吉川弘文館(2012年12月)[145]
- 佐野賢治 芹沢知広・志賀市子編『日本人の中国民具収集 ―歴史的背景と今日的意義―』風響社(2008年3月)[146]
- 鈴木正崇 小松和彦著『「伝説」はなぜ生まれたか』角川学芸出版(2013年3月)[147]
- 鈴木正崇 市川秀之著『「民俗」の創出』岩田書院(2013年7月)[148]
- 鈴木岩弓 川村邦光著『弔い論』青弓社(2013年2月)[149]
- フォーラム
- 柳田賞委員会「柳田賞について」[150]
- 学会記事
- 理事会記録:第29期第8回(2013年11月10日)
- 談話会記録:第869回(2013年7月21日)・第870回(2013年9月8日)
- 第65回年会記事
第279号(2014年8月31日)
- 論文
- 石本敏也「棚田稲作の継承」[1]
- 小特集 無形文化遺産政策のホットスポット・中国
- 菅豊「文化遺産時代の民俗学―『間違った二元論(mistaken dichotomy)』を乗り越える」[33]
- 陳勤建「民俗学者と現代中国の無形文化遺産保護」(西村真志葉・訳/室井康成・校訂)[42]
- 葉濤「中国民俗学会と中国無形文化遺産保護の業務」(西村真志葉・訳/室井康成・校訂)[48]
- 陳志勤「地方の無形文化遺産保護およびその多様な主体の役割について ―「紹興舜王廟会」を例に―」(西村真志葉・訳/室井康成・校訂)[54]
- 施愛東「無形文化遺産保護運動において民俗学が直面する諸問題」(西村真志葉・訳/室井康成・校訂)[59]
- 書評
- 永松敦 松尾恒一著『物部の民俗といざなぎ流』吉川弘文館(2011年6月)[67]
- 高桑史子 大城公男著『八重山 鳩間島民俗誌(琉球弧叢書26)』榕樹書林(2011年8月)[72]
- 加藤幸治 真野俊和著『日本民俗学原論 ―人文学のためのレッスン―』吉川弘文館(2009年9月)[78]
- 室井康成 福田アジオ著『現代日本の民俗学―ポスト柳田の五〇年』吉川弘文館(2014年1月)[82]
- 新谷尚紀 今井昭彦著『反政府軍戦没者の慰霊』御茶の水書房(2013年6月)[87]
- 書誌紹介
- 福澤昭司 倉石忠彦著『道祖神と性器形態神』岩田書院(2013年12月)[92]
- 濱千代早由美 櫻井治男著『地域神社の宗教学』弘文堂(2010年12月)[93]
- 稲村務 比嘉政夫監修『森とともに生きる中国雲南の少数民族 ―その文化と権利―』明石書店(2014年3月)[94]
- 久保田裕道 高倉浩樹・滝澤克彦編『無形民俗文化財が被災するということ―東日本大震災と宮城県沿岸部地域社会の民俗誌』新泉社(2014年1月)[95]
- 阿南透 鹿角市教育委員会編『花輪祭り』鹿角市教育委員会(2013年3月)[96]
- 鈴木正崇 小島美子・薦田治子・沢井邦之・角美弥子・中山一郎編『イタコ 中村タケ』アド・ポポロ(2013年11月)[97]
- 鈴木正崇 上村遠山霜月祭保存会『遠山霜月祭〈神村〉』飯田市美術博物館(2008年3月31日)[98]
- 鈴木正崇 宮本袈裟雄著『里修験の研究 続』岩田書院(2010年10月)[99]
- 内田忠賢 丸山泰明著『渋沢敬三と今和次郎 ―博物館的想像力の近代―』青弓社(2013年12月)[100]
- 内田忠賢 大島佐知子著『老農・中井太一郎と農民たちの近代』思文閣出版(2013年12月)[101]
- 鈴木岩弓 天江富彌・編集/渡邉愼也・翻刻『仙臺郷土句帖』金港堂本店取扱(2013年11月)[102]
- 学会記事
- 理事会記録:第29期第9回(2014年1月12日)・第29期第10回(2014年3月9日)
- 第65回年会総会議事録補遺(2013年10月12日)
- 談話会記録:第871回(2013年11月10日)・第872回(2013年12月15日)・第873回(2014年3月9日)
- 喜多村理子「追悼 石塚尊俊先生」
第280号(2014年11月30日)
- 論文
- 高橋史弥「炭鉱労働者の友子の墓における墓石情報の変化について ―三笠市幌内墓地・弥生墓地の友子の墓より―」[1]
- 伊藤茜「地域社会に生きる里修験 ―親子二代の代替わりを事例に―」[36]
- 書評
- 菅豊 板垣貴志著『牛と農村の近代史―家畜預託慣行の研究』思文閣出版(2013年12月)[70]
- 須藤護 野本寛一・三国信一著『人と樹木の民俗世界―呪用と実用への視角』大河書房(2014年1月)[75]
- 野沢謙治 倉石忠彦著『身体伝承論―手指と性器の民俗』岩田書院(2013年9月)[81]
- 村上忠喜 金賢貞著『「創られた伝統」と生きる―地方社会のアイデンティティー』青弓社(2013年9月)[86]
- 及川祥平 河野眞著『民俗学のかたち―ドイツ語圏の学史にさぐる』創土社(2014年3月)[93]
- 花部英雄 永池健二著『逸脱の唱声 歌謡(うた)の精神史』梟社(2011年9月)[98]
- 書誌紹介
- 村上忠喜 河原典史編『カナダ日本人漁業移民の見た風景―前川家「古写真」コレクション』三人社(2013年3月)[103]
- 飯倉義之 国立歴史民俗博物館+常光徹編『河童とはなにか―歴博フォーラム 民俗展示の新構築』岩田書院(2014年3月)[104]
- 中山和久 四国地域史研究連絡協議会編『四国遍路と山岳信仰』岩田書院(2014年1月)[105]
- 俵木悟 橋本裕之著『舞台の上の文化―まつり・民俗芸能・博物館』追手門学院大学出版会(2014年2月)[106]
- 濱千代早由美 千葉県神社庁「房総の伊勢信仰」企画委員会編著『房総の伊勢信仰―第六十二回神宮式年遷宮奉祝』雄山閣(2013年9月)[107]
- 板橋春夫 田中宣一著『名づけの民俗学―地名・人名はどう命名されてきたか』吉川弘文館(2014年3月)[108]
- 阿南透 香月洋一郎著『景観写真論ノート―宮本常一のアルバムから』筑摩書房(2013年10月)[109]
- 篠原徹 厚香苗著『テキヤはどこからやってくるのか?―露天商いの近現代を辿る』光文社新書(2014年4月)[110]
- 刀根卓代 瀬川清子/瀬川清子研究会・制作/岡田照子・監修/刀根卓代・解説『採集手帖(沿海地方用)、郷土生活採集手帖 全24冊』岩田書院(2014年2月)[111]
- 佐藤敏悦 今井敬潤著『栗(ものと人間の文化史166)』法政大学出版会(2014年6月)[112]
- 山田慎也 神田より子編『鳥海山麓遊佐の民俗 上下巻』遊佐町教育委員会(2006年)[113]
- 鈴木岩弓 吉川和子・吉川國男編『黒沢尻ヌルシヤの分蜂』関東図書株式会社(2014年1月)[114]
- 鈴木正崇 渡辺伸夫著『椎葉神楽発掘』岩田書院(2012年6月)[115]
- フォーラム
- 塚原伸治「日本文化人類学会50周年記念国際研究大会(IUAES 2014 with JASCA)参加記 ―日本民俗学会招待パネルを中心に―」[116]
- 学会記事
- 理事会記録:第29期第11回(2014年5月11日)・第29期第12回(2014年7月13日)
- 日本民俗学会会員の属性、帰属意識の多様性の尊重に関する声明
- 談話会記録:第874回(2014年5月11日)
- 大津忠男「追悼 藤田稔先生」
- 佐野賢治「追悼 武田正氏(1930−2013)」
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